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2022年最後の教室の日

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2022年も残すところ数時間となりました。 本年も当ヨーガ教室をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。 わずかでも皆さまのヨーガのお役に立てたのであれば、幸いに存じます。 いえいえ・・・(笑)、一番活躍したのは猫! ロージーかもしれませんね。 ロージーが教室にフラッと訪れただけで、皆さまの緊張がほころび笑顔になるのですもの。 今年のレッスンは、個人指導で終わりを迎えました。 夕方前に、最後の個人指導の生徒さんとレッスン最後に合掌をして深呼吸で2022年の教室を閉じることができました。 ありがとうございました。 2023年も畠山桂子ヨーガ教室をご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 皆さまのご健勝とご多幸をお祈りして、今年最後のご挨拶とさせていただきます。

リーダーシップは身体から(Sさんのヨーガ個人指導体験記)

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私は2022年の12月に、 ヨーガ個人指導 を5回コースで受けました。 その体験を文章にしました。 今後個人指導を受けようと考えている方の参考になればと思います。 きっかけ 今年の4月、自分の勤める会社が買収され、ホールディングスのグループ会社になりました。 それまでは部長職に就いてましたが、買収をきっかけに取締役になりました。 そのとき先生から、「社員を率いていくリーダーシップを行使するためには身体的土台が重要」とのことで、5回コースで個人指導に取り組むことに決めました。 経過 〜1回目〜 「リーダーたるもの腰を強化する必要がある」 ということで、骨盤から脚を動かす動作、骨盤を柔軟にするための運動を、腰の向きの矯正を目的に実施しました。 〜2回目〜 1回目とほぼ同じ動作をしました。2回目を終えたあたりで、本来あるべき方向に腰が定まってきたように感じました。 しかし、これまでの身体が前のめりで 腰の力が抜けていた ため、使われていなかった腰の筋肉が動き始めたことで筋肉痛のような感覚が生じました。ここは、身体が変化していく際の通過点です。冷静に堪えなければなりません。 〜3回目〜 脚と骨盤の運動に加え、3回目からは上半身の向きを調整する運動が加わりました。これにより、下半身の変化に上半身が対応できるようになったことで、腰筋が筋肉痛になることはありませんでした。 〜4回目〜 腰の力で力強く且つ繊細に立つ。このワザを身につけるため、 お尻の筋肉を目覚めさせる難易度の高いトレーニングを行いました。 教えていただいた動作を朝と晩に自宅でもやって、必要な筋肉が定着するように心がけました。 〜5回目〜 コース最後の個人指導。今までのおさらいと、腰を使って立つための脚の使い方、体の向き、お尻の力の入れ方を教えていただきました。そうして 立ってみると、身体の力は抜いているはずなのに上半身に力がみなぎってきて感動しました。 ただ立つだけなのですが、今まで 全く意識せずただ立っていた だけだったと気がつきました。 以下、個人指導を受けた結果の自分自身の変化点を、身体面・精神面・仕事のパフォーマンスという観点で整理しました。 身体 ・腰と胸の向きが調整された事で、身体が若返ったように元気になりました。呼吸をした時に胸が弾むようになりました。 ・歩くと腰にバネができたように感じられて、身体が

魂の情熱は、時間ニモマケズ距離ニモマケズ

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今年は日曜日のクリスマでした。 夕暮れがおしせまるなか運転していると、個人指導を終えた生徒さんから「無事に新幹線に乗りました」とメールが届きました。 西日本へ向かう新幹線の車窓を横目にメールを打っている姿が目に浮かび、安堵の笑みがこぼれました。 個人指導のため、遠路をお越しくださる方の帰路は私自身の帰路でもあります。 心の落ち着きを保ったまま無事に帰れますように。 時計を見ては「もうそろそろ着いたかなぁ・・・」と考える習慣は私の一部となり、気づけば20年以上がたちました。 お帰り際では、ギリギリまで水の入ったボウルにお豆腐を入れて小さな子どもなは持たせるような、そんな親心になります。 途中で水をこぼしてしまわないように、お豆腐を落として崩してしまわないように、両手でしっかり抱えながらお家にたどり着けるように。 そう祈る気持ちです。 さて、当教室には西日本へ向かう新幹線と同じ時間をかけて西東京から通ってこられる生徒さんがいます。 雨ニモマケズ風ニモマケズのように物理的なハンデを超えて。 そんな情熱を秘めた生徒さんのヨーガ個人指導6回コースが、クリスマスを目前に無事終了いたしました。 一般には、家から近い方が良い、最短、時間がかからない方が良いといった価値観があります。 しかし、距離や時間が人間の心を育ててくれる場合があります。 自分の心を育て、魂と融合するまで意識を高めていくヨーガにおいては尚さらです。 距離や時間といった物理的な障壁にめげず、逆にそれを管理できるようになったとき、外界に気分をコントロールされる弱き立場を克服できます。 そうして人は強くなっていくのです。 自分の足で通ったことから身についた強さが、あなたを裏切ることは決してないからです。 個人指導6回を終えて、今実感していることは「忍耐力」がついたことです。あきらめない、投げ出さない、そして受け入れる「力」です。 指導が始まるまえ、自分の課題を2点掲げました。1つは、妄想からの恐怖心の克服 もう1つは、人間関係を良好にさせることでした。 個人指導の初日、先生は「◯◯さんのヨーガを始めます」と仰いました。その神聖な言葉から、学びのスイッチが入りました。 自分の身体を客観的に観られるように、自分の身体を意識的に使えるように。基礎の姿勢を作るレッスンが始まりました。グループレッスンでは伝えきれない細かい動きを

子どもの顔をした大人の魂

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当教室に、お母さまのお腹の中にいたときからヨーガを学んでこられた7歳の女の子がいます。 実はこちらの生徒さん、大人の私たちが見習いたいヨーガの道の在り方をすでに身につけています。 そんなヨガガールのヨーガの動機は、「神さまとつながって神さまの仕事をするため」。 「私もマイケル・ジャクソンみたいに神さまから届いた歌を歌うように、神さまの絵を描いてみんなを幸せにしたい」 「戦争をしている人たちも本当はしたくないかもしれない、だから「もうやめよう」って言って許しあってみんなが仲良くできるように」 「心には裏と表があるから、自分で良い方を選ばなければならない」 これは、子ども哲学と題して精神世界の勉強を2人でしたとき彼女からきいたことです。 私は「どうして心に裏と表があることを知っているの?」と尋ねました。 「なんとなく」と首をかしげながら答えた様子から、すでに7歳にして誰に習わずとも心について知っていることが伺えました。 子どものうちから神、魂という言葉に反応し、精神世界の視野をそなえた子がいます。 子どもがどんな資質をもって生まれたのか、大人が気づいてその資質をもとに人格形成していく機会を提供してあげることは子どもへの何よりのギフトです。 幸いにも、お母さまがヨーガが生き方の一部になっているため、お腹のなかにいたときからヨーガに親しむことができたヨガガール。 その境遇を選んで生まれてきたのでしょう。 ヨーガの正しい動機をもってヨーガを実践している彼女は、私たち大人にとってヨーガの先輩です。 教室でレッスンをご一緒したら、彼女の立ち居振る舞いをご覧になってみてください。 肉体年齢は7歳ですが、魂年齢は大人の私たち以上であることがレッスンに対する姿勢からわかりますよ。

ヨーガを始めて半年たって気がついたこと、変わったこと

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当教室の特徴は、「遠方から生徒さんが集う教室」です。 昨年より地元の方にもご利用いただけるようになりましたが、コロナ禍以前は飛行機や新幹線を利用していらっしゃる方々ばかりでした。 JR沿線ではない当教室は、関東近郊の方でも片道1時間半〜2時間かかります。 かつての私も、遠路はるばる先生のもとへ通っておりましたので、片道2時間のお気持ちはよくわかります。 だからこそ、1回のレッスンや講座を実りあるものにしてほしいと心から思います。 通うその時間さえも、単なる移動ではなく「実践」になるように! さて、都内から1時間半かけてヨーガのグループレッスンに毎週通われる女性の生徒さんがいらっしゃいます。 当教室を利用され半年経過した今、ご自身にどのような変化が起きているか、まとめてくれました。 どのような変化を体験されたのでしょう?   ・これまで、「いかに無意識な反応、無意識な言動をしてきたか」、「いかに感情に振り回されてきたか」ということに気がついた。 ・姿勢を正すと、自分を律するモードになることに気がついた。 ・ゆっくり呼吸をすると、気持ちが落ち着くことに気がつき、ピンチのときは呼吸に意識を合わせるようになった。 ・これまで苦しかったのは、自分中心に考えていたからで、他の人にどうぞと思って行動すると楽に生きられる「感触」が得られた。 ・無駄な買い物をしなくなった。 ・嫌なことがあるとお酒をたくさん飲んで気を紛らわせていたが、あるとき、お酒を飲みすぎて自分の意識を濁らせたくないと感じ、飲む量を減らすようになった。 ・体重は減っていないが、周りの人たちから「やせた」「首が伸びた」と言われる機会が増えた。 ・以前より、自分の姿勢を正そうとしたり、自分の言動に意識的を向けるようになった。 ・客観視を持とうという意識を実生活に取り入れようと努力するようになり、感情にのまれていると気づくようになった。 ・朝の通勤電車でゆっくり呼吸し、感謝の気持ちを自分や世の中に向けると落ち着いた平和な気分になって気持ちがよいので、そのような習慣を取り入れるようになった。 ある日の帰り際、生徒さんが「先生の「覚醒のヨーガ」をもう7回読みました」と言われました。読むたびに解釈が変わり、理解が深まってくるとおっしゃったことを覚えています。 精神世界の学びは、高度な知識を学んだ方が成長するのではないかと一般に

内側の成長のバロメーター「言葉」

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「自分の内側」「内面の自分」 漠然と捉えどころのない、けれども自分を指す一部があります。 それがどこなのか具体的にわかっていなくても、誰もが何となく感覚的に理解しています。 この手にとるように実感できない部分を育てる分野が「精神世界」 その知識と実践法、実際の取り組みのことを「ヨーガ」と言います。 では、鏡を見てわかるように実感できないその部分の成長を、どのように計り知ることができるでしょうか? それは、自分から発する「言葉」です。 メールの文章、対話の言葉づかい、自分の知っていることを説明するとき、自分の気持ちを伝えるとき、感覚的にわかっていることを具体的な言葉にするとき。 これらに「自分の内面」が現れます。 言葉は、霊的に進化していく過程で発達させていかなければならない条件です。 そのため精神世界ゼミ入門コースでは、講師が一方的に話すセミナー形式ではなく、参加者に話す機会が提供されるゼミ形式を採用しています。 ヨーガレッスンでは実践することのできない「対話」「講師からの質問に対する応答」「思考を使って考える」「理解する」 このような心のトレーニングに取り組みます。 日ごろ何となく意識せず発している言葉を、意識的に自分から発する。 これは、あえて自分にそのトレーニングを与えないと実践できません。 家族や友達、パートナーとの会話にあるように、人は慣れ親しめば親しむほど「アウンの呼吸」になってしまうからです。 言葉は、単にベラベラと話せればいいというものでもありません。 言葉を発するときの姿勢、表情、呼吸、間の取り方。 そして何より重要なことは、言葉を発する自分、自分の話す言葉を客観的に観ていられるかどうかです。 話すことが苦手、言葉をうまく発することができない、相手に伝わるように話すことができない。 話すことが苦手だと自覚されている方は、ぜひ、「言葉」に取り組んでください。 「言葉」を使えるかどうかは、今の自分を超えていくかどうかの分岐点です。 言葉は、内面の状態、精神的成長のバロメーターです。

本気の人こそ入門から

9月にスタートした精神世界ゼミ入門コースの3つのコースのうち、1つのコースが昨日23日にいち早く終了しました。 ご感想を寄せていただきましたので紹介いたします。 「精神世界ゼミ」入門コースでは、「覚醒のヨーガ」の内容を、先生が言葉を噛み砕きながら丁寧な解釈を交えて講義をしてくださいました。 全 4 回を終了した今、ここに書かれている「宇宙の智恵」について、未だ全てではありませんが、自分なりに納得し、以前より深く理解が進んだように思っています。 自分だけでは自己流の解釈となり、内容の本質についての正しい理解が出来ないままでいたであろうと思います。 改めて、解釈が難しい「精神世界」について、丁寧に説明し正しい方向へ導いてくださる先生は、とても大きく有難い存在であると思いました。   また、共に学ぶ方々の講義の感想や思いなどを聞いて、共感を覚えたり時には気づきがあったり、ゼミ形式の良さが感じることが出来ました。 「魂で生きる道」を目指す、という共通の思いを持つ方々との出会いは、私にとって大変貴重であり、この先もこのご縁を大切にしていきたいと思っています。 今回ご指導いただいた畠山先生、一緒に学んだゼミ生の皆様に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。 50代/女性/議員秘書 入門コースだから初心者が学ぶのだろうと想像されると思いますが、今回はすでに学んでこられた方々ばかりでした。 20年以上学んでこられた方をはじめ、ヨーガ指導者やカウンセラーといったプロの方々も。 ご職業もさまざまで経営者や役員、秘書の方など多忙なスケジュールをこなす方々も。 なぜ、長きにわたって学ばれたのに入門なの?! タイトなスケジュールを日々こなすビジネスの世界の人が、どうして精神世界を学ぶの?! はたから見ればそう思われるかもしれません。 精神世界の知識(知恵)は、別名「高級な知識」と言われます。 ですから、トップの立場にある方こそ本当は必要なのです。 人間的深みがものをいう世界だからです。 物事を本質的に知り、本質的に語ることができなければ大衆と同じです。 俗世間は、本質的よりも感覚的ですから本質を見極める目を養うことができません。 だから、精神世界なのです。

精神世界ゼミ入門コースを終えて「ショック!」

精神世界ゼミ「入門コース」を完走された参加者の皆さま、お疲れ様でした! 今日は、参加者の方から届いたお声を紹介させていただきます。 精神世界を学んでいる多くの方が共感されるのではないかと思います。 入門前、私は4回終えた自分は今よりきっと何かが変わっているはずと、安易な期待を 膨らませていました。 しかし、学んでいくうちに、 精神世界について情報や知識を得てもやるべき事があって、それを実践し続けることが必修 ということが、よく分かりました。 感覚派の自分にとって “何となく” の理解では、行き詰まりの結果になる ことは、当然だと思わされました。 安易な期待が崩れたことに多少ショック?   自分の愚かさに落ち込みもありましたが、気づかせていただいた先生に大感謝です。 そして先生の著書、『覚醒のヨーガ』を一人では読解しきれなかった意味、知識をより詳しく教えてくださり本当によかったです! 40代/女性/会社員 精神世界の学びやヨーガのレッスンを始めたばかりの方に、知っておくと良いことが一つあります。 それは、 過度な期待と勝手な想像、先入観を抱かずに始めること です。 「見えない世界」と精神世界が言われるように、まだ目覚めていないこの目では認識できない世界、知覚できない意識、理解できない知識があります。 手探りで掴むように学ばなければない初歩の段階で、「学べば変わる」「ヨーガのレッスンを受けたら変わる」などと漠然とした自分の姿を思い描くことは失敗のもとなのです。 「インドに行けばヨーガがわかる」と漠然と思うことと同じです。どちらもあてが外れます。 想像した通りに自分がなっていないと、ショックを受けて落ち込むのは初心者の壁です。 このとき適切なアドバイスがないまま自分一人だと、落ち込みからネガティブな考えが湧いてきて、やがて諦めのパターンになります。 ショックを受けてしまうのは、自分の足元が見えていないからなのです。 ここをしっかり初歩の段階で自覚することができれば、ショックの心は学ぶことに対する謙虚さに変わりますよ。 初めの頃は、誰もが漠然としたイメージで着手します。 実際に学び始めると、それは大いなる錯覚だったこと、自分の勝手な想像だったことにだんだん気づいていくようになります。 ですから、謙虚な人間になっていくのです。 自分の思い込みに早期のうちに気づき、地に足の着い

Mさんのヨーガレッスン日誌

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私たちがヨーガに出会うとき。 それは、自分より先に始めた誰かの経験を知ることがきっかけになります。 誰かのブログに出会い、ヨーガの体験談を読んだり、誰かの話を聞いたりしながら、まだヨーガを知らない自分とヨーガの距離を縮めていきます。 そんなことを繰り返しているうちに、気づけば自分もヨガマットに座ってる・・・。 このような道のりでヨーガに出会い始められた方、きっとたくさんいらっしゃいますよね。 Mさんのヨーガのご経験が、どなたかの夢を実現するきっかけになりますように。 レッスン日誌   今回は、私にとって初めての2名でのグループレッスンでした。 明らかに教室のスペースは広く感じられ、いつにもまして静寂を感じる中、いつものようにレッスンが始まりました。 スタートしてからそれ程経たないうちに感じたのは、レッスンへ引き込まれる身体の感覚がとても急で、自分の意識が追いつかないということです。 とても説明しにくいのですが、身体の方が先へ先へと集中に向かっているという感じでしょうか。 その集中力と感覚はいつもとは格段に違うもので、身体はスムーズに動きながらも、とても驚いている自分がいました。 身体の一つ一つの動きと反応に、驚きつつとても丁寧に向き合ったためか、終わった後には少し身体の疲れを感じながらも、何とも言えない達成感がありました。   ヨーガのレッスンでは、スペースの広さや人数にかかわらず、集中力が保たれていることが理想ですが、今の私は未だ、後方にいれば前の方の動きが目に入り、人の呼吸が聞こえると、自分も呼吸しなくてはなどと、思考が浮かんできて、その集中が途切れてしまうことがあります。 しかし、いつもより少ない人数という物理的な条件はありながらも、今回私が集中力を途切らさず保つことが出来たように感じ、また、冒頭に表現しましたがその感覚もいつもとは違った、と感じたのはなぜなのか? レッスン後に先生が、「今日ご一緒した方と私の、ヨーガへ向かう気持ちや姿勢、思いの熱量が作用して、高い集中力とこの場の雰囲気を作り上げたのです。 それはその場の人数などとは関係ないです。」というような説明をしてくださり、これが「違うと感じたのはなぜか?」という問いの答えだと、とても腑に落ちました。   レッスンでは毎回違った出会いがあり、それゆえに、そこには期せずして作られるもの、成り立つものがあると

精神世界を学ぶと増えていく感謝の理由

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9月からスタートした精神世界ゼミ「入門コース」 は、現在3つのコースが同時進行しています。 先日、2回目のオンラインコースを控えたYさんから、初回のコースに関するこのようなお声が届きました。 自分でもいちばん驚いてることは、 仕事で気持ちが乱れることがかなり減ってきて、 お客様からの感謝の言葉が増えたり 会社からも評価されるようになったことです。 これは何が起きてるんだろう…? と思いながら、そのうちその答えが実感できたらいいなと思っています^^ お声をいただきありがとうございます。では、「精神世界の知識(智恵)を学ぶ意義」から答えに近づいてみましょう。 魂は、魂の次元の刺激によって目覚める。という知識があります。 このことから精神精神を学ぶ意義を、このように理解できます。 魂の次元の智恵で魂を目覚めさせるため、そして、利己的から魂の利他的な生き方へと意識的に移行していくためです。 では、魂の目覚めの刺激にするためには、どのように学んだらよいのでしょうか? それは、精神世界の次元の知識をそのまま取り入れるのではなく、一度希釈して自分の次元に置きかえて理解する方法で学びます。 この希釈が、講師です。 希釈を通さないで、そのまま学ぶとどうなるのでしょうか。 日常から大きくかけ離れた文章で自分の想像が追いつかないと、頭の中に「?はてなマーク」が浮かんできます。 すると、脳とマインドは理解しようと働かなくなる、思考停止といわれる状態になります。 この状態に陥らないように、希釈役の講師は細心の観察力を受講者の反応に向けていなければなりません。 そうしながら、知識を日常の身近な例に置き換え、想像できる言葉で解説していきます。 自分ごとに置き換えて想像できれば、自分の中から理解が生じてくるからです。 自分の中から理解が生じてくると、あることが起きます。 感動という体感、魂の反応です。 この感動は、ものごとのとらえ方、認識、利己を利他の精神に変換する力です。 利他の精神になればなるほど、利他の精神が自分に返ってきます。 Yさんが、まわりから感謝されることが増えたのはこの現象でしょう。 自分が発したものが自分に跳ね返ってる、という法則です。 魂にとっての救済は光。 光を私たちの次元に希釈すると智恵。 魂の次元の智恵を自分ごとととして理解できたとき、その理解は魂とつながるコネクターにな

千年先に続く「We Are the World」

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いつからだったか記憶がないのですが、その日を機にマイケル・ジャクソンという存在が私の中に入ってくるようになりました。 それからというもの、マイケル・ジャクソンについて知ることができるブログや本を探し、図書館にまで足を運んで探しました。  もっと知りたい。この衝動は、自分でも不思議でした。 生前のマイケルのファンだったかというと、そうではありませんでした。 それなのに今こうして彼の生き方を知り、彼の曲の意味を知り、涙し、成し遂げた偉業を知れば知るほど、生きているときに会っておきたかったと悔やむようになりました。 彼は聖者、ヨギだと思うからです。 ヨギは、ヨーガの世界の人に特定されるものではなく、霊的人間の生き方を実践している人を指します。 そして、天界の意図を物質界に具現化する人。 彼だけではなく、皆がその一人であることをメッセージする人。 昨夜、ふと「We Are the World」が頭の中でハミングしました。 YouTubeでさっそく曲を探して聴いてみました。 当時よりも現在の方が、曲の内容を自分の思想として聴ける人が増えているのではないでしょうか。 世界の意図は、影響力のある人間を通して天界の理想を地に降らせ、一般大衆の意識に投げかけます。 雫がやがて岩になるように少しずつでも、その影響力は人知を超えた偉大な力で、やがて天から地の世界共通の思想になっていきます。 この天の計らいが見えてきます。 We Are the Worldは、時代を超えて人々の魂を刺激する天の声として遺っていくのでしょう。 熱い涙、その一雫が魂の目覚めの甘露・・・ youtube.com 魂は、声と言葉に現れる。 マイケルの声の透明感に癒されています。 youtube.com

ヨーガ教室のトゥルシー、ヨーガの聖地リシケシへ旅立つ

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  当ヨーガ教室で咲くホーリーバジル。 伸びすぎてきたため一度カットしましたが、また伸びてきた様子です。 今夏は、ステキな巡り合わせがありました。 遠い知人から「紹介したい女性がいる」と連絡があり、東京駅で待ち合わせすることに。 そこに現れたのは、リシケシから一時帰国中の可愛らしい女性の方(Yさん)でした。 Yさんのご実家は中国地方ですが、帰国中はお兄様の単身先の千葉に一時滞在しているとのこと。 しかし、千葉といっても範囲は広い。 それがなんと私の家から電車で30分という近距離が好機となって、Yさんの帰国中に2度お会いでき、インドに戻る前日にもお見送りできました。 Yさんから伺う現在のリシケシは、私が滞在していた頃に比べ発展している様子が伺えました。 しかし変わらないのはヨーガ事情。 インドに行ったからといってヨーガがわかるようになるわけではないことは、私が滞在していた頃と変わりません。 場所を変えれば自分が変わるわけではないことと同じように、ヨーガは物理的な条件によって成し遂げられていくわけではないのです。 インドに行くことも一つの選択肢ですが、絶対的ではありません。 自分自身のヨーガに対する動機、ヨーガの目的意識が結果を左右するからです。 あの小さな街が迷路のように見えます。 袋小路で悩んでいるたくさんの魂が見えるようです。 魂の救済はただ一つ、光、それは智恵。 リシケシにトゥルシーが咲いて、迷いのエネルギーが智恵に昇華されていったらいいなぁと常々考えていました。 想いは必ず実現されるもの人と人の出会いによって。 昨日リシケシに戻って行かれたYさんに、当教室で咲いたトゥルシーの種をたくしました。

Eさんのヨーガレッスン体験記

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今日は、6月から当教室でヨーガを始められたEさんのレッスン日誌をご紹介いたします。 心と体の反応を観る。 この観察の意識を持続させていくヨーガを通して、Eさんの心情が、暖かさから感謝へ安心感へと変わっていく様子が文章から伝わってきます。 ※ 心と体の反応、認識のあり方は千差万別。 Eさん、手記をシェアしてくださり、ありがとうございました。 初めに、マットの上に仰向けになりました。 片方の手のひらを下腹部に乗せ、もう片方の手のひらは、小指を瞼の上に乗せるようにしておでこに乗せます。 呼吸をしていると、手のひらから血の流れや体の動きを感じました。 手の暖かさで体が緩んで、安心してくるのがわかります。  次は、みぞおちに手のひらをのせました。 おでこに乗せた手は、喉にのせて呼吸しました。 吸う時は、肩から首の筋肉が少し動き、胸が広がって鎖骨の動きを少し感じます。 吐く時は、肩から首までの筋肉が少し緩んで、鎖骨が沈んでいきます。 みぞおちにのせた手が、呼吸と一緒に動いていることを感じることが出来ました。 手の暖かさでみぞおちが暖まり、少し普段の疲れが取れていくのがわかります。 心臓のあたりに両手を重ねました。 心臓の鼓動や動きが手からつたわり、血液が流れる振動が感じられました。 体の流れ、自分の体が動いてくれていることを感じ、体への感謝を思いました。  仰向けから体を起こし、座って合掌しました。 祈りと感謝の気持ちで目を閉じます。 広い心の奥底まで高いところから見渡せる、そんな自分になったような感覚でいました。 すると先生が、「自分で自分をただ観ている、この観ている自分に意識を合わせていく」と仰ったのが聞こえてきました。 座って合掌している自分が、実際にどんな姿勢でいるのか想像してみました。 心を見渡せる場所で自分を観ている、そんな自分がいるのを感じました。 そうすると、だんだんと自分の体の2mか3mくらい外側に、自分を包む丸い自分の意識のような何かがわかり、その丸の中でただ集中している自分がいるのを感じました。  その意識でヨーガを続けていると、目を閉じているのに、一緒にレッスンを受けている方の動きが感じられました。 動きの速度は違えど同じ動作をしている「一体感」のようなものを感じます。 それぞれが自分と向き合い、集中していることもわかりました。 心地良さ、安心感を、自分