投稿

2020の投稿を表示しています

レモンを美味しいレモネードにするマインドの力

イメージ
精神的な本を読んでいると「人間の力は神と同じである」 という一文を見たことはありませんか。 表現が極端になると自分のこととして考えられなくなりますよね。 なぜ、このように精神世界の表現は非日常的なのでしょうか。 精神世界の知識は物事のアイディアがあるところです。 意味がわからないからと言って投げてしまうのはもったいないです。 今日は、精神世界の知識の活かし方について書いていきます。 例えば「モーセの十戒」では、神の力を海を真っ二つに裂いてしまう象徴的な表現で描かれていますね。 もちろん、このような神わざを私たちもするわけではありません。 海を二つに裂く象徴的な中に込められた意味を理解して、問題や悩みを解決する際の行動に応用するのです。 私たちの現実の背後にある見えない世界は象徴的な世界です。 人間には、その象徴を知的な活動を通して創造する力があります。 例えば、レモンを生で食べると酸っぱいだけです。 でも、シロップを入れたりソーダで割ると美味しい飲み物に変わります。 先入観や偏見を入れず、ありのままにレモンを観察した人が発想を得て人々に喜ばれるカタチにしたのです。 私たちは当たり前にレモネードの味を知っています。 でも、初めてそれを発想した人のレモネードはどこからきたのでしょう? 大本の知識がレモンだとすると、知識という資源をカタチにする際の知的な活動が「人間の力は潜在的に神と同じである」と言われるところです。 レモンという象徴に集中して観察をして、意味を理解してカタチに具現化していくのです。 この過程のことを瞑想と言います。 その行動が利他の心から発動するとき、神の力が人間を通して働いていると言われます。 人間社会には、様々な人を通して様々なカタチになってその力が現れています。 意識の発達段階によって知性も能力も、現れる活動も様々です。 なぜなら一人ひとり意識のレベルは異なり、持って生まれた資質も違うからです。 海を真っ二つに裂けることができなくても、神の力が私たちに及んでいないわけではありません。 人間は、困っている人に手を差し伸べようとする動機がわくときがありませんか。 人の役に立ちたいという想いがわくとき、自分を通して大きな力を感じませんか?

今の自分を超えたい人へ、マインドの法則を知っていますか?

イメージ
ここ最近ひっぱくした医療現場をニュースで目にするようになりました。 その背中を見る度、このような言い方をすると恐縮ですが、魂の勇姿のように感じてしまいます。 その意識を持って任務についている方もいれば、まだ気づいてない方もいると思います。 でも、あることを知ると私たちは自分の仕事に対する認識が変わります。 それは、 私たち人間はなぜ生まれてくるのか。 私たち人間はなぜマインドを持っているのか。 私たち人間のマインドはどのように扱うべきか。 この3つの法則を知ることで自分の存在意義に目覚めていくからです。 医療従事者の方は医学の修得に大変なご苦労を積まれます。 そのため、論理的、理性的になってしまい精神的なことに意識が向かない傾向になりやすいと聞いたことがあります。 しかし、人は必ず世俗的、物質的な意識から精神的な方向性にシフトする時期が訪れます。 そのとき理性的な面が強すぎると、精神的な意識が芽生えても自分で抑えてしまいます。 ところが、五感の知覚を超えたものの見方や法則を学ぶと理解の器に柔軟性が育まれます。 この法則の理解に努めていく中で抽象的思考が発達し、マインドが質的に変化していくからです。 マインドは、今の自分を超越して新たな自分になるときに必要な原動力です。 悩みの根本的な解決策は、悩みを抱えている今の自分を超えることです。 では、マインドの質的な変化はどうやって起こすのでしょうか。 左脳と右脳、女性性と男性性など 二つの能力を統合化すると新たな能力が生まれます。 この理屈と同じで、論理的マインドと抽象的マインドを一つにすると新たなレベルのマインドになります。 このマインドになると私たちの認識が変わるのです。 片方だけのマインドで認識する世界は、五感でとらえられる領域に限定されています。 二つのマインドを統合すると、魂の領域に関する情報を認識するマインドの性能に向上します。 マインドをバージョンアップすると、どんなことに役立てられるのでしょうか。 認識する次元が高くなることで、目の前の問題に向き合う意識が変わります。 結果ではなく原因から問題に取り組む姿勢に変わるのです。 この能力は、教育者や医療従事者、カウンセラー、リーダーなど他者の問題の解決や改善を職業とする人たちに必要です。 問題を解決するためには、一つ上の次元から物事を考えていく必要があるからです

バラバラな自分が一体になることから開花していく能力

イメージ
それまで計画していた全講座がコロナを機に中止になった今春。 ある男性の方の心の声が今もこの胸に残っています。 医療従事者を対象にした講座の中のことでした。 一般的にいろいろな成長の方法はあっても人間の能力を部分的に扱ったものばかり。 別個に扱うのではなく一つの単位として扱っている発達手段はないのか?! 私は後日その方に、アリス・ベイリーの「魂の光」を送りました。 今日まで人類共通で拡がった智慧は「心と体をつなぐ」でした。 ここで思考が止まっていませんか? 心と体をつなげるだけではなく魂を統合していく課題にいきましょう。 この最終的な接続を果たすことで人類はやっと感情や思考から解放されます。 なぜなら感情も思考も魂の意識に支配されるものだからです。 この統合を果たすことが人間の発達の完成になります。 魂が統合されることにより脳が活性化され、精神的能力が発達します。 スピリチュアル・インテリジェンスが目覚め、閃めきや直観といった高い認識が発達します。 ビジネス界からも注目のEI※、アート思考といった美意識が開花します。 そして、人間の霊的意識はここを基に発達していきます。 霊的成長という言葉には様々な反応を抱く人がいます。 しかしこの成長に対して真摯に取り組もうと意志を抱く人もいます。 そして、精神的に成長して人々の精神的発達のために役立つ自分になることを望む人々もいます。 智慧をオンラインで届けられる世の中になりました。  これから大いに活用しようと思います。 ※EI  エモーショナル・インテリジェンス

なぜ生命の法則を学ぶと地に足をつけた生き方に変わるのか

イメージ
オンラインの一般化により、情報収集がテレビよりもYouTubeなどの動画配信に移行したことは大きな変化です。 この媒体は、集団的な考えを形成できる上に精神面への影響力はテレビ以上です。 水面下では人類の進化の促進剤にもなっているはずです。 今、妙に落ち着かなかったり不安になっている方が増えていると思います。 「今はこういう時期だから」と言って「コロナが収束したら楽しもう」。 そう思わされて今を誤魔化す方法しか取れない方も少なくないでしょう。 本日のブログは、変化の時こそ人間は何をしなければならないか、この方向性から書いていきます。 よろしければ、お付き合いください。 変化や進化という状態は、大きくあり様を変えていく時です。 その変化の起因は無形の精神的な方にあります。 この理屈を知っておくと問題の方向性は明らかです。 目に見えている部分は結果であり原因は裏面にあるということがわかるからです。 では、その見えない部分をどうしたらいいかです。 落ち着きと静寂を得ることです。 変化という激動に対応できるのは落ち着きと静寂のパワーです。 この力がどんな困難も乗り越えさせてくれます。 根本的ではない対症療法的な対策はとるだけ逆の結果を生む原因です。 変化の時期はやってもやっても常に変化してしまうからです。 大事なのは変化の時期を通過できる自分になることです。 そして、智慧をつけること。生命の法則を携えておくことです。 世界も社会も人間も、大きな変化の中にある時は人間を超えた世界の法則が働いていることを理解できます。 物事の構造を学んでいくことで予期せぬ出来事に対する免疫がつきます。 「先が見えない不安」どこからくるのでしょうか。 世の中の動きを支えている目に見えない構造を知らないからという理由があります。 智慧を学んで理解していれば落ち着きと冷静さを保つことができます。 生命の法則を理解しておけば今日のような進化の周期にも気づくことができます。 外側の社会的な変動から人類の進化の流れを読むことができれば自ずと自制心が働きます。 感情的になって世の中を見ることは自他ともに無益なことだと理解できるでしょう。 これは自然の作物を育てることに似ています。 栽培者の方は時期を読んで作業を行うことができます。 自然に任せるところと人間が手を加えるところの違いを法則から知っているからです。

私たちはパーソナルマインドを超えて魂レベルのマインドで生きていくのです

イメージ
あれほど流行したファッションなのに今見ても心が動かない。 そんな感覚になったことありませんか? コロナ禍が訪れるまでめくっていた本や知識が今そのように映っております。 本棚に向かって「お疲れ様、ありがとう」の気持ちです。 先月からヨーガ・スートラの講座をはじめました。 ABBライブラリー「魂の光」によるヨーガ・スートラは、時代の最先端を生きる私たち人間の成長と発達にむけて、マインドをどのように発達させるべきかが解説されています。 ですから、神とつながるという神秘主義的な言葉より、マインドの意義と使用法、これを活用することで達成する現代人の進化のヴィジョンが論理的に提示されているのです。 私は自身がヨーガ講師という立場もあり、ヨーガ・スートラをはじめヨーガにまつわる聖典や哲学は数多く研究しています。 しかし、「魂の光」を開いた時の衝撃ほどのものはありませんでした。 これは 現代人に必要な ヨーガだと閃きが起こり、これを解説していかなければと一瞬で悟ったほどです。 魂の光によるヨーガ・スートラは、太陽系から見た人間の進化の計画のもとに解説されているため根本的で本質的です。 ストレス解消法やリラックス、個人的な幸せや健康、成功を目標にして書かれたものではないことが一瞬でわかります。 ですから、この本に書かれてある知識を人生で有効活用するための前提があるのです。 それは、 なぜこの知識が必要なのか、その理由を知ること、学ぶ必要性を自覚することです。 この前提を持つかどうかで解説の見え方と理解、人生への応用の範囲が変わります。 しっかり準備をして読んでいきましょう。 少し前まで、こんな情報がありませんでしたか? 頭で考えるな、考えるより感じろ。 これはケースバイケースです。 鵜呑みにして考えることを放棄してしまうとマインドは堕落して人間は無能になる一方です。 考えることはマインドの能力です。それには2種類あります。 低レベルのマインドの考えは問題のタネですが、高レベルでは熟考、洞察、抽象思考という高い能力を発揮します。 それは、高レベルのマインドが魂のパワーを反映できるからです。 怒りや苦しみ、不安や緊張などのマインドの障害に悩まされている人々はマインドの数ほどあります。 そして、解決するための情報も数多くありますが、いったいなぜそのような機能障害を起こすのでしょうか? それ

レムリア時代からの大計画、人類のマインドのネットワーク

イメージ
2020年もカントダウンに入りました。 クリスマスケーキとお正月の宣伝が同時に並ぶ時期ですね。 時は今日までコロナ一色で、現在はアメリカ大統領選という緊迫した直中で、そんな光景にホッとしたりしています。 おかげ様で先月末からヨーガ・スートラがスタートしました。 受講者の皆さま、本当にお疲れ様でした。 今この状況でヨーガ・スートラを共に紐解けることに感謝します。 個人的にも社会的にも、人類レベルでも変容を余儀なく迫られる時代の過渡期だからこそ、学んで理解するたびヨーガ・スートラの必要性を実感していただけるはずです。 自らの進化を図ることに意識的になっている人々がきっとたくさん出現していると思います。 しかし、これまでと違う衝動のため、この欲求をどう理解したらよいのか、何処でどう対処できるのか、このエネルギーを満たしてくれるものは何なのかと日夜模索していらっしゃると思います。 そんなあなたに、ヨーガ・スートラを語りたいと思っています。この広い宇宙で私たちが出会えますように。 意識の領域を拡大していく時は、飛行機が上空へ向けて上昇していくような圧力と衝撃を肉体にも感情的にも、精神的にも伴います。 集中や瞑想を始めると頭の声がとたんに強くなったり、見たくない自分の嫌な顔がたくさん出てきませんか。 しかし、この混乱は万人共通、避けて通れません。 そして、このプロセスを知らないから混乱します。 注射はチクっとした痛みを伴いますよね。 すでにこのことを知っているから、針は痛いものだと知っているから、身構えできていませんか? それは、慌てる必要はないことを注射に関する知識があることで、どうすればいいか理解できているからです。 上空にいけば飛行は安定します。 そのことを知っているから、離陸から上昇していく際のあの衝撃を仕方なくでも受け入れられるのです。 この理屈がわかれば、苦しい低位の段階を早くクリアできるように、進化のメカニズムとプロセスを学び、科学的に意識を変容させていくことが結果的に早道になることを察してくださると思います。 上空というメンタル界にいくまで、アストラル界を通過するため機体は感情でガタガタ揺れて不安定になります。  今意識を向けている対象からふり落とされないようにシートベルトを付けて集中を固定してください。 シートベルトは意志のことです。 肉体に障害が起きて離陸で

マインドの発達心理学

イメージ
ヨーガ・スートラのことを私は別名「マインド発達心理学」と呼んでいます。 その講座の初回を先月末に無事終了しました。 参加者の皆さま、ありがとうございました。 さて、脳とマインドに関する認知を広げていきましょう。 脳とマインドはセットで働く内的器官、知覚器官、道具です。 これらは単体ではなく連携をとり、相互作用で機能するようになっています。 ということは、心と身体の両方を学ぶ重要度が脳とマインドにも同じようにあるわけです。 とはいえ脳もマインドも範囲が広く、どこからどう学んでいいか、どの本を選んだらいいのか迷いますよね。 脳について学ぼうとすると専門用語の多さに圧倒されてしまいます。 しかも、脳なんて興味がないとなると用語はまったく頭に入ってきません。 ほとんどの方がここでつまづいてしまいます。 しかし、これからの時代、脳もマインドも自分の人生と健康に関わる無視できない身体の一部です。 ヨーガやセラピーに従事している方々にとっては脳、医療従事者の方々にはマインドや魂など、大事な一部が欠けているため全体的なプロセスにならないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで穴埋めするようにマインド、魂、意識など一部を取って学んでみてもやっぱり解らない。。。 関連させて学ばないとわからないということに気づいた。 すべてがつながって体系的に学べる知識が何なのかわからない⁉︎ そのようなお悩みに至った方に当講座をご案内しております。 脳やマインドについて、人間の進化段階に関連させて学ぶ講座を開催しています。 意識の進化の過程で脳やマインドがどのような役割を担っているか、という角度から学ぶと脳もマインドもグッと身近な存在になります。 では、そのような理解の媒体になるものは何なのか⁈ 実は、ヨーガ・スートラなのです。 意外かもしれませんが、人間の意識の進化のメカニズムとプロセスを解説しているヨーガ・スートラから脳とマインドは切り離せません。 ヨーガだからと言って魂だけを語っているわけではないのです。 脳とマインドはコインの裏表。 セットで、魂とつながって私たちの意識の進化と人間性の発達に関係しています。 ヨーガ・スートラを学ぶメリットは、意識の進化の全体像から脳とマインドについて、魂との関連から学べることです。 人によっては、ここで人間の内側の構造に対して興味が増すところで

ザ・マインド

イメージ
これは、真理を自分を通して表現するというマインドのトレーニングです。 進化していくための実践的心理学とも言えるでしょう。 その知識が秘教のヨーガ・スートラです。 人間とは本質的にどのようなものか、 どのようにすればその本質を体現できるのか、 又それらを妨げているものは何なのか。 このような疑問に明解かつ論理的に答えている秘教。 理解に挑むことは後に大きな一つの結果をもたらします。 意識の進化です。 秘教は、物事を深く考察し理解する訓練をマインドに与えてくれます。 私たちの日頃のマインドの使い方は単純な傾向にあります。 例えば、テレビやネットの画面にはテロップや効果音が常に流れ、何でもわかりやすくなっています。 マインドは低位の働きになる一方です。 だからこそあえて現代にいながら古代の秘教に接します。 そうして直観と理性を働かせる機会をマインドに与えるのです。 秘教を読むとはじめは猛烈に眠くなるかもしれません。 この眠気がマインドのレベルを知らしめているのだと理解して、諦めずに続けていくと必ずマインドに成長の芽が出てきます。 秘教の文章を読むことは、この時代の瞑想です。 身体を使ってヨーガのポーズにチャレンジすることが今日までのヨーガだとしたら、 これからは智慧の言葉を頭の中に並べ、ポーズを維持したように文章を頭の中にとどめておきながら考え、瞑想します。 そうして内側から理解がわいてくるように静かに待つことを覚えていきます。 マインドがこのような瞑想的な態度を身につけると、マインドが魂とつながるようにマインドと脳がつながって、散漫で落ち着きのなかった心が整い、直観という高い認識力が少しずつ目覚めていきます。

分裂から統合へ

イメージ
今朝、夢から目覚めました。 タヒチへの航空券をプレゼントされるのですが、夢だとわかって見ている不思議な感覚でした。 南の島で生きることを夢見てた頃があったなぁと思い出しました。 どうして人は現実にないところから様々な理想を描けるのかと考えると、そうした記憶が心の奥にあるからなのかもしれません、ね。 でも、意識が拡大してくると脳裏に自動的に描かれる理想や想像に(それらには良し悪しありますが)大袈裟に反応しなくなります。 前なら(20代)浮かんできても客観的に気づけることもなく浮かぶままに思い考え、行動していました。 それがすべての問題の根源だったとは知らずにいたことは、なんとも無防備な生き方をしていたのだろうと思います。 20代の頃は派手に生きていたぶん敵も多かったと思います。 自分の心が現実をそうさせていたのだと今はわかりますが、当時は知る由もなく、自分の心について悩むことも身体を休めることもしませんでした。 でも、問題が多かったのは確かです、心にも身体にも。 そんな私が「協調」「調和」「平和」という言葉に意識が向くようになったのは、心理学を学んでヨーガを始めるようになってからです。 心理学は私にとってヨーガに出会うための準備でした。 これまでの我がまま放題の生き方を省みることをさせていただけたと思っています。 そうして自分が変わりはじめると、もっと本質的に自分自身を再生していくものはないかと考えるようになりました。 それが私にとってはヨーガだったのですが、実践することで意識が拡大してくると、いかに自分自身が問題の発端だったか見えてくるようになったのです。 これがわかったおかげで生きることの苦しさの半分以上がとれました。 なぜなら、他人や環境のせいにする理由が見当たらなくなってしまったからです。 自分に原因があることがわかるのはショックでしたが、もう自分を立て直すしか道はないと覚悟できるようになりました。 私がヨーガに夢中になっているのはこのためです。 自分が病気だとわかったら病について知るために本を読んだり、治療法を探したり、治療に一生懸命になると思います。それと全く同じです。 分裂していた自分を統合に向け始めると、まだ過程でありながらも色々な変化が出始めま

ある地点に到達するまでは講座を活用した方が実は早道

イメージ
私は小学2年生までは賢かった記憶があります、それ以降は落ちこぼれでした。 そんな私を学ぶことに夢中にさせてくれたのが、心理学の学校の担任でした。 なんと言っても説明がうまい!面白い楽しい! わかりやすいのはもちろん、聞いているだけで理解力がどんどん開花され、授業のたび思考の力を鍛えた充実感がありました。 1年通いましたが、もっと学んでいたかったくらい学ぶことが毎回新鮮でした。 うまい講師は知識を教えることを通して人生に影響を与えてくれます。 このことを知ったのは恩師の存在でした。 しかし、講師を通して知識を得る方法と違って1人で本を読むことは有効的に働いているのでしょうか?! 本を読む言葉は会話と違ってリズム感もなく、身振りもないから抑揚がありません。 単調になるから脳も鈍くなり読んでも頭に入ってこない、だから眠くなるというパターンになります。 これとは違って講座はこの問題を解決してくれます。 解説も教えることも上手だけじゃない、それが天職のような講師に当たると、1人で本を読むことからは得られない勢いで知識を吸収できます。 知識を自分を変える力にして提供してもらえるのです。 むずかしい内容に直面した時も、講師が要点をかいつまんで大切な部分に引きつけて集中させてくれます。 講座では、このような講師の指導技術があるからこそ受講者の脳が活性化され、言葉を理解しようと活動してくれるのです。 それではなぜ、一人で本を読んでも知識がそこまで自分に影響しないのでしょうか⁇ それは、重点を置くべきところと読み飛ばして良いところの見極めがつかず同じ力配分で読んでしまうからです。 すべて同じリズムと集中力で読んでいると平坦になって入っていかないのです。 そんな中でも簡単に読めてしまう本もあると思います。 それは、自分がすでに知っていることが書いてある本です。 脳が新しいことを理解する運動をしなくて済みます。 ですから簡単に読めてしまいますが、あまりためにならなかったのではないかと思います。 その反対に、最後まで読めないどころか始めの数ページでやめてしまう本があると思います。 実は、読むのがむずかしい本とそこから得られるものはトレードオフの関係にあります。 むずかしい本の中にこそ、人間の力になる為に

感情的なパーソナルマインドから魂のハイヤーマインドへ

イメージ
精神界の力は物質界の私たちが手に取りやすいように三つの様相に分化されて現れています。 しかし、一般的な人々が肉体的健康をメインに人生を考えるように一つの面しか見えなくなるのが人間です。 しかし、あるレベルに達すると人間はその限界に気づき超えようとします。 私たちはすでに人間という姿形になって生きているけれど、自分が生まれた意味や本質、生命の法則を知ろうとする意志が芽生えるのです。 ニューノーマル。 この言葉は単に生活様式が変わることだけを示唆しているのではないでしょう。 新しい次元への過渡期は古いものは手放して行かなければなりません。 その心構えを促されているのではないでしょうか。 人類の意識が新しく変わっていく過渡期です。 意識は、生活レベルの意識では気づかないほど微細な変化で進化上しています。 気づかないくらいの変化が、水面下では大きな影響となっていることを自覚できるのは、これまでの人格を客観的に見えるようになった時です。 自分を客観的にとらえても、何年も生きてきた人格や感情を浅い客観視では負けてしまうのは自然なことです。 ヨーガ・スートラに書いてあるように、自分を客観的に見続けていると、古い皮膚が新しい皮膚に変わるように過去の人格が意識から離れていきます。 昨日までの人格を他人を観るように眺めることができるようになるから意識の変容とは不思議なものです。 その時、同時にパーソナリティーの浄化という大きな波が押し寄せてきます。 これは、自己嫌悪や自己否定になっていく、誰にも会いたくない引きこもりたくなる、殻に閉じこもるようになることではありません。 自分の愚かさから学ぶ精神的学びです。 高位のマインドを使って過去を冷静に査定していく中に、意識の成長をかいま見ることができます。 傍観者になって自分を観れば観るほど過去の言動の動機が見えてきます。 隠れた動機がないかよく観て、出来る限り表面化させてパーソナリティーを浄化します。 感情的な低位のパーソナリティーが浄化されればされるほど魂の高位のマインドが発達します。 そうして人間はパーソナリティーに魂の性質を顕して生きていくようになるのです。 集中が伴った精神的意識の中でこそ、感情的にではなく冷静に自分の言動や隠れた動機を観ていくことができます。 思考の力を精神的に使うこと、ハイヤーマインドが優位に働いている中で自分の行

ティール組織を実現するためのセルフネットワーク化

イメージ
7万部を突破したビジネス書「ティール組織」 管理職や経営者などマネジメントに携わる方、自己啓発として読まれた方にとってティール組織の理想は、 今の社会や組織が新しい次元にとって変わっていく、そんな予感を与えてくれたと言えるでしょう。 先が見えない今だからこそ、 この本の世界観に自由な未来を想像できたこともベストセラーになった理由の一つではないかと思います。 しかし、これらの理論や理想が現実になるのは遠い未来の話だと言われていることに注目しなければなりません。 著者は、なぜこのように言及したのでしょうか?! 精神世界では「汝自身を知れ」という言葉が有名です。 人間が宇宙の一部であるなら、私たちは宇宙のミニチュア版です。 宇宙という森の構造が、木という自分に反映しているのだから、まず自分を知りなさいということなのです。 そうしてはじめて宇宙を理解できる能力が開かれるよ、という認識能力の段階を表しています。 この理屈は、ビジネスのマネジメントにも当てはまります。 企業という組織のマネジメントと、心と身体の組織をマネジメントする原理は基本的に同じです。 私たちを構成している心と身体、魂の名部署のトップは宇宙です。 宇宙の統治下にある心と身体を、宇宙の意図に沿ってセルフマネジメントすることで人間として機能することができます。 私たちが各自セルフマネジメントする目的は、トップの意図を反映するパフォーマンスをするためです。 ここで大切なのは、トップと、トップの意図を受け取る私たちとの連携が取れていなければならないということです。 これを自分に置き換えて考えてみましょう。 心の考えを実行する身体、あなたに高い理想を掲げさせる魂、それを受け取る脳。 これらがすべてトップから一列に整列していますか? してない?しかもマネジメントする人がいない?! となると、皆んな自分勝手な理想や考え、欲求で動いてしまうから、あなたの組織体は統合されていない分裂した状態になってしまいます。 また、ティール組織ではボトムアップの企業体制が理想として掲げられていましたが、 これを成功させるためには、トップと同質の意識が下層部にも備わっていなければ未熟な組織になっていくことが容易に想像できます。 「汝自身を知れ」と

ビジネス書から智慧の書に変わるとき

イメージ
昨日のセミナーにご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。 10年以上ご一緒してきた方々、初めての方々、そして私にとりまして、 新しいヨーガ が始まる。 そんな兆しを抱かれたことと思っております。 成人した私たちが自己成長を試みたとき、どのような方法をとってきたかと考えました。 仕事に関連する資格を取る、ビジネス書や自己啓発の本を読む、ビジネスセミナーを受講するなどのご意見が上がりました。 ここで立ちどまり考えました。 何者でもないどこにも所属しない一人の人間としての自分の中身を、現状から別の状態へ変容させるための手段は何なのか。 このようなご意見も共有しました。 社会では年齢やキャリアを積んでいくと人を育成する立場になります。 教え育てる資質があるないに関係なく任されてしまうというお声も上がりました。 年齢とともに社会経験も積めば積むほど、公私にわたって課せられる内容や抱える問題、他との関わり方はどんどん複雑になります。 何を身につけてどのように生きることが望ましいのでしょうか。 ここで一つのアイディアを共有しました。 智慧を学ぶ、自分にまだ活動していない潜在された能力を発達させる。 そしてこれらを社会生活に適応させる、ということです。 パソコンでいえばバージョンアップです。 困った時、私たちはノウハウを探します。 ところが、今度はそのノウハウを実行できないという別の問題に直面します。 新しいノウハウは、同時に自分にも新しい器量がそなわってはじめて出来るようになる。 という筋から捉えてみるとノウハウを集めることはどう見えてくるでしょうか。 先ず自分の器量や性能を上げることが重要だったという見方が開けてきませんか。 ノウハウを結果だとしたら、その行動を起こす因が必要です。 つまり自分自身の能力です。 まだ使っていない潜在された能力を自己実現すること。 そうすることで、悩みや問題を抱えていた時点の自分を克服することができます。 問題を対処するのはノウハウではなく、問題を抱えてしまったた自分を超えた自分自身ということなのです。 さて、ここである問題に出会います。 潜在能力に対する先入観や偏見、誤解がついてしまっているのではないかということです。 精神世界、ビジネス、スピリチュアルと分野ごとに使われ方が変わ

真理の探求へ向かうようになっていく人

イメージ
ネットニュースのとある記事に目がとまりました。男性の手記です。 コロナ禍で予期せぬ急な大型連休をもらってしまった。 つまり、営業がまわらず仕方なく休業を余儀なくされたそうですが、その間4ヶ月。 9月から再開したとありました。 これまで休んでこなかっったぶん休むことができたと前向きに表現されていました。 この記事を見て心の中で同じ想いを抱きました。 お金や仕事は失いましたがよく考えてみると、大きく人生を転換させる機会になっていました。 この空白がなければ、同じ日常の中でした。 その中では体験できなかったほどの意識の切り替えを果たすことができました。 人生の複雑さがあらわす現象によって教えることが、わたしの喜びである。モリヤ大師 マインドを洗練させて深く考えられるようになると、シンプルな表現の中にこそ真理が隠されていることがみえます。 それが見えたとき怒涛のごとく癒しが訪れ、過去のパズル画がガラガラと音を立てて愛のストーリーに編成されていきます。 ところがマインドは、訓練してあげないと「厳しいむずかしい」といった単純な見方しかしなくなります。 マインドがそのように判断すると、人間は楽な方へ簡単な方へと逃げてしまいたくなるものです。 喜びを通して道を浄化せよ。君たちが弟子である間に、短気に打ち勝つよう学べ。モリヤ大師 私たちは心のどこかで精神世界に引け目を感じている自己がいたりするものです。 しかし、真理がもたらす力を自分自身を通して体験していくと、もはや隠すことの方に恥ずかしさを感じるようになるから不思議なものです。 これを自分だけに納めておくことが申し訳なくなってしまうのです。 周りのみんなが困ってお腹を空かせているのに、 自分も食べる物を持っていないふりをして実は家の中にひっそりたくさんのお米を隠して食べているような。 だから、分かち合わずにはいられなくなるのです。 教える道により、光が君に下るだろう。教えることと、愛することは神のご慈悲の現れである。モリヤ大師 私たちは人に教えることによって愛の媒介に、愛の経路になることができます。 私たち一人ひとりにその役目があることを忘れないでいてください。 あなたが果たせますように、果たすべきこ

「自分を愛しなさい」と言われてもわからない時は

イメージ
インドでヨーガを学んでいる時、こんなことがありました。 生き方のヨーガ「ヤマ・ニヤマ」の中の非暴力「アヒムサ」についての講義の時のことです。 不殺生のテーマになった時、肉食からベジタリアンになることについて語っていた先生がこう言いました。 「とは言え、北極で暮らしているエスキモーに向かって私はアザラシの肉を食べるなと彼らには言えない」 どういうことかと言うと、 アザラシの脂肪を接収するから、エスキモーたちはあの極寒に耐えられる身体を持つことができるのであって、それをやめろと言うのは死ねと言っているようなものだ、と。 素晴らしい徳の高い生き方のあれこれを聞いたとしても、自分の社会的背景、家庭環境に合わせて使いなさいねと言うことを先生は教えてくれました。 ヨーガやスピリチュアルの中には、生き方の指針がたくさんありますね。 やさしいスピリチュアル本にも、「自分を大切にしなさい」「自分を愛しなさい」など書かれています。 私もそれを発信する側の立場とはいえ時にこう思います。 「どうやってそれができるようになるの?!」って考えるのではないだろうかって。 愛せない私から自分を愛せるようになるって・・・すごいことだと思いませんか? 言われてもそうは簡単にできない「こんな私」に、逆に強く直面するのではないかと思います。 と言うと今度は、「こんな私」と自分で自分のことを低くみつもるのはやめなさい、とこうきます(苦笑) 実はスピリチュアルの世界には、ここに苦しんでいる人が少なくないのです。 自分を愛する、自分を大切にする、自分を感じる・・・etc その通りなのですが、このような言葉はとても象徴的で比喩的な表現です。 これが具体的にどういうことなのか理解することができなければ、それができなくて逆に苦しむことになります。 神を愛しなさい、神にゆだねなさいと言う言葉も同じです。 自分を愛すれば幸せになる、大切にすれば〜になる、という条件に縛られて逆に苦しくなってしまうのです。 精神世界の教えは、肉眼では知覚することのできない界層の秩序です。 それを、肉眼で物事を知覚する物質界の言葉になることで私たちは手に取ることができるのですが、実は手に取る側にある一つの責任が課されています。

変わらず伝えてきたこと

イメージ
ヨーガは、健康になって心をおだやかにして、人生を豊かにしてくれる効果があります。 ヨーガは、自分に欠けているものを補いながらバランスをとっていくからです。 さて、ヨーガのポーズはどれもこれもゆっくりで、「いったい何をやっているんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか? ヨーガを続けていても効果を感じられないと考えている人は少なくありません。 ヨーガの効果をもっと深く体験したい。心と体を本当の意味できちんと変えてみたい。でも、どうしたらよいかわからない。 こんな時は、どうやってこの先へ進んだらよいのでしょうか? はじめは、先生の真似をする外側のカタチから入ります。よくわからないけど、先生のやる通りに自分もやってみる。 ここで止まってしまい、これ以上先に進めない方が大半なのですが、ここを超えていくコツを書いていきます。 次のステップは、人間の内側で起きていることがどういうことなのか、ヨーガの知識の面から学んでいきます。 これは、自分を知ることにつながり、自分を変える大きな転換点になります。 心はどう向上し、どう深まっていくのかをあなた自身が体験していくのです。 ここからが、形だけではなくヨーガの中身に入っていく分岐点です。 ヨーガで心と体をより良く変えていく時は、このステップを踏む必要があります。 ポーズの意味を理解してやっていますか? まだご存知ないようでしたら、あなたのヨーガの先生にポーズは何のためにやっているのか、その目的と方法をよく教えて頂いて下さい。 意味がわからないままヨーガを行っていても、効果がありません。 一つ一つの意味を知ると、これをやるから私はもっと良くなるんだ!と自信もわいてきますよ。 ポーズは心のエネルギーに効かせるものです。定期的にヨーガを行うことで、エネルギーが滞りなく流れるようになります。ですから、ヨーガをやると心のバランスがとれるのです。 過度に落ち込むことも興奮することも、イライラすることもありません。 このようにバランスのとれた心だと、相手や物事に過剰に反応することがなくなり、人間関係のストレスもたまりにくくなります。 疲れすぎると人間は止まれなくなってしまうものです。 体は休みたいのに、眠らず起きていたり、仕事をい

理性が感情を助けるとき

イメージ
足もとに猫がスリスリするのを感じながら、グラスに氷を入れて朝のアイスカフェオレを作っていました。 氷をグラスに入れる音に夏を感じます。 豆乳とコーヒーを全部混ぜてしまわないで二分化させておく。時の流れの中で、自然と一つになっていく様(ヨガ)を見ているのが好きです。 人間も、氷という心の障害物に遭遇しながら、豆乳とコーヒーが一体化することで別の飲み物(力)に変容していくように、心と肉体・魂が調和して統合されて、新しい自分に変容します。 しかし、このプロセスを、性急に楽に、努力しないで為そうとするのが人間の性。 いつの時代もこういう人たちが失敗してきたのだそうです。 どの書物を見ても、このことが書かれています。 この人間の性分を、落ち着いた性質に変容することがヨガのはじめに行うことです。 感情をコントロールできるようになることで、物質的な意識から精神的な意識に発達していくからです。 昨日のブログに 「感情を克服する」 と題したのは、この理由からもきています。 ですから、ヨガを始めたての時がいちばん難しく、一番苦労する時だと思います。 なぜなら、感情に振り回される状態で、感情をコントロールできるようになっていかなければならないからです。 当然に足を引っ張られますし、目の前のことに疑いをもたらすようなことを囁いてきます。 このことをヨガでは、「盲人は盲人を導けない」と表現されています。 現代のヨガは、ポーズを入り口に入る方が多いと思います。私もそうでした。 この先がなるべく困難なものにならないように、心と身体を準備する手段として行えると、ポーズから入ってしまっても失敗になりません。 道を途中で軌道修正すれば良いからです。 しかし、このことを知らずに単にポーズの形をとることを行っていると、初めに身につけておかなければならない感情のコントロールが備わりません。 ですから、心の障害物がやってきた時、理性より感情が先立ってしまい、自分の感情の激しさに負けてしまうのです。 冷静な自分をとり戻せるように練習していれば、障害物を見極め、どう乗り越えたら良いか、理性を働かせて考えられるようになります。 感情に飲み込まれてしまうと、同じところに止まるという別の障害にはまってし

感情を克服する

イメージ
日々、新型コロナウィルスのニュースばかりで、精神的に疲弊している方が多いと思います。 外側で多くの事が起きているので、意識が外に向いたままになる状況です。 こんな時だからこそ、精神的に強くなりたいと志しを抱いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな方のために、実質的なことを書いていきますので、よろしければご覧ください。 まず、自分を信じることはできますか。 人間の意識は、何を聞いて何を見たとしても最終的に自分を立ち上がらせていくのは、内奥から湧き出てくる智慧なのです。 心と身体のレベルを上げる努力によって、人間は、精神世界から降りてくる智慧の啓示の受け手になることができます。 そうなるために必要なことがあります。 自分の感情を克服しなければなりません。 これは、精神的な人間に成長していく時に なければならない基礎の力 です。 この基本を身につけることによって、精神レベルが持続的に向上していくようになります。 しかし、感情もエネルギーです。私たちの意思に関係なく勝手に湧き出てきますね。 それをコントロールしなさいと言われても、無理であることが見えるばかりに、やる前から諦めて他の道を探そうとするかもしれません。 探してみて見つかれば良いのですが、ないものを探している時間が無駄になってしまわないように、地道に努力した方が結果を見れば賢明な選択なのです。 一つのことを通して力を身につけていくことを目指しましょう。 自分の呼吸を意識できるようになることを身につけます。 手始めに、一日どれだけ自分の呼吸から意識を離さないでいれるか、試してみて下さい。 そうすることで、自分の感情のコントロール力のレベルを査定することができます。 やってみるとわかるのですが、 意識が呼吸から離れてしまったことにも気づかず、だいぶ経ってから「あ!意識が呼吸から外れてた!」と気づくかもしれません。 このことを通して、一つのことを意識し続けることはなんて難しいんだろう・・・と、自分の意識年齢を客観的に捉えられるようになれたらチャンスです。 人間は、無いものを知ることによって、それを得ようとする意志が芽生えます。 ぜひ、その意志を芽生えさせてください。 そして、その意志で自

アマビエとヨーガ・スートラ

イメージ
長い梅雨が続いていますね。 ふと気づくと、私たちの日常はコロナウィルス一色になってしまいました。 緊急事態宣言が解除され、自粛生活から解放されたと思ったのも束の間。 以前にも増して増加の傾向を辿る感染者数、社会の動揺。 お城の中で守られ育ったお釈迦様は、城の外に出て初めて人間の苦悩を知ります。 そして、苦悶しながら「なぜ人は苦しむのか」と出家して最終的に悟りを開かれます。 私たちも今、「なぜ?!」の境地だとしたら、お釈迦様のように潜在意識に眠っている力を引き出して前に進むことしかもう道はない、というところまできてしまったのでしょうか。 ピンチはチャンス、火事場の底力と言われるように、窮地に陥った時こそ人間の潜在能力は開花すると言われます。 その時必要になるのが、智慧です。 不気味かわいい😅アマビエもよみがえってきたように、神業は人間が窮地に陥った時に意識に顕れてくるのだそうです・・・ 迷ったとき、精神世界やスピリチュアルのジャンルの扉を開けると思います。 するとそこには星の数ほど様々なことを言う人がいて、色々な方法や知識が目の前に怒涛の如く現れてきます。 「精神世界は一寸先は闇」と言われるように、容易く頑迷の道に入っていくことができる世界です。そして、目覚めるまでは頑迷の道に入ってしまっていることすら気づくことができません。 精神世界の知識は、理解できる心に準備してから受け取ると言う順番が本来の道理なのですが、今の時代は自由に手にできるようになりました。 そのため、理解の目が開いていないうちに手に入れるというように順番が逆になってしまっているのですね。 そこで、人間の意識を科学的に変容していくヨーガの登場です。 ヨーガは、人間が迷うことも踏まえ、迷わないように導いています。 それが、ヨーガの八肢則、アシュタンガ・ヨーガと言われる心の科学です(ポーズのアシュタンガ・ヨガとは別) ヨーガ・スートラの2章29節〜55節の中に、八つの方法のうちの前半部分の方法が解説されています。 実際のヨーガの部分は、後半三つ「ダーラナー(一点集中)・ディヤーナ(瞑想意識)・サマーディ(三昧、悟り)」。 前半は、 実際のヨーガを行うためのプラクティカルなこと

現代人のためのヨーガ・スートラ

イメージ
今朝からヨーガ・スートラの研究に入っています。 よし、今日はヨーガ・スートラを研究しよう!と意図して行うというよりも、導かれるように本を開き、そのまま時間が経過するという感じです。 あっという間に正午になってしまいました。 経典の研究に入ると集中力が高まり、3〜4時間がほんの10分程度に感じます。 本を閉じて視線を周りに向けると、どこか別の次元にいっていたかのような感覚になります。 どうやって戻ってくるかというと、ネコたちが眠りから覚めて私のもとに寄ってくることで(チュールの催促)、あぁもう正午かと気づく始末です。 ヨーガ・スートラの注釈書は数多く出ていますが、そのほとんどは男性の意訳です。その中で珍しく女性の本があります。今日は、こちらを手にしておりました。 現代に近い方なので、感覚も現代人の私たち寄りだと思われます。ヨーガ・スートラという題名ではなく「魂の光」となっています。ぜひ、アマゾンで検索してみてください。 魂の光 アリス・ベイリー著 さて、リラックス・ヨガやゆっくりした動きのヨガ、動作の伴わないマインドフルネスなどは、眠くなったりボ〜ッとしたりする人が多いようです。 この場合注意しておくとよい点が、以下のスートラから理解できます。 よろしければ参考にしてみてください。 このスートラにより、内的なワークには客観視の意識が必要な理由が見えてくるのではないかと思います。 マインドの主つまり知覚者は、結果を生み出す原因である絶えず活動するマインド・スタッフに常に気づいている。魂の光4−18 P397  このスートラには、効果的かつ安全な瞑想を行うための鍵になる言葉が記されている。 瞑想するのは魂つまりエゴである。魂の瞑想は積極的な活動であり、消極的な状態ではない。瞑想の名のもとに行われている行為の多くは危険で無益なものである。 なぜなら、統御しようとしているのが物質界の人間であり、彼の努力は脳を静めることに集中しているからである。彼は脳細胞を静めようと努め、それを消極的で無活動な受け身の状態にしようとする。 しかしながら、真の瞑想は魂とマインドに関係するものである。脳の受容性はより高位の状態に対する自動的な反応である。したがって、 ラージャ・ヨガにおいて

人はなぜ病気になるのか?

イメージ
私の真理の探究のはじまりは、(おそらく前世から続いていると思いますが)幼少の頃でした。 近所に同じ年頃の子供がいなかった私の遊び相手、明治生まれの大変に霊的な大祖母の影響です。 彼女と出会っていなければ、この記憶は開花されなかったかもしれません。 この大祖母がまた現代でいうところのお嬢様で、しっかりした育てられ方をしてきたため、礼儀と品格が備わった女性でした。 昔の人は、今の私たちが積極的に養いたい謙虚さ、慈悲の心が備わっていました。 金魚一匹が死んだだけで、その苦しみをわかってあげようと「苦しかっただろうに」と金魚に語りかけるような大祖母でした。 私はといえば、その姿を見ても、まだ霊的に目覚めていない動物的な観点だったのでピンときていませんでした。 物心がつくまで大祖母が母親だったような私は、今こうして大人になり、子供のころ大祖母と一緒に本を読んでいた時と同じように真理の本を読むことが私の呼吸になりました。 朝から晩まで私の頭の中は真理でいっぱいです。 これは、私が結婚して子供を育て、家族を持った人生だったら、ここまで到達できなかっただろうと思います。 とはいえ、私も女性なので愛する男性のパートナーがいたら尽くします。 休みになるとやってくる姪っ子ちゃん達がくると、何して遊ぼう、何作ってあげようと朝起きた時から考えているそんな自分に、あぁ私も普通の女性なんだよなぁと思うのです。 しかし、二足のわらじを履きながらでは、ここまで真理を探究することはできなかったと思います。 ストイックに聞こえるかもしれませんが、実は全くそうではないのです。 心は真理で満たせば満たすほど身体は健康になること。 病気や不幸、人間関係の煩わしさなどを寄せ付けない、ということを知りました。 ですから、ヨガを通して一番にお教えしたいことは、皆様が真理を理解できるようになることです。 健康になりましょうとメガホンで訴えかけるより、ヨガを教えた方が早いですし、何よりヨガを実践する本人が変わります。 ヨガの目的は、真理を理解して生きる人間へ変容することで健康になっていくことです。 これはいったいどういうことでしょう?! 心と身体はつながっているので、身体の使い方を新しいパターンに変えていくことで心を変えてい

ヨガインストラクターからヨーガ指導者へ転身する時は

イメージ
本日12日は、月1開催オープンクラスの再開日! 休業3ヶ月半を経て、おかげさまでの初ヨガレッスンでした。 休業中ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、レッスンにお集まり下さり本当にありがとうございました。 世の中で多くの仕事が失われていく中、今日こうしてヨーガ指導を務めさせていただけるのは、皆さまあってのことでございます。 心から感謝いたします。 本当にありがとうございました。 皆様、ブランクがあったとは思えないほどの集中力で驚きました。 そして、以前にも増して高くなっているように見えました。 それぞれにコロナ禍の中で様々な心境をご経験されたからであろうとお察しします。 しかし、全員がマスク着用でヨガレッスンする日が訪れるなんて。 いったい誰が想像したでしょう?! 私はといえば、レッスン用に調達した目立たないベージュカラーのマスクが、口を大きく動かして話すたび下にズレてしまい・・・手作りで高かっただけにショック。 2枚の画像ともマスクを手で押さえて苦労していますね😅 (画像を撮って下さったKamala先生、ありがとうございました) さて、久しぶりのレッスンには、数年前に個人指導でヨガインストラクターのトレーニングを受けて下さったHさん、Jさんが、お忙しいレッスンの合間をぬって嬉しいお顔を見せてくれました。 お2人方ともにヨガインストラクター歴6〜7年のベテラン選手です。 そして、これからセカンドステージに入っていく大事な時期です。 ヨガインストラクターが飽和状態だからこそ、しっかりこの先どうあるかを考えて経験を積んでいかれて下さい。 ヨガインストラクターは、3年継続すれば(間が開くことなく)目を閉じてでもできるくらい身体がこの仕事に十分慣れてくる頃です。 慣れが出てくるので色々な意味で雑になったりすることもありますが、それも大人になるための(笑)ステップです。 とんがった生意気盛りもありだと思います。 私もそうでした😊 しかし、5年以上実績を積まれたらそうも言っていられません。 どのようにキャリアをシフトしていったらよいか、今後の方向性を築いていくことになりますので考えどころだと思います。 このままヨガのポーズ

ユヴァル・ノア・ハラリ氏のインタビューから気づくヨーガの重要性

イメージ
6月に政府からリリースされた新型コロナウィルス接触確認アプリ「COCOA」 コメンテータ番組で話題になっていました。 このアプリを使うことで、ウィルス感染陽性者との接触があったかどうかがわかるのだそうです。 「たくさんの人がこのアプリを使うことで感染を防げる!」とありますが、まだ私もインストールしていません。 このアプリをインストールするかどうかの前に、ユヴァル・ノア・ハラリ氏のインタビュー動画(約10分)から、私たちが心がけておくべきことに気づいていきたいと思います。 メッセージの中からヨーガの重要性を発見できると思います。 お時間のある方は聴いてみてください。 5分3秒あたりから、こんなメッセージが流れてきます。 「長期的な観点から、他の大きな問題は監視システムです。」 「私生活と健康という二つの問題のいずれかを選択しなければならず、健康が私生活より優先されるでしょう。」 「人々はプライバシーが全部なくなるでしょう。人々を伝染病の蔓延から保護するという理由でです。」 ここで落ち着いて考えたいのは、肯定的な理由から使われる監視システムの裏面の働きです。 ハラリ氏は続けます。 「他の多くのことを監視させ、例えば、人の考え、人の感情など。 もし、私たちが注意しなければ、この伝染病はこのような監視システムの使用を正当化することになります。」 ここから先も重要なことを述べていますので、心を静めてご覧になってみて下さい。

腰から生まれるレジリエンスの力

イメージ
さて、2020年に入り、自然界の威力を見せつけられているかのような毎日が続いています。 人間が高位の界層に触れる機会は、身近なところで言えば神社やお寺、仏教や禅、それらに関する書物、聖書、ヨーガもそうです。 そうした諸々のものを通して、一般生活のどこかにそうした世界が存在することをうっすら意識することができます。 しかし、それらが先立って私たちが存在しているという認識は常にあるわけではありません。 ところが、今年は否が応でも人間以外の存在を認めざるを得ない状況に毎日のように接しています。 アマビエも復活しましたしね。 古代の文明が天災によって跡形もなく破壊されてきた歴史を振り返れば、そこから新しい世界が創造されてきたことがわかります。 人々の価値観も変容してきたように、今私たちもその時期に差し掛かっているのではないでしょうか。 このことを思い巡らす時、インドに初めて行った時に出会ったヨーガの指導者に言われたことを思い出します。 「ヨガとは何か」ではなく、「なぜ、今ヨーガが必要か」ということを語ってくれました。 現代は宇宙暦で言えば春の前の冬の時期。 冬から春への移行期は、冬の間にためたものを出す苦しみが人間の身体にもあります。 例えば、冬は運動不足で暴飲暴食になりがちです。 荒れた内臓は未消化の汚れを出すために、春先の芽吹くエネルギーを使って発疹を出したりして、肌から老廃物を出そうとします。 このことから、良い季節へ向かう前は膿を出すことが必要なのだということがわかります。 そして、ヨガはその時期に耐えられる人間を育て、知性を向上させることで忍耐力を養わせ、破壊から新たな創造をする仕事を人間に果たさせるための能力をつけさせようとしているのです。 2020年にたどり着くまで、スピリチュアルな世界を通して精神世界の理想に接してきました。 精神世界の理想を抱くことも十分に体験してきました。 今以上の自分になることを望む気持ちも十分に経験してきました。 だから今、自己表現の時期を経て次のステップへ移行する時がやってきているのです。 自己実現です。 頭で考えるだけでは、理想だけでは変わらない。 理想を巡らしても開花しないと気づいた人々が、一人また一人と増えていると思い

強さとしなやかさの秘訣、レジリエンス

イメージ
ポストコロナ時代の生き方として注目されている レジリエンス 。 「レジリエンス」と検索すると、レジリエンスがもたらす理想に接することができるページがあがってきます。 興味がありそうなページを流し読みで構いませんのでご覧になってみてください。 その理想からどんなイメージを持ちますか? 当方を利用くださるお客様目線で色々なページを拝察した結果、こんな感想を抱きました。 「わかっちゃいるけどできない」。 レジリエンスで実現できる理想的な姿を読むたび、こんな気持ちになりました。 「それができないから苦しんでいるんだってば!」。 理想ばかり掲げられ、読んでいるうちにだんだん腹が立ってきて・・・(私のレジリエンス、スイッチON😅)。 はじめは「レジリエンスがあるといいな」と興味関心から読みはじめても、「私にはムリ」って、途中で閉じてしまうのではないかと思います。 実際に私も読んでいるうちに「あ〜もういい」となって途中でクローズしてしまいました。 なぜなら、理想を掲げられても、概論をいくら読まされても、人は変わらないからです。 私たちに必要なのは、理想より具体的にそれができるようになる手段です。 その前に、レジリエンスがなぜ必要なのか理解できるように、この話から始めていきましょう。 不安にさせる情報に接すると、あなたは自分がどうなるか気づいていますか? 例えば、私の話から理解していきましょう。 私は、動物虐待のニュースに接すると自分のトーンが一気に急降下します。 ヤフーニュースの一覧をスクロールしていると、私のニーズに全く関係なく、世界中の動物虐待のニュースが、様々なニュースに紛れて入ってきます。 昨日は、ライオンの子供「シンバ」が、母ライオンから引き離され、逃げないように後ろ足を折られた状態で、観光客の写真撮影のために人間に扱われていたニュースが出てきました。 自分の日常の裏面に、このように声なき苦しみの世界があることを知ることは必要ですが、いきなり接するとやはり安定が乱れてドキドキします。 ニュースの内容とシンバの画像を機に、自分の心と身体の状態がだんだんと危機状態になっていくのを私は感じていました。 見なきゃよかったと後悔します。 今もこうして書いて

お茶をどうぞの一言に込める仕事

イメージ
アマゾンプライムで小林聡美さんの出ている作品を楽しんでいます。 「パンとスープとネコ日和り」が好きで、今日もう一度はじめから見ていました。 小林聡美さんの出ている映画は、日常のなんてことない場面を一枚の絵画のように魅せてくれるので、ていねいに生きたくなる気分にさせてくれます。 焼いたお魚の切り身を丁寧に盛り付けて、テーブルで静かにひとり晩酌のシーン。 卵を焼く時のジュワ〜っという音。 猫がただす〜っと通るだけのシュールな場面。 本当になんてことないシーンに見入ってしまう不思議なリズムの作品です。 今日見た中に、岸恵子さんが昔の自分を回想して、「時代も自分も変わってきた」とセリフを言うシーンがありました。 今、世界中でいろいろな人がこのセリフと同じ体験をしているのだろうと思います。 私もそのひとりです。 先日、久しぶりに地下の教室にお客様が訪ねてきてくれました。 個人指導の方です。 しばらく休業していたので私も久しぶりに自分を使う日でした。 きっかけは社会の変化であれ、私たち自身の内にすでに変わる時期がきているのです。 価値観が変わっていく時は、肉体的にも感情的にもエネルギー的にも、精神的にもトータルで、統一して変えていく技術を駆使しなければなりません。 人が変わる時は、自分を構成している要素がすべて同じラインに整った時に、「変容」と「成長」として成就されます。 私は、このラインを統一する手技を提供しているのですが、先日はとても素敵な体験をさせていただきました。 例えば、肩こりがあると一般的にはその痛みがある部分だけを考えます。 でも、人間は複数の部分がつながって一つになった存在なので、全体を視野に入れて肩こりを視る必要があるのです。 この考え方と同じように、心を開放的にするために胸を開くという考えがありますが、いきなり胸は開けません。 胸を開いても良い環境を先に築いて安全な状況を心身ともに準備してからです。 「開く」という言葉はとても魅力的ですが、それは一側面的なものの見方で、あまりうまくいきません。 開くことに伴うマイナスの面も考えて開くことが理にかなった方法です。 様々なプロセスを経て、胸を意識して呼吸をしていただきました。 その後、

本屋さんとスタバの赤いフラペチーノ

イメージ
今日は暑い一日でしたね。 なんだかんだと日傘の季節になってしまいました。 電車に乗って15分のところにある大型の本屋さんへ行き、帰りにスタバによりました。 本をジッと物色しているだけなのに、マスクをしているせいで体温が上がり、汗ばんで気持ち悪くなってきました。 誰もいない科学の書棚のコーナーに潜り込んで、マスクをずらして呼吸しました。 ハァ〜っ。 レッスンで呼吸をして安堵感に浸るって、こういう気持ちなのだろうかと思いました。 だとしたら素晴らしいなと思いました。 それほどマスクを外してする呼吸が気持ちよかったのです。 本屋さんで1時間半ほど過ごした後は、どうしようかな〜と思いましたがスタバによってみました。 テーブルと椅子がぎっしりセッティングされた店内はいつも人でいっぱいなのに、ガラ〜んとした空間になっていました。 ガラスケースのフードも在庫がいっぱいありました。 入り口のドアが解放されていて、外の風が入ってくる店内は、パソコンに集中している人たちのあの独特の雰囲気ではなく、ゆる〜い開放感が漂っていました。 お店の方の指示通りに並んでオーダーしたのは赤いフラペチーノ。 本当はフラペチーノとか冷たいものをオーダーすることは滅多にないのですが。 真夏でもホットを「エキストラホット」でカスタマイズです。 久しぶりのスタバで見かけた赤い色の飲み物に魅かれてしまいました。 赤いフラペチーノには、シュワっのタイプと、ゴロっの二種類がありました。 暑かったのでシュワっがよかったのですが、メニューを見たら SOLD OUT のシールがバーンと貼られていてシュンとなってしまいました。 気を取り直し、イチゴのゴロゴロした食かんを楽しめるらしいゴロっにしました。 隣のテーブルとの距離間が、ケンカした子供どうしが机を離す時のようで、妙に開いた間がおかしかったです。 仲間外れにされているように置かれたテーブルに座り、赤いフラペチーノと向き合います。 ホイップを突き抜けて底までストローをさして、飲む前にグルグル何度もグルグル。 ホイップとフラペチーノがほどよく一つになったところで、チュー。 真夏になる前の生温かい外の風と、喉のヒンヤリが重なり合って気持ちいい。 ウットリ目を閉じて飲

顔を使って性格を変える

イメージ
昨夜の天気予報では今日も雨の予報でしたが、穏やかに晴れましたね。 部屋の位置替えをして、窓ぎわに机を移動させました。 窓から入ってくる風がパソコンに向かう私の胸と顔をスゥ〜ッと柔らかく通り抜けていきます。 机よりほんの少しだけ高い窓台にピッタリ付けて置いたら、猫がのぼってきました。 机に向かいながら、窓台から外を見ている猫の横顔を見て癒されています。 さて、今日のブログのタイトル、なんだか美容家のようになってしまいました。 顔は、「表情筋」と言われるように感情がダイレクトに現われるところですね。 そして、同じ感情を繰り返すたび同じ表情筋を使います。 すると習慣になって、やがて固定されてしまいますね。 こうして自動的な反応がつくられていきます。 ですから、「なかなか性格が変わらない」というお悩みも、顔の筋肉にその性格が固定されてしまっているから、なんて考えたことありますか? 心が生み出した考えや感情は他の人には見えません。 ですから、骨の位置を変えたり筋肉をキュッと縮めたり、グっと硬めたりすることで表現しています。 ただし、です。 これを無意識にしてはなりませんよ! という注意をヨガは人類に促し、身体のコントロールと、感情を意識して扱うことを教えたのです。 昨日のブログ に、人類がヨーガでどのように進化してきたか簡単にご説明しましたが、過去の人たちは自分の身体と感情を意識的に動かすことを身につけました。 そうすることで、 身体や感情の自動化から解放されて自由を獲得した のです。 しかし、現代人の私たちは、それでもまだ生きづらいと感じる時があります。なぜでしょうか? 何か自分じゃないような、生きづらさみたいな感覚を抱くことはありませんか? 「心と身体はつながっている」とはいえ、肩から下しか身体として認識されていない傾向があります。顔も身体として見てみるとどうでしょうか。 顔ほどわかりやすく心の状態が現れるところはないのでは⁈ だったら、身体を意識するだけではなくもう一つ、顔も意識して動かさなければなりませんね! 自分の顔を観察していると勝手に動く筋肉があることに驚きます。 身体にも勝手に動く筋肉のしわざがありますよ。例えば、猫背やイカリ肩など悪

第二の人生にそなえたい魂の視点

イメージ
世界中でヨーガがブームになったのは、マドンナがやっていたから? ではなく、地球人全体の成長が ヨーガの目標の頂点 に近づいてきたからなのだそうです。 そして、私たち現代人はその頂点を極めなければならない人類です。 人類の進化とともに歩んできたヨーガ。 今日までの人間の発達に様々な役割を果たしてきました。 はじめに人類は、ハタ・ヨーガを通して身体を意識的に扱うことを身につけました。 内臓の意義や目的、扱い方を学んで、意識的に行動したり話したりといった、私たちが当たり前に日常でしている行動を身につけたのです。 次第に身体の扱い方が進歩して、肉体一辺倒だった状態に感情的な覚醒が起こり、感情を意識的に扱えるようになりました。 こうして人間社会に演劇が生まれたのだそうです。 この進歩によって人間は、神秘的な気持ちを抱くようになり、宗教心の土台が構築されました。 「原始人」という言葉から猿人のイメージがわいてきませんか? 原始の人間はほとんど動物と変わらなかったと言われます。 その人間が、ハタ・ヨガで自分の身体をコントロールして扱うことを覚え、次に感情を扱うことを覚え、漸進的に進歩をとげたことで今の私たちがあります。 その進歩の努力を引き継いで、21世紀の人類がヨガで果たす課題とはいったい何でしょうか。 意識的な肉体の扱い方を学んで、感情も意識的に扱えるようになった、その次は何を意識的に扱えるようになる? 心です。 魂の道具として心を扱えるようになること。 これが、進化を引き継いでいく私たち現代人の課題です。 この課題は、ラージャ・ヨーガというヨーガの科学によって達成することができます。 ですからヨーガは、私たち人間の成長にずっと伴走してくれているのです。         ラージャ・ヨーガは、この目標を果たすための法則です。 この科学を私たちが実際にやってみることで、目標に最適な脳が覚醒されます。 あなたの魂がもたらすアイデアを、あなた自身が理解できる脳に進歩させるのです。 魂はそれを待ち望んでいます。 私たちの脳といえば何に使われているでしょうか。 日常生活で接している情報を思い出してみて下さい。 テレビやネットから入