声と表情は思いやりの基盤
思いやりは人間の進化の証し。人類の進化の賜物は、声や表情をコントロールできるようになったこと。 思いやりの感情を交流できるようになったことだと言われています。 古代の人間はほぼ動物的と言われているとなると、表情も動物のように変化が乏しく、「カワイイ〜」のような声の抑揚もなかったのではないでしょうか? これは気づくべき恩恵です。 声や表情、身振り手振りなどを自分でその状況に合わせて、意識的にコントロールできるようになることで「人間」になってきたのです。 しかし、 動物は衝動的に行動します。恐れや怒り、食欲などの衝動に行動を限定されます。 しかし人間は、判断力と想像力という使って、この場にどう反応するかを考え、行動をコントロールできるようになったのです。 これをスピリチュアルな能力と言わずして他に何があるでしょうか! あなたもこの能力がインストールされています。 使いこなせていますか? それとも動物のように衝動的に感情的に反応して苦しんでいませんか?! 相手が自分にした反応の意味がわからず、或いは誤解して悩んだり逆に攻撃したり。 知らず知らずのうちにお互い被害者になり加害者になっています。 「相手に思いやりを持ちましょう」と精神論を聞いても、なぜそうできないのでしょうか? 生き方を学ぶと同時に体の生理的な土台を変えていかなければ、性格や人生観は変化していかないことを知っておく必要があります。 カフェに入ったらタバコの匂いがして不快になったので別の場所へ移動したというように、 外の環境を感じてそれに反応(行動)する一連のパターンを備えています。 子供にであれ夫にであれ外に向ける反応は、自分の性格でそうしているように感じられますが、 心と体のつながりの知識からもう一歩踏み込んで理解してみましょう。 先述したカフェの例でいえば 、 「神経の指令によって体が別の場所へ移動させられた」と表現できるのです。 このつながりを学んで理解することから手に入れる未来は、思いやりのある交流と人間関係、思いやりのない交流が引き起こされてしまう原因が明らかになるのです。 神経ネットワークは神のロードマップ 神経という名の「神の通りみち」。この地図を眺めてみませんか?