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霊性の目覚めの基本「呼吸」

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  現代は、精神世界の智恵を本で知ることができる素晴らしい時代です。 しかし、実際に自分に実現するとなると「頭ではわかっているけどできない」という壁が立ちはだかってきませんか? ここを乗り越える突破口は 呼吸 です。 呼吸は、霊的発達の基本的な能力です。 なぜなら呼吸は肉体上だけで働いているわけではないからです。 神経、感情、理性、そして無意識と、呼吸は五つの次元に働きかけることができます。 霊的に目覚めていくということは、意識的に行う自分の呼吸を、肉体に働きかける段階から神経システムへ、感情へ、理性へ、霊的な意識の領域へと高めていくことです。 このステップはエスカレーター式です。 基礎的な実力を身につけ漸進的に高めていきます。 この基礎が、自分の呼吸に意識的になるということです。 呼吸に意識的にならないうちは、無意識の影響を受けて呼吸していることになります。 だから苦しいのです。 これまで呼吸に無意識で生きていた人が呼吸に意識的になろうとすると、すぐに意識が別にそれてしまいむずかしいと感じます。 そこで諦めてしまわないように編み出したのが、「覚醒のヨーガ」第6章のレッスン1です。 レッスン1を行っていくと、呼吸と意識がつながっていきます。 すると日常生活で何をしていても常に自分の呼吸を意識していられるようになります。 霊性への発達は、ここがスタート地点になっています。 呼吸を軽視せずに、呼吸に意識的になることを目指してください。 そこから必ず道が開けます。

ヨーガレッスン後の過ごし方を大切に

今日は8月最後のレッスンの日でした。 雨模様も手伝い、陽気はすっかり秋。厳しい暑さの中レッスンに通ってくださった今夏も終わりを迎えています。 9月から、ヨーガクラスの定員は5名から4名になります。これまで以上に三密をさけ、ゆったりした空間でレッスンを行っていただけます。 定員の変更にご理解ご協力をいただき、ありがとうございました。 今日も穏やかなヨーガクラスでした。 参加者の皆さまのお身体が落ち着いていくたび、バラバラだった皆さまの波調がヨーガ一色に統一され、教室の雰囲気がどんどん変わっていきます。 まるで人気のない神聖な神社に足を踏み入れているような、そんな静かな空間になります。 日頃がんばっている筋肉をゆるめていくと、緊張感が安心感に変わります。 頭の中を占めていた考えが自然と消えていくと、許せなかったことが気にならなくなり、心が静かになります。 皆んながそんな状態になった教室は、まるで聖地です。 その空間で正座して深呼吸、両手を合わせて合掌すると・・・ もうこれ以上のものは何もいらない、そんな心の境地になります。 欲望が薄れ、代わりに精神的な欲望があらわれてくるのです。 人のために・・・人に優しく、誰かのために祈る。 これこそが、魂が心に透過した時の私たちの状態です。 レッスンの最後にお祈りをして、健康の遺伝子にスイッチを入れます。 そうして皆さまをお見送りして・・・8月のレッスンも無事終了いたしました。 今日の平和な心を大切に、次のレッスンまで大切に保管してくださいね。

子どもは知っている神さまとつながる方法

夏休みを利用して、お母さまが定期的に通っているヨーガクラスに参加してくれた小学2年生の女の子から、レッスンのご感想をいただきました。 子どもの文章は、どうしてこんなに短いのに大人の心をグッとつかむのでしょう。 もしこれが本だとしたら、ここ最近で一番、感動した本と言えるくらいの感動があります。 このような心でヨーガを実践する子どもと一緒に行うことで、利己的な心でヨーガを行う大人の私たちの心が洗われることになるかもしれませんね。 レッスン最後に合掌で終わりの挨拶をするとき、この小学2年生の女の子は、インドのヨギたちがするように、床に頭上をつけるように頭を下げていました。 いつまでも、いつまでも・・・ その姿を目の当たりにした時、目頭が熱くなりました。私がインドにいた頃のヨーガを思い出しました。 彼女とヨーガレッスンが一緒になった方は、ラッキーですよ。 教室の中が、純粋なエネルギーで満たされています。   【お嬢さまのご感想】 呼吸がいちばん大事だとわかりました。 たくさん深呼吸をしたので、ヨーガのあとお腹いっぱいになりました。 ちゃんと深呼吸をしたら、神さまと通じあえると思いました。 【お母さまのご感想】 私は、今までの人生辛かった時、迷った時、ヨーガが支えになり前に進む事ができました。 娘にも、これから先の人生、私がこの世から先立った後、ヨーガが人生の支えになってくれたらと常々思っておりました。 それと私以外の大人、桂子先生のような素晴らしい大人に出会い、視野を広げて欲しいという願いもあり親子でヨーガを行う事にしました。 レッスン当日、大人ばかりの中で90分大丈夫かな?と正直心配していましたが、桂子先生のご指導の元、集中してヨーガに向き合う事ができたそうです。 終了後、深呼吸が1番大切だと学んだという娘の感想を聞き、私自身、初心の頃を思い出させてもらいました。 これからも親子でヨーガを通して人生を学び、成長できたらと思っております。桂子先生に深く感謝申し上げます。 何かと忙しない日常の中、清々しい非日常での空間で親子ヨーガ、親子共々気持ちが穏やかになります。 是非、多くの皆様に体験して欲しいです。

【ヨーガ指導形態の変化の流れ】大型店から少人数制の教室、個人指導へ

 今朝、ゴミ出しで外に出たら秋の気配を感じました。 ふと見上げると空が少し遠くなったようです。そういえばもう8月も後半に入りましたね・・・ 久しぶりの投稿になりました。ホームページの更新に時間を費やしておりました。 19歳の時から健康産業の中でフィットネス業界に携わってきた中で、大きな節目が三つありました。 その一つは、29歳の時。 ガンガンに激しく運動するエアロビクスと筋トレの世界から、心の世界、ヨーガに転身したことです。 それから10年たち、大型のヨガスタジオやスポーツクラブで、グループレッスンを提供するヨガインストラクターから、個人で教室を開き、個人指導の指導技術と知識、人間性を求められるヨーガ指導者へと転身した39歳。 二つの転換期を経てきましたが、今日ほどまでに時代の変化とともにヨーガの普及形態に変化が及んだことはなかったのではないか、そう思うほどです。 いまだパンデミックによる感染者数の勢いが情報番組やネットを占める割合は大きくある一方で、私たち自身の健康に対する意識は向上したのでしょうか。 一般生活者にとっての健康に関する知識は、主に情報から取り入れることになります。 情報は、万華鏡のように移り変わりが激しく、それに接する大衆は、一つのことを吸収する前に次の情報に流れます。 ですから、情報を頼りにしているだけでは、自分の中に何一つ深く残ることはないのです。 その結果が誤ったストレス解消法です。 表面的なことで問題を解決しようとしても、問題は根の部分にあるため、そこに向けた知識人に接しない限り、私たち自身の意識は変わりません。 情報にふりまわされる人間の大衆意識の傾向をふまえ、インドのヨーガ施設では、病気になると西洋医学の治療だけではなく、ヨーガの実践と智恵の勉強、これらすべてを治療とします。 今から10年以上前の話になりますが、私自身も実際に施設に宿泊して体験したときは、早朝5時から瞑想を行い、智恵を学びました。 こうして患者の意識から、つまり細胞レベルから改善の道をたどるのです。 なぜなら、意識が変わっていなければ、今の意識によって形成された病気が死滅することはないからです。 私たちが置かれている今この時代さ、まさに意識の変化から病気に向き合わないとならない時代です。 ウィルスそのものも昔からくらべ、知的に変化しているからです。 10年前インドで暮ら