心が変わらなければ先にカラダを変えたらいい
20代の私は、エアロビクスのインストラクターとして活躍しました。 団体行動キライ、運動会が死ぬほどキライだった私を知る当時の友人は この事実に接するたび大笑いするしかないほど驚いたようです。 エアロビクス時代を通して、 身体は自分の意志で変えられることを体験しました。 子供の頃は虚弱体質でアガリ症で赤面症。 人前に立つと声が裏返ってしまうなど(苦笑)、 大変生きづらい体癖をたくさん持っていた私でしたが、 身体を変えることから心も変えられることを知りました。 幼少の頃から針金のように身体が硬かった私ですが、 ペターッと床に身体をつけて開脚もできるようになりました。 床にペターっと身体が倒れていった時の感動は忘れません。 それはまるで 身体が意志を持って動いている かのようでした。 心は、身体の動く範囲が広がれば広がるほど、 姿勢が正しくなればなるほど、 筋肉のつき方が変われば変わるほど変化していきます。 弱々しい過去の私がフェードアウトしていったのです。 19歳から始めたエアロビクス、ボディビル、その後のヨーガ。 エアロビクスは心拍数と呼吸の世界、ヨーガも然り。 自分の身体から体得した叡智。 生徒さんのお身体に接するたび直観してきたこと。 当時は科学的に証明するものがなかったのですが、 最近ではだんだんと心と身体のつながり ソマティックに関する研究結果が発表されるようになりました。 私のレッスンで行っていることを、 生徒さんに理解して頂ける世の中になってきたのです。 心と身体のつながり=ソマティック 「心と身体はつながっている」では言い切れないほど心と身体はつながっています。 しかし、ここにもう一つ加えて理解しなければなりません。 「脳」も含めて「心(脳)と身体(脳)」と理解して下さい。 心の時代と言われる今、自分の心に悩む人は大勢います。 心を変えるために様々な方法が生み出されています。 セミナーも盛んに行われています。 しかし、それと同じくらいに変わらないと悩んでいる人も沢山います。 なぜ、変わらないのでしょうか? 心(脳)と身体(脳)はつながっています。 このつながり