リーダーシップは身体から(Sさんのヨーガ個人指導体験記)

私は2022年の12月に、ヨーガ個人指導を5回コースで受けました。
その体験を文章にしました。
今後個人指導を受けようと考えている方の参考になればと思います。



きっかけ


今年の4月、自分の勤める会社が買収され、ホールディングスのグループ会社になりました。それまでは部長職に就いてましたが、買収をきっかけに取締役になりました。


そのとき先生から、「社員を率いていくリーダーシップを行使するためには身体的土台が重要」とのことで、5回コースで個人指導に取り組むことに決めました。













経過


〜1回目〜

「リーダーたるもの腰を強化する必要がある」ということで、骨盤から脚を動かす動作、骨盤を柔軟にするための運動を、腰の向きの矯正を目的に実施しました。




〜2回目〜

1回目とほぼ同じ動作をしました。2回目を終えたあたりで、本来あるべき方向に腰が定まってきたように感じました。


しかし、これまでの身体が前のめりで腰の力が抜けていたため、使われていなかった腰の筋肉が動き始めたことで筋肉痛のような感覚が生じました。ここは、身体が変化していく際の通過点です。冷静に堪えなければなりません。










〜3回目〜

脚と骨盤の運動に加え、3回目からは上半身の向きを調整する運動が加わりました。これにより、下半身の変化に上半身が対応できるようになったことで、腰筋が筋肉痛になることはありませんでした。




〜4回目〜

腰の力で力強く且つ繊細に立つ。このワザを身につけるため、お尻の筋肉を目覚めさせる難易度の高いトレーニングを行いました。


教えていただいた動作を朝と晩に自宅でもやって、必要な筋肉が定着するように心がけました。






〜5回目〜

コース最後の個人指導。今までのおさらいと、腰を使って立つための脚の使い方、体の向き、お尻の力の入れ方を教えていただきました。そうして立ってみると、身体の力は抜いているはずなのに上半身に力がみなぎってきて感動しました。


ただ立つだけなのですが、今まで全く意識せずただ立っていただけだったと気がつきました。












以下、個人指導を受けた結果の自分自身の変化点を、身体面・精神面・仕事のパフォーマンスという観点で整理しました。



身体

・腰と胸の向きが調整された事で、身体が若返ったように元気になりました。呼吸をした時に胸が弾むようになりました。


・歩くと腰にバネができたように感じられて、身体が軽く歩いているだけで心がウキウキするようになった



精神

・個人指導を始める前は、自分は役員として何をしていけば良いのか悩んでいたが、将来何をすべきかのビジョンを考え、実現していこうという強い意志を持つようになった



仕事のパフォーマンス

・今まで以上に思考が明瞭に働き、打ち合わせ中に、課題に対して何をすべきか、すぐに対応策を考えられるようになった


・自分の考えた事に自信が持てるようになり、何度も同じ事を考えて悩むことがなくなった


・顧客や部下の言動を冷静に観て、なぜこのように反応しているか考え、適切な対応ができるようになった





2022.12.04〜2022.12.24




「リーダーは背中で語る」と言われるように

存在そのものが人々を導く光になりますようにヨーガにお励みください。

その光が放たれるにふさわしい身体に調律させていただきました。

ますますのご活躍を心からお祈りいたします。(畠山)







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