Mさんのヨーガレッスン日誌






私たちがヨーガに出会うとき。

それは、自分より先に始めた誰かの経験を知ることがきっかけになります。

誰かのブログに出会い、ヨーガの体験談を読んだり、誰かの話を聞いたりしながら、まだヨーガを知らない自分とヨーガの距離を縮めていきます。

そんなことを繰り返しているうちに、気づけば自分もヨガマットに座ってる・・・。

このような道のりでヨーガに出会い始められた方、きっとたくさんいらっしゃいますよね。


Mさんのヨーガのご経験が、どなたかの夢を実現するきっかけになりますように。



レッスン日誌

 

今回は、私にとって初めての2名でのグループレッスンでした。


明らかに教室のスペースは広く感じられ、いつにもまして静寂を感じる中、いつものようにレッスンが始まりました。


スタートしてからそれ程経たないうちに感じたのは、レッスンへ引き込まれる身体の感覚がとても急で、自分の意識が追いつかないということです。




とても説明しにくいのですが、身体の方が先へ先へと集中に向かっているという感じでしょうか。


その集中力と感覚はいつもとは格段に違うもので、身体はスムーズに動きながらも、とても驚いている自分がいました。



身体の一つ一つの動きと反応に、驚きつつとても丁寧に向き合ったためか、終わった後には少し身体の疲れを感じながらも、何とも言えない達成感がありました。


 

ヨーガのレッスンでは、スペースの広さや人数にかかわらず、集中力が保たれていることが理想ですが、今の私は未だ、後方にいれば前の方の動きが目に入り、人の呼吸が聞こえると、自分も呼吸しなくてはなどと、思考が浮かんできて、その集中が途切れてしまうことがあります。



しかし、いつもより少ない人数という物理的な条件はありながらも、今回私が集中力を途切らさず保つことが出来たように感じ、また、冒頭に表現しましたがその感覚もいつもとは違った、と感じたのはなぜなのか?



レッスン後に先生が、「今日ご一緒した方と私の、ヨーガへ向かう気持ちや姿勢、思いの熱量が作用して、高い集中力とこの場の雰囲気を作り上げたのです。


それはその場の人数などとは関係ないです。」というような説明をしてくださり、これが「違うと感じたのはなぜか?」という問いの答えだと、とても腑に落ちました。


 

レッスンでは毎回違った出会いがあり、それゆえに、そこには期せずして作られるもの、成り立つものがあるということー


今回の経験から、毎回のレッスンに向かう自分の気持ちがいかに大切なものか、ということを、改めて学ばせていただいたように思います。



「今日のこのレッスンは、今生でこの一度だけ」という思いで、そのご縁に感謝をしながら、さらに真剣に取り組もうと気持ちを新たにしました。



いつも熱心に愛情あふれるご指導をしてくださる畠山先生、今回ご一緒してくださったお相手の方に、心から感謝を申し上げます。


ありがとうございました。



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