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姿勢から軌道修正するヨーガの道

ヨーガの道で迷ったら、覚悟をきめてはじめから、段階的に進んでいけるようにやり直すことをお勧めします。 基礎をきちんと固めないうちに ポーズだけを行ったり、いきなり瞑想したり、無秩序に哲学を学んでも、身にならず崩れていくだけなのです。 ヨーガをやり直して成果を実感しながら進んでいきたい。 今度は途中でなんとなくやめてしまわず、ライフレッスンとして自分の生き方の一部にしていきたい。 もし、このようにお考えでしたら、ヨーガに対する礼節をもって取り組んでいかれてください。 神とつながる道と言われるヨーガの基礎は、礼儀です。 ヨーガ教室は、心身を清め、魂とつながるための日常の中の聖域です。 教室へ入るときの気持ちひとつ変えることから、こんがらがった道が軌道修正されていきます。 はじめが丁寧にスタートできれば、道中も丁寧に歩んでいけます。 途中で脱線しそうになっても落ちる穴が浅くて済みます。 ヨーガそのものに対する感謝、教室、ヨガマット、本、ヨーガを伝承してくれた過去何千万人の魂へ、感謝。 ヨーガは神につながる道であると言われる意味を考えてみれば、その道に礼儀なく土足で踏み込んでしまったがための結果であることが自ずとわかってきます。 ここに気づけたら、どうぞ次は基礎から丁寧にお始めください。 真摯な誠実な姿にヨーガの智恵が降りてきますよ。

神の建築物「姿勢」の再建

  ヨーガや瞑想、精神世界やスピリチュアルを探求し続けてきた。 でもここでいったん全てをリセットしたくなるとき、ありませんか? はじめからきちんと秩序立てて学び、実践して成果を実感したい。 でも、どこからどう軌道修正できるのか方向を定められず迷っていませんか? ヨーガ、瞑想、精神世界、スピリチュアル。 これらを総合して智恵といいます。 智恵は、自分を知り本来の自分を実現するための知識と方法、手段です。 これらを統合すると【法則】と言われるものになります。 智恵を活用し、法則を自分に適用する際の扱い方があります。 まず、 吸収できる 自分自身に整備します。 整えるならなんでもよい、というわけではありません。 智恵の力が自分の心身に浸透できるようになる整え方です。 その指針になるのが【姿勢】です。 姿勢は生命の法則を基盤にして建設されています。 つまり姿勢は神の設計図です。 神の意図(宇宙の法則)によって創造されています。 ですからまずは自分の姿勢を設計図のとおりに建築していくこと。 そうすることで生命の法則が肉体で稼動できるようになるのです。 パソコンのバージョンが古いと新しいソフトをインストールできませんよね? この理屈は私たちにも当てはまります。 智恵を生き方に、成長や進化の手段としてインストールしていくときは、自分そのものの品格を智恵に対応できるように格上げしなければなりません。 その第一歩が姿勢なのです。 神の力が降るにふさわしい美しい造形物に仕立て上げてください。

神が舞い降りる骨格

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  3月5日にスタートしたNさん(20代)の個人レッスン6回コースの3回目。 初回からみるみる姿勢が変化してきました。 画像からNさんの意識の変化がみてとれます。 日常でもご自身を意識していられるようになったからこその結果です。 お首もほっそり気味になり口元もしまってきました。 「ステキな大人の女性になる」というNさんの意志が定まったからです。 20代後半のNさんは、専門職のキャリアが5年目になったことで、社会人としても一人の女性としても自信を持てるようになりたい、という志しで個人レッスンを希望されました。 ところでなぜヨーガ?しかも個人レッスン⁈ と思われるかもしれませんね。 ヨーガは人間の意識を、大衆的なレベルから精神的、霊的にとはしごを登っていくように高める科学的プログラム です。 このプログラムのはじめの一歩は、 自分自身の弱点の克服です。 弱点というマイナス要素を抱えたまま願望実現に向かって前進はしていけません。 勢いで行ったとしても途中で弱点のマイナスエネルギーに足を引っ張られるからです。 ですから、スタート地点で可能なかぎり自分の一部になってしまった心と体の弱点、不健康な面、ゆがんだ価値観を好転させていきます。 そうすることでその人に将来的に発芽する霊的意識の基盤が構築されます。 この場合のエネルギー好転法として、私は礼儀作法と正しい姿勢をセットにして身につけるよう指導しています。 このプログラムを自分に課すことで霊的発達の種が心身の奥深くにまかれていきます。 さて、90分みっちり私とご一緒するNさん。 3回目のレッスンではさらに深い意識の変化を起こし、姿勢がまた一段と変わりました。 左がレッスン前、右がレッスン後です。 なぜ、個人レッスンではこのように変わることができるのでしょうか? まず、個人レッスンはマンツーマン、先生に対して生徒一人だけです。 レッスン前後の無駄なおしゃべりに本来レッスンで使うはずの集中力のエネルギーを浪費しなくて済みます。 多くの場合、レッスンが始まるまでのおしゃべり、終わってからのおしゃべりでヨーガの効果を台無しにされています。 個人レッスンは、おしゃべりしなくてよいぶんレッスンで得られた意識のまま帰途につくこともできます。  帰途も意識の変化、呼吸、姿勢を意識していられます。 これが、ヨーガの科学の力を深いところまで浸透さ

体の声は心の耳で聴く

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  「体の声を聴く」という言葉がありますが、実際はどういうことだろうと思いませんか? 「体の声」という抽象的な表現は、実は心のことを指しています。 体に現れた心の状態を、 第六感という感覚 を通して体から気づいていくことです。 第六感を通して気づくことで初めて、ふだん気づいていなかった例えば痛みの芯の原因、イライラの真の理由に気づくことができます。 この気づきによって悪い習慣を初めて断つことができるようになります。 「わかっているけどやめられない」のは深いところで気づいていないからです。 人は真に気づくことができると、つまり悪い習慣に突き動かされていることから覚醒すると、それを断とうとする意志の力が発動します。 この力が自分の中で活性化することによって、誤ったストレス解消法や悪習慣、ネガティブな考えを実際に手放していけるようになるのです。 痛みのコントロールやアンガーマネジメント、イライラや不安などの負の感情をコントロールすることが実際にできるようになります。 ここまでは理解できますが、問題はどうやったらできるようになるか、です。 その前に、なぜ自分の悪習慣に気づけないのか、あるいは気づいてもやめられないのか、このことについて考えてみましょう。 ふだん日常生活では五感を通して物事を知覚しています。 このセンサーは、習慣を繰り返すために物事を知覚するセンサーとして機能しています。 赤信号を見たら、止まる。 あれを見たら、食べたくなる、というように。 ですから、自分のセンサーが五感しか機能していないとすると、生き方が習慣の繰り返し、ルーティンワークになってしまうのです。 この状態が続き、新しい価値観に更新されないと「生きづらさ」と言われる体感になります。 それがやがて体の不調や精神的な苦しみという形に発展していきます。 さて、この悪循環から覚醒していくためには、第六感を働かせて気づくことが必要だということがわかりました。 第六感を働かせるには、ふだんフル稼働している五感の働きを鎮めることが先決です。 「覚醒のヨーガ」をお持ちの方は、第6章のレッスン1を行ってください。 自分の行動や思考、生き方に対する気づきを得ていけるようになるための第六感を養うことができます。 今の自分の状態を超えたい、克服したい何かがある場合、まず五感を鎮め、心を落ち着かせ、第六感でご自身のカラダの