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12月, 2022の投稿を表示しています

2022年最後の教室の日

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2022年も残すところ数時間となりました。 本年も当ヨーガ教室をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。 わずかでも皆さまのヨーガのお役に立てたのであれば、幸いに存じます。 いえいえ・・・(笑)、一番活躍したのは猫! ロージーかもしれませんね。 ロージーが教室にフラッと訪れただけで、皆さまの緊張がほころび笑顔になるのですもの。 今年のレッスンは、個人指導で終わりを迎えました。 夕方前に、最後の個人指導の生徒さんとレッスン最後に合掌をして深呼吸で2022年の教室を閉じることができました。 ありがとうございました。 2023年も畠山桂子ヨーガ教室をご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 皆さまのご健勝とご多幸をお祈りして、今年最後のご挨拶とさせていただきます。

リーダーシップは身体から(Sさんのヨーガ個人指導体験記)

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私は2022年の12月に、 ヨーガ個人指導 を5回コースで受けました。 その体験を文章にしました。 今後個人指導を受けようと考えている方の参考になればと思います。 きっかけ 今年の4月、自分の勤める会社が買収され、ホールディングスのグループ会社になりました。 それまでは部長職に就いてましたが、買収をきっかけに取締役になりました。 そのとき先生から、「社員を率いていくリーダーシップを行使するためには身体的土台が重要」とのことで、5回コースで個人指導に取り組むことに決めました。 経過 〜1回目〜 「リーダーたるもの腰を強化する必要がある」 ということで、骨盤から脚を動かす動作、骨盤を柔軟にするための運動を、腰の向きの矯正を目的に実施しました。 〜2回目〜 1回目とほぼ同じ動作をしました。2回目を終えたあたりで、本来あるべき方向に腰が定まってきたように感じました。 しかし、これまでの身体が前のめりで 腰の力が抜けていた ため、使われていなかった腰の筋肉が動き始めたことで筋肉痛のような感覚が生じました。ここは、身体が変化していく際の通過点です。冷静に堪えなければなりません。 〜3回目〜 脚と骨盤の運動に加え、3回目からは上半身の向きを調整する運動が加わりました。これにより、下半身の変化に上半身が対応できるようになったことで、腰筋が筋肉痛になることはありませんでした。 〜4回目〜 腰の力で力強く且つ繊細に立つ。このワザを身につけるため、 お尻の筋肉を目覚めさせる難易度の高いトレーニングを行いました。 教えていただいた動作を朝と晩に自宅でもやって、必要な筋肉が定着するように心がけました。 〜5回目〜 コース最後の個人指導。今までのおさらいと、腰を使って立つための脚の使い方、体の向き、お尻の力の入れ方を教えていただきました。そうして 立ってみると、身体の力は抜いているはずなのに上半身に力がみなぎってきて感動しました。 ただ立つだけなのですが、今まで 全く意識せずただ立っていた だけだったと気がつきました。 以下、個人指導を受けた結果の自分自身の変化点を、身体面・精神面・仕事のパフォーマンスという観点で整理しました。 身体 ・腰と胸の向きが調整された事で、身体が若返ったように元気になりました。呼吸をした時に胸が弾むようになりました。 ・歩くと腰にバネができたように感じられて、身体が

魂の情熱は、時間ニモマケズ距離ニモマケズ

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今年は日曜日のクリスマでした。 夕暮れがおしせまるなか運転していると、個人指導を終えた生徒さんから「無事に新幹線に乗りました」とメールが届きました。 西日本へ向かう新幹線の車窓を横目にメールを打っている姿が目に浮かび、安堵の笑みがこぼれました。 個人指導のため、遠路をお越しくださる方の帰路は私自身の帰路でもあります。 心の落ち着きを保ったまま無事に帰れますように。 時計を見ては「もうそろそろ着いたかなぁ・・・」と考える習慣は私の一部となり、気づけば20年以上がたちました。 お帰り際では、ギリギリまで水の入ったボウルにお豆腐を入れて小さな子どもなは持たせるような、そんな親心になります。 途中で水をこぼしてしまわないように、お豆腐を落として崩してしまわないように、両手でしっかり抱えながらお家にたどり着けるように。 そう祈る気持ちです。 さて、当教室には西日本へ向かう新幹線と同じ時間をかけて西東京から通ってこられる生徒さんがいます。 雨ニモマケズ風ニモマケズのように物理的なハンデを超えて。 そんな情熱を秘めた生徒さんのヨーガ個人指導6回コースが、クリスマスを目前に無事終了いたしました。 一般には、家から近い方が良い、最短、時間がかからない方が良いといった価値観があります。 しかし、距離や時間が人間の心を育ててくれる場合があります。 自分の心を育て、魂と融合するまで意識を高めていくヨーガにおいては尚さらです。 距離や時間といった物理的な障壁にめげず、逆にそれを管理できるようになったとき、外界に気分をコントロールされる弱き立場を克服できます。 そうして人は強くなっていくのです。 自分の足で通ったことから身についた強さが、あなたを裏切ることは決してないからです。 個人指導6回を終えて、今実感していることは「忍耐力」がついたことです。あきらめない、投げ出さない、そして受け入れる「力」です。 指導が始まるまえ、自分の課題を2点掲げました。1つは、妄想からの恐怖心の克服 もう1つは、人間関係を良好にさせることでした。 個人指導の初日、先生は「◯◯さんのヨーガを始めます」と仰いました。その神聖な言葉から、学びのスイッチが入りました。 自分の身体を客観的に観られるように、自分の身体を意識的に使えるように。基礎の姿勢を作るレッスンが始まりました。グループレッスンでは伝えきれない細かい動きを