親子のYOGAブログ「ヨーガで育自し育児する」
本日は、なんと!ヨーガを行っている皆さんにはとっても興味深いブログをご紹介します!
タイトルを見たとき「うわぁ、なんて面白い!うまいなぁ」と感動しました。
ブログの管理人さんは、当ブログに何度か登場している8歳の生徒さんAちゃんと、そのお母様のMさん。
お2人の協働ブログです。
Aちゃんのイラストを楽しめるブログに育っていきそうですね。
それもそのはず、Aちゃんの将来の夢は画家さん。
絵を描くことで世界の平和を願う女の子。
「戦争やめて」って、「みんなで仲良くしよう」って。
ヨーガ哲学を勉強中、私の目を見てそう訴えるAちゃんを目の当たりにすると涙が出そうになります。
Aちゃんは、しっかりしたメッセージを持っています。
これこそが魂の光です。
なぜなら、「こんなこと言ったらどう思われるだろう?」「嫌われたらどうしよう」という自分本位の考えがないからです。
ただひたすらこの世界の平和を願い、この想いを動機にヨーガを行っています。
雨の日も傘をさしてリュックを背負い、大好きなミニオンを3つもぶら下げてやってきますよ。
大人の私はその姿がドアに見えると、なんだか泣けてきます。
「いらっしゃい、よく来たね」とお迎えする私の目線がどんどん上がっていくようになりました。
Aちゃんは、どんどん大きくなっています。
それもそのはず、Aちゃんのイラストから心の成長が見てとれます。
座法の絵から人物の物語が伝わってくるようです。
なぜAちゃんの精神的成長が顕著かというと、それは、自分の描く絵が平和のメッセージになることを願いヨーガを行っているからです。
ヨーガの実践には段階があります。
まず初めは自分自身から。
自分の心と身体を健康で幸せにする、ストレス解消など。
自分のことを考えて実践していきます。
その段階が過ぎると、動機は自分ではなく人のためになります。
人のために役立つ自分になるために心と身体を育てる。
そう思えるようになったときから、ヨーガの実践は内面の成長に向かっていくのです。
あなたのそのヨーガレッスンが、人のためになるように。
人に役立つ自分になるように意識を高めなさい。
あなたのその実践を神に捧げなさい。
ヨーガの師に習うと、このように教えられます。
そこに「自分」はないのです。
これは、自分のことを後回しにする、ないがしろにするということではないのです。
ヨーガの心のレッスンには、「知足」という心を身につけるレッスンがあります。
今で十分に満たされていると、感謝できる心を養っていくのです。
もっともっと幸せに、もっともっと動けるように、もっともっと健康で、食べれるように、と。
もっともっとの欲望を掻き立てることなく、足るを知るの心が生きる基本になるように。
今でもう十分幸せ、自分は恵まれているから、次は人のためになるようにヨーガを行っていくのです。
「人のため、という気持ちがわかりません」というお声をいただくことがあります。
人間は、利己から利他へと進化していきます。
利他の精神を人格の一部にしていく過程が人間の進化の道のりです。
だから、その気持ちが今の自分にはないからと言ってヨーガを諦めないで、利他の心に進化していく種は持っているのですから、開花させていきましょう。
すでにその心を開いているAちゃんは、私たち大人の先輩かもしれませんね・・・
これからお二人のブログが楽しみです。
先生はそっと応援していますよ〜。