ヨーガ・スートラ受講者Aさんのご感想
「秘教講座 第二回を終えて」
「どのような意味なのだろう」と引っ掛かる部分について、講座で取ったノートや「覚醒のヨーガ」を照らし合わせ、自分の言葉で表現することを試みました。
P12 後ろから3行目〜P137行目。
この部分は、読者たちに決意を促す気持ちで書かれたのかもしれないと思いました。
すごく心に残り、希望の光が心に灯り、固く決心し、力が湧いてきました。
「目標としている地点に辿り着くための規定、法則、手段が目の前に提示されているのであれば、それを手に取り実践して前に進んで行けばよい。
やるもやらぬも自分次第。
変容の山の頂きまでは困難な道かもしれないけれど、神や魂の境地に至ることが約束されているなら、熱意を持って忍耐強くその道を登っていこう」と。
これまでの人生、決意や覚悟が足りず成し遂げていないこと
投げ出したい気持ちに耐えてやり遂げたことなどありますが
前者の経験で感じた残念な思いではなく、後者の過程で感じた「じわじわ進んで行く感覚」を思い出しながら、
あきらめず我慢強く進んで行けばよいのかな、と思いました。
P13-8行目〜P14-7行目。
この部分は引っ掛かる語句が多く、「このようなことではないか?」と思うものの、自分の言葉で表現することに苦労しました。
本文は影も形もなく、違うかもしれませんが、このように思いました。
「他の人からどのように見られているのか」
「かっこよく思われたい」
「良い人だと思われたい」
そのような自分中心のしがらみから自由になり、良心ベースで生きていけば落ち着いた気持ちでいられる。
人に何かをして感謝されて嬉しく感じる心。
心の中にある良心は、それを活かされて喜ぶ。
自分の良心を大切に育んでいけば、利己的な心が良心に置き換わっていき、「自分のために」ではなく、「全体のために」という思いで過ごすのが標準、当たり前となり、心の平安を得られる。
アリス・ベイリーは、「魂の光」の序章で、これから秘教を学ぶ者たちに、進むべき方向性とそこに至った暁に得られる境地を示しています。
そして、「それを成し遂げる」という決意と覚悟を促しています。
「神とともに、魂の光を心に灯しながら、ぶれずに道を歩んでいけるように」という願いを宛てたのではないかと思わずにはいられません。
また、ここに引用されている聖書の言葉に込められた意味の深さ、輝かしさ、力強さにも打たれました。
「魂の光を心の中で絶やさず、迷わない」と、自分を信じて進んでいく原動力が自分のなかに生まれたことを確信しました。
進むべき方向性、すなわち神の心から逸れていないか自分の思考や行動を冷静に見つめ、逸れていれば修正する。
このことを地道に続けていきます。
講座で先生がこの部分を重点的に説明してくれたことの意味がわかりました。
ありがとうございました。