安心は魂の色





本日、個人指導にいらした方が初めて個人指導を受けたときに感じたことを教えてくれました。

「個人レッスンを続けたら、1人で生きる強さを持てるのではないか」そう感じられたのだそうです。

私は、「そう!その通り」とお答えしました。



人間は、仕事に追われ人間関係に気疲れし、消してもやまないストレスと背中合わせで一生を終えるわけではありません。

人生には、自分の本質である「魂」を、この身体で体験できる価値があるのです。

では、なぜ体感できないのでしょうか?



それは、身体がストレスで疲れてしまっているからです。

疲れた身体になると繊細なことに気づかない鈍感な身体になります。

感覚がマヒし、疲れていることがもはや当たり前になります。

休息が必要なことにも気づけなくなってしまうのです。

「頭ではわかっているんだけど・・・」と言い始めたら注意してください。



この状態を、冷静に客観的にみる目線が必要です。

感覚が麻痺していないもう純粋な目線です。

気づいていない身体の力、筋肉の緊張に気づく目線です。

その目線が、個人指導なのです。



個人指導では、まずどなたも形状記憶されたガチガチの筋肉の力を抜いていただきます。

そうすると、生命エネルギーや血液が体中を自由に流れるようになります。

モヤ〜っとしていた頭がスッキリして、まるで目が覚めたように視界が広がっていくのがわかります。

固執していた思考のなかに、新しい風が吹くように心が広がっていくのが感情を通してわかりますよ。

自分の考えで自分を縛っていたことが、身体が楽になったことでわかるようになるのです。



人生において、人生の課題や困難、問題がなくなることはありません。

だから、楽な身体をそなえるんです。

身体が楽になれば、外側のことより自分の内面を意識できるようになります。

そして、自分の本質「魂」と同化すればするほど、ややこしい人間関係や人生の困難と同化することはなくなります。

たとえ困難が巡ってきたとしても、たんたんと客観的に思いやりを持って解決できるようになるのです。

これが、魂とつながった人間の行動です。



「魂とつながる」ということは、理想論ではなく人間の成長の通過点です。

この成長を促進するのは、まず、身体を楽にすること。

魂は、この身体にその力を現すからです。


身体がカタイ、疲れる、ツラいと身体を敵視するばかりでなく和解してください。

そうすれば、身体が人生の味方になります。

身体がつらくなる方に向かう生き方から、楽になる生き方へシフトしましょう。



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