ヨーガは体が楽になることがスタート





午前中の雨が強くふるなか、小さな折りたたみ傘からはみ出したスーツケースにしたたる雫を見て心から思いました。

「ようこそお越しくださいました」

ヨーガの扉の前にたどり着かれたことに、心から「お疲れ様」の気持ちです。


情報が悪いわけではありません。

でも、情報が氾濫しすぎているがために自分に必要なものに出会うことの方がむずかしくなっていますよね。

ヨーガも本当にそうです。



だから、そっと祈っています。

本当のヨーガをを必要としている人と出会えますように。

それを渡すことができたら、その人がどれだけ救われるか、はかり知れません。



ヨーガに出会うということ。

それは、くさりをつけたような重い足どりがスキップするように弾む人生になること。

これは、体が楽になることから始まりまです。

人それぞれお顔が違うように体の悩みも人それぞれ。

人はみな、いろんな生きづらさを体に宿しています。



体が楽になる方へ進路変更することは、大きな幸せにつながっています。

体が楽になったら、心が楽になる方へ。

心が楽になったら、精神的に安心できる方へ。

精神的に安心できたら、意識がクリアになる方へ。

そして、今の自分の意識より一段上に上がることができたとき、

あんなに苦しかった体、生きづらかった心、精神的な曇りが

もう二度と繰り返されなくなります。



午後になると雨も小降りになりました。

でも5月なのに風がひんやり。

そんな空気を温めるような嬉しいお声が届きました。

午後のヨーガにお越しくださった方から「おとろえていく一方だった身体が、むしろ良い方向に向かってることは大きな喜びで、感謝の気持ちでいっぱいです」



そう。

まずは誰もが自分の体と和解すること。

この体に神さまの力が宿っているからです。

私たち人間は、この体を通して神さまとつながることができる。

だから逆の言い方をすれば、体がしんどい、生きづらい、つらいとしたなら、

自分を生かしてくれている神さまと疎遠になっているから。

だからまずは体を楽にしましょう。

自分の体を通して神の力を授かりましょう。



午前中の方のスーツケース。

もう乾いて新幹線に揺られているからなぁ・・・

そんなことを考えました。





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