学んでも身にならない理解できないという方へアドバイス






アリス・ベイリーの秘教「魂の光」実践講座、いよいよ始まりました。

6名の受講者と1名のオンライン受講者、計7名の方が同時期に学びます。

本日のブログでは、本講座の学び方についてアドバイスします。

もちろん受講されていない方にも役立つ内容です。

精神世界を学んでも身にならない、理解できない、なんとなくの理解から先へ進めない方。

なぜ理解できないのか、頭に入っていかないのか、その原因がわかりますよ。



学ぶということは、自分の記憶にない知識を理解していかなければならないということです。

このとき、意識的に気をつけたいことがあります。

それは、自分の心から生じてくる頭の声、記憶です。



講座中、受講者の方には何が起きているかというと、講師の解説を聞いているだけではありません。

解説をもとに心から記憶が生じてきているのです。

解説の内容と似たような曖昧なままの知識、イメージで理解しているままの知識、なんとなくの理解のままの知識。



これらが記憶から出てくることが本質的な理解にたどり着けない原因です。

なぜなら、記憶をもとに今学んでいる知識を理解しているからです。



秘教の本のなかに「自己」と「非自己」という単語が出てきます。

自分の記憶には、「自己=自分らしく生きている自分」そして「非自己=自分らしく生きていない自分」という解釈で入っていたとします。

ところが、秘教では「自己=魂」であり、「非自己=人格」ですから、これを修正しないまま読進めていくから理解の壁にぶつかるのです。

そして、投げ出してしまう。。。自分の読みやすい、つまり記憶で理解できる知識に戻ってしまう。

このパターンにはまっている方、多いです。



わずかひとつの単語の解釈が本筋からズレているだけでも理解は変わってしまいます。

そのため、講座のなかでは単語ひとつの解説を丁寧に行ない、イメージで理解したままの意味を修正していく時間を多くとらなければなりません。

これが、精神世界は独学ではなく知っている人から学んだ方が確実だという理由です。



学ぶ方は講座中ずっと自分の心を意識していないとなりません。



ふと気が緩むと記憶の方に気が逸れ、そちらを理解してしまうからです。

ですので私は講座中、受講者の方に何度も「顔をあげてください!」「はい、こっちを見て!」と注意を今この瞬間に引き戻さなければなりません。

それでも、また首を下げ頭の声に引っ張られてしまいます。

受講者の方はこの初期段階を超えるよう努めてください。



頭の声に引っ張られないよう今この瞬間に集中できるようになること。

学ぶ方に絶対的になくてはならないことは、自分の思考と感情、身体を俯瞰する意識です。

当方のヨーガレッスンは、この注意散漫を克服し、俯瞰していけるよう指導しています。

今以上にレッスンに励みましょう!




このブログの人気の投稿

オープンクラスのお知らせ

ヨガインストラクターに欠かせない指導技術

世界情勢のなかにみる魂の光