霊的成長を志ざす人はあまり食べない方がいいの?
よく、先生はふだん何を食べているのかと訊ねられることがあります。
おそらくヨーガ=ベジタリアン=小食、というイメージがあるからなのでしょう。
インドにいた頃と帰国後しばらくは厳重なベジタリアンでしたが、今は普通食です。
ベジタリアンにならなければならない、という絶対はありません。
インドの師はベジタリアンでしたが、同じことを言っていました。
「極寒で暮らすエスキモーにアザラシの肉を食べるなと言えるか?!」とユーモアたっぷりに。
当方では、生徒さんに食べ物の指導はしません。
なぜなら、食べ物より重要なのは心だからです。
体をコントロールできるようになって次に心をコントロールできるようになること。
体と心の悩みから自由になれば、健全に食はコントロールできるようにな。ます。
この順序が逆になるから食がストレスになってしまうのです。
しかしながら私たちの内側は、食べ物の影響はごくごくわずかしか受けません。
魂の栄養は高次元の知識です。
身体を霊化させること、高次元の知識を理解することで潜在的力は覚醒します。
絶食や何かを我慢する禁欲的な行動は、魂の目覚めと関係ありません。
肉体の自然な機能を抑圧することは、肉体を霊化させる方法ではないのです。
しかるべき方法をとることです。
繰り返しますが、肉体と知識の学びとを併用することです。
どちらか一方だけでは超えられなかった「何をやっても変わらない」を突破できますよ。