年齢をかさねていくことの悦び





私の人生の目標は、60歳からのヨーガ指導者としての本道を美しく歩むことです。

それは、本物のヨーガ指導者としての道です。

この王道を歩む者になるため、今はそのレッスンの段階です。


ヨーガの指導者は人生経験が基本となって指導技術が成り立ちます。

ですから、まず人生を生きなければならない。

人生の闇も光も同じように体験していかなければならないのです。


そうしなければ、闇の先にある光を知ることはできません。


自分で自分に与えたレッスンがあります。

13歳のときに決めて今もずっと続けていることです。

それは、闇も光も同等にみること。


人間は、光だけを良いものとする特徴があります。

しかしその視野は人間という狭い意識の中での価値観です。

闇と光はセットでひとつなのです。


闇の中に光を見て、美しく輝く。

光の中に闇を見て、昇華する。

その目が養われてきたと自負できるようになったのは、60歳まであと5年になった今になってのこと。


やっとその目が私にも開いてきたように思う今日この頃でございます。



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