ホーリーバジルの聖なる波動とヨーガ

 



今年、一度も種を蒔いたことのない花壇からホーリーバジルが芽を出しました。

実はコロナ禍のこの2〜3年の間、毎年グングン育っていたホーリーバジルが芽吹いてこなかったのです。

それまでは、毎年自然に芽を出して自然に大きく育っていたのに、、不思議ですね。


この花壇の下がちょうどヨーガの教室になります。

ホーリーバジルの聖なるエネルギーの中でヨーガをしているのですね。

浄化力がそれはそれは凄いことでしょう。

ホーリーバジルは、インド名を「トゥルシー」。

比類なきものという意味があり、神の化身とみなされています。



さて、時の状況も鑑みて今月からヨーガクラスの定員は5名から4名に変更されました。

これまで以上にレッスン中の静寂が増しました。

室内の密度に余裕ができたぶん、教室内のエネルギーを皆さんに感じていただきやすくなりました。


レッスンが終わった後の、合掌の手を離しがたい精神状態。

これが、今まで以上に深く味わっていただけるようになっています。

いつまでも目を閉じて両手を合わせていたくなるような。


これは、教室が静かだからそうなるのではなく、ヨーガを行ったことにより、皆さんの内面が精神的な静けさ=静寂になったことで得られる境地なのです。


静かな場所に行ったり、街中を離れて田舎に行ったとしても、頭の中に日常がついてくるなんてことはありませんか?

でも、なぜヨーガレッスンだと日常を忘れ、静かになり、神聖な気持ちにまでなれるのでしょうか?

それは、心が鎮まるからです。



真の静寂とは、静かな場所や環境のことではなく、私たちが静寂な状態になったときを指します。

そのためには、心の働きをなんとしても鎮めなければなりません。

これは専門的な方法をとって行います。


心の働きを鎮めるために、筋肉、神経、血の質、呼吸、姿勢など、これらの動きに働きかけることを通して見えない心に働きかけます。

私たちの気分や言動は、まさにこれらに影響されて発動しています。

別の言い方をすれば、自然の中に行ったり静かな場所に行っても、これらの状態が日常モードからリセットされていなければ、場所を変えたとしても何をしたとしても自分は日常モードなのです。

ですから頭の中に日常の考えがついてまわるのです。


この囚われから解放される専門的な方法が、当ヨーガレッスンです。

解放されると涙が出るほど自分の内側が安心感につつまれます。

真からホッとできますよ。

この安心感を自分に与えれば与えるほど、囚われている感覚が薄れてきて、お顔の表情が優しくなります。

本来の優しさが性格上に現れてくるようになります。


さて、秋の太陽と雨の繰り返しの中で新しいホーリーバジルの芽が出てきましたよ。

レッスンにいらしたとき、花壇をのぞいてみてくださいね。





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