ヨーガを選んだ理由がわかれば実践力が増す

最寄り駅から家に向かうまっすぐの道では、駅の脇道から車道に出たとき遠くに目をやると、家の三角屋根が見えます。

遠路はるばる教室にお越しくださる方々が、遠方に見える緑の屋根を目指して、参道を歩くようにこの道を歩んでくださるといいなぁ、と思いながら私自身も歩いています。

道は、どんな志しで歩むかによって進む方向も途中で得るものも、結果も変わるからです。


そして、何のためのヨーガレッスンを受けるのか、ヨーガを実践してどんな力を得て、その力でどんな自分になりたいのか。

この目標が見えていれば、見えていない人の頑迷の道にある迷うだけの困難とは異なり、困難を成長の糧にすることができます。

人間は困難を乗り越えてこそ変容していくもの、この事実を自分を通して実感できるでしょう。


さて、今日のブログは、ヨーガレッスンに対する認識を深化させていくことを目的に進めていきます。

「自分は何のためにヨーガのクラスを受けているのか」

この認識をしっかり持ってクラスに参加できるようになりましょう。

そうすれば、自分の実践するヨーガこそが目標を具現化する比類なき力になるからです。


ヨーガは、潜在された自分の内面を発掘し、表面に現し人格化させていくための実践です。

もし、これからヨーガクラスを探すとしたら、深く検討するところは、自分の思考と感情のOSを高めるトレーニングとなり得るかどうかという点です。

ヨーガクラスで行うストレッチや呼吸、リラックスが、自分の認知能力を高める鍛錬となり得るものかどうかを見極めることが重要です。


この点は、私自身も吟味しました。

近所だから、安いから、有名なスタジオだから、という理由から教室を選ぶのではなく、このトレーニングを指導できる先生を探しました。

ここは絶対に妥協できない点でした。


今すでにヨーガを実践していたら、実際になり得ているかどうかを、客観的にはかり知ることが大切です。

自分が受けている指導が、人間の器をより深いものに変容させるトレーニングとなり得ているでしょうか?

これを常に査定していくことで、道を脱線せず効果的な実践を続けていくことができます。


では次に、どのようなレッスン内容だったら内面の資質を性格に及ばせることができるのでしょうか?

それは、三つの体に同時に働きかけるクロストレーニングを実践することです。

ヨーガにおける運動は、この三つの体をトレーニングするために行っています。


人間の体は、肉体と感覚体、精神体、この三つの体が一つになっています。

人間を霊的に変容させていくときは、三つの体に同時並行的に働きかけなければなりません。

この方法を実際に実践するためにヨーガのクラスが存在しているのです。



今日は運動、明日は瞑想、明後日は哲学…というバラバラなやり方。

運動だけ、知識を学ぶだけといった部分的な取り組み方。

どちらもしていることは誤っていませんが、内面の力を具現化するまでには至りません。


それらの実践がシナジー効果になるように同時に、並行させて、三つの体を統合するように、実践します。

そうすることで、精神的成長を促す力が内側に生みだされます。

この力を、煉瓦のように一つ一つ自分の中に積み重ねた先に、霊的に進化した自分がいます。


あながヨーガを選択した意味を見出せるようになりましたか?

そうすれば、ヨーガ教室に通う移動の時間も実践の一部になります。

かつての私がそうであったように。。。


脱線する道ではなく成就の道を歩んでいきましょう。

今日の内容を詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。




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