心が整う真意

 すぐイラつく、ムカつく、落ち込む、泣く、不機嫌になる、怒鳴る、愚痴る、、、これは現代人特有のもろさ。

人間の進化を妨げる原因です。

この自他ともに害する感情を自分でコントロールできるようになるためのレッスン、それが真のヨーガレッスンのあり方です。

ですからヨーガで心が整うということは、呼吸法やストレッチをするからではありません。

感情に自制がきくようになるからです。


ヨーガレッスンを重ねていくと、感情が乱れた中でも正しい姿勢をとり、感情を観察できる力がつきます。

どんなにメイクをして着飾っても感情が乱れている状態は雰囲気にしっかり出ます。

それは人の品格を下げてしまいます。

ですから感情を自制できる人の強さと美しさにはかなわないのです。

私はこのことを心の作法と呼んでいます。

心の作法とは感情をコントロールすることです。

心の作法が身につくと品格が高まります。

生き方が変わり人生のステージが上がります。

この作法を身につけるのはヨガマットの上だけではありません。

教室の入り方や靴の脱ぎ方、荷物の扱い方、他の生徒さんへの気遣い、言葉づかい、etc

これらを総合して初めてヨーガのレッスンです。

面倒くさそう、堅苦しそうですか?

しかし、現代ではこのように自分を高めることができるヨーガレッスンは稀少ではないでしょうか。

受付でチェックインしてロッカールームで着替え、スタジオに入ってヨガマットを敷いて、ポーズを行って、レッスンを終えて帰る。

先生からヨーガという道の心がまえもヨーガレッスンにおけるマナーも教えてもらえず、単独でポーズを行って帰る。

そんな習い方がほとんどだと思います。

先生について基礎からきちんとヨーガを習う。

この昔ながらの指導スタイルを大切に残しています。

このブログの人気の投稿

オープンクラスのお知らせ

ヨガインストラクターに欠かせない指導技術

世界情勢のなかにみる魂の光