ある地点に到達するまでは講座を活用した方が実は早道

私は小学2年生までは賢かった記憶があります、それ以降は落ちこぼれでした。

そんな私を学ぶことに夢中にさせてくれたのが、心理学の学校の担任でした。

なんと言っても説明がうまい!面白い楽しい!

わかりやすいのはもちろん、聞いているだけで理解力がどんどん開花され、授業のたび思考の力を鍛えた充実感がありました。

1年通いましたが、もっと学んでいたかったくらい学ぶことが毎回新鮮でした。

うまい講師は知識を教えることを通して人生に影響を与えてくれます。

このことを知ったのは恩師の存在でした。







しかし、講師を通して知識を得る方法と違って1人で本を読むことは有効的に働いているのでしょうか?!

本を読む言葉は会話と違ってリズム感もなく、身振りもないから抑揚がありません。

単調になるから脳も鈍くなり読んでも頭に入ってこない、だから眠くなるというパターンになります。



これとは違って講座はこの問題を解決してくれます。

解説も教えることも上手だけじゃない、それが天職のような講師に当たると、1人で本を読むことからは得られない勢いで知識を吸収できます。

知識を自分を変える力にして提供してもらえるのです。

むずかしい内容に直面した時も、講師が要点をかいつまんで大切な部分に引きつけて集中させてくれます。

講座では、このような講師の指導技術があるからこそ受講者の脳が活性化され、言葉を理解しようと活動してくれるのです。



それではなぜ、一人で本を読んでも知識がそこまで自分に影響しないのでしょうか⁇

それは、重点を置くべきところと読み飛ばして良いところの見極めがつかず同じ力配分で読んでしまうからです。

すべて同じリズムと集中力で読んでいると平坦になって入っていかないのです。




そんな中でも簡単に読めてしまう本もあると思います。

それは、自分がすでに知っていることが書いてある本です。

脳が新しいことを理解する運動をしなくて済みます。

ですから簡単に読めてしまいますが、あまりためにならなかったのではないかと思います。



その反対に、最後まで読めないどころか始めの数ページでやめてしまう本があると思います。

実は、読むのがむずかしい本とそこから得られるものはトレードオフの関係にあります。

むずかしい本の中にこそ、人間の力になる為になる人生を改善する知識が書かれています。



それはどのような本かというと、精神界から現れている本です。

魂を目覚めさせる作用のある言葉の本です。

本を読むことで意識が高まり、それに伴って理解の目も開かれていきます。

このような本に巡り合い、理解できるようになれば人生でそう多くの本はもう要らなくなるのです。

趣味で読む本と人生を向上改善するための本は存在感が違うことがわかってくるからです。


私は恩師の姿にならい、難しい内容の本を「講座」という形にすることで、多くの人が智慧という宝に出会うチャンスを提供しています。

人生を改善し、向上する宇宙の法則が書かれた本に出会える喜び。

その本を学んで理解して吸収することから変わっていく自分を実感する幸せ。

生活の中に学びを取り入れることで人生が改善され、自分の存在価値が高まっていく体験、可能性を手に入れることから湧きでる自信を講座で味わっていただいています。



講座は、本を読むだけと違って、本の内容を実現することを目的に行われています。

必要な知識を効率よく吸収できるから、理解できた時にやる気も伴って、実現に対して前向きな気持ちになります。

勉強すること学ぶことほど人を低い場所にとどまらせず、克服しよう向上させようと力強く意志する人間に変えてくれるものはありません。






人に知識を教え伝える講師という職業の素晴らしさを、心理学の先生の教える姿から学ばせていただきました。

いつしか時の流れで連絡は途絶えましたが、卒業後も先生には心理学を個人指導していただいていました。

それほどに学ぶこと、知識を吸収すること、難解な内容の理解に挑むことに夢中にさせてくれた恩師です。

先生の生徒にならなければ今の私は存在しません。今でもお慕い申し上げています。

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