腰から生まれるレジリエンスの力
さて、2020年に入り、自然界の威力を見せつけられているかのような毎日が続いています。
人間が高位の界層に触れる機会は、身近なところで言えば神社やお寺、仏教や禅、それらに関する書物、聖書、ヨーガもそうです。
そうした諸々のものを通して、一般生活のどこかにそうした世界が存在することをうっすら意識することができます。
しかし、それらが先立って私たちが存在しているという認識は常にあるわけではありません。
ところが、今年は否が応でも人間以外の存在を認めざるを得ない状況に毎日のように接しています。
アマビエも復活しましたしね。
古代の文明が天災によって跡形もなく破壊されてきた歴史を振り返れば、そこから新しい世界が創造されてきたことがわかります。
人々の価値観も変容してきたように、今私たちもその時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
このことを思い巡らす時、インドに初めて行った時に出会ったヨーガの指導者に言われたことを思い出します。
「ヨガとは何か」ではなく、「なぜ、今ヨーガが必要か」ということを語ってくれました。
現代は宇宙暦で言えば春の前の冬の時期。
冬から春への移行期は、冬の間にためたものを出す苦しみが人間の身体にもあります。
例えば、冬は運動不足で暴飲暴食になりがちです。
荒れた内臓は未消化の汚れを出すために、春先の芽吹くエネルギーを使って発疹を出したりして、肌から老廃物を出そうとします。
このことから、良い季節へ向かう前は膿を出すことが必要なのだということがわかります。
そして、ヨガはその時期に耐えられる人間を育て、知性を向上させることで忍耐力を養わせ、破壊から新たな創造をする仕事を人間に果たさせるための能力をつけさせようとしているのです。
2020年にたどり着くまで、スピリチュアルな世界を通して精神世界の理想に接してきました。
精神世界の理想を抱くことも十分に体験してきました。
今以上の自分になることを望む気持ちも十分に経験してきました。
だから今、自己表現の時期を経て次のステップへ移行する時がやってきているのです。
自己実現です。
頭で考えるだけでは、理想だけでは変わらない。
理想を巡らしても開花しないと気づいた人々が、一人また一人と増えていると思います。
理想ではなく、科学的な手段によって開花することが必要だと目覚めた人々が、本質的なヨガにたどり着いてくる時です。
精神世界が掲げる理想を自分の生き方にしていくということは、今ある状態から自分を変性、変質、変容させていくことです。
このことに気づかなければ、私たちは一生本を読んで、誰かの理想を聞いて終わってしまいます。
まず、基本を築いていきます。
精神世界は秩序で構成されている世界です。
精神世界の理想を自分の生き方に自己実現する場合、まず、基本、土台、ベースと言われるものを揺るぎのないレベルにすることが、一番はじめの取り組みになります。
人間は、肉体だけではなくエーテル体、アストラル体、メンタル体から構成されています。
肉体に起きていること、肉体を通して体験することは、これらの体の方に原因があります。
そう言われると、そちらに手をかけたくなると思いますが、その前に、肉体を頑丈にかつ繊細なものに整えておかなければなりません。
ただ、がむしゃらに鍛えるのでもなく、エネルギーという知的で繊細、芸術的な質量と相互交流する場に整えることを目的にして鍛えていきます。
その鍛え方が、ヨガです。
身体の動き、骨格の動き、筋肉の動かし方一つ一つが、その目的に向かっています。
筋肉を知的に、精神的に動かすこと、意識的に動かす練習をします。
意識を意識的に動かすことができるようになるために、自分の身体を使って意識的に、ベクトルを定め、方向性を意志の力で維持しながら動いていきます。
このようなレッスンをしながら、精神的な目覚めに対応する肉体に変質させていくのです。
肉体上で鍛えるのは「腰」です。
背骨は腰と骨盤の安定があって初めて機能します。
AとBをつなぐ時は、つなぐ道具とつなぐ場所があるように、上のエネルギーと下のエネルギーの相互交通の場にが「腰筋肉なのです。
この場所がしっかり定まり、強く、繊細で、揺るぎのないものに確立されないと、次の段階へ進むことはできないようになっています。
現代人は腰が弱い人が多いのですが、これは精神的な成長を図る時は足かせになります。
まず、腰を元気にすることを考えていきましょう。
肉体レベルで心と身体が調和して機能するようになることから始め、次にエーテル体と心、アストラル体と心と段階的に調和のテーマを高めていきます。
高くなればなるほど、問題の根っこに取り組んでいくことを理解しておくとよいでしょう。
問題が生じても小さな揺れで済むように、土台と骨組みをしっかり安定させておくこと、これがヨガの考え方です。
今、ここに書いてあることは、ヨーガの科学的な一部です。
自ら実験台になると思って、実践して自分自身を変容させてみて下さい。
ヨーガを実践して知性が高上すれば、心と身体の調和の重要性を痛感できるようになります。
そして、ヨガインストラクターの方であれば、基礎的な姿勢や呼吸、身体の動かし方などの指導技術の重要性に気づいていかれると思います。
なぜなら、不健康に関する多くのことは、心と身体の調和が全レベルで(肉体・エーテル体、アストラル体、メンタル体)とれていないことが原因になっていることが理解できるようになるからです。
起きている全ての現象には裏の原因があります。
裏の原因に手をかける時は、肉体的にも精神的にも土台をしっかりさせておくことが大切です。
目安で言えば、
地に足が着いたスタンディング姿勢で、腰のS字のカーブを強く美しく形成し、横隔膜からトップは冴えわたり、しなやかに凛とさせておきましょう。
人間が高位の界層に触れる機会は、身近なところで言えば神社やお寺、仏教や禅、それらに関する書物、聖書、ヨーガもそうです。
そうした諸々のものを通して、一般生活のどこかにそうした世界が存在することをうっすら意識することができます。
しかし、それらが先立って私たちが存在しているという認識は常にあるわけではありません。
ところが、今年は否が応でも人間以外の存在を認めざるを得ない状況に毎日のように接しています。
アマビエも復活しましたしね。
古代の文明が天災によって跡形もなく破壊されてきた歴史を振り返れば、そこから新しい世界が創造されてきたことがわかります。
人々の価値観も変容してきたように、今私たちもその時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
このことを思い巡らす時、インドに初めて行った時に出会ったヨーガの指導者に言われたことを思い出します。
「ヨガとは何か」ではなく、「なぜ、今ヨーガが必要か」ということを語ってくれました。
現代は宇宙暦で言えば春の前の冬の時期。
冬から春への移行期は、冬の間にためたものを出す苦しみが人間の身体にもあります。
例えば、冬は運動不足で暴飲暴食になりがちです。
荒れた内臓は未消化の汚れを出すために、春先の芽吹くエネルギーを使って発疹を出したりして、肌から老廃物を出そうとします。
このことから、良い季節へ向かう前は膿を出すことが必要なのだということがわかります。
そして、ヨガはその時期に耐えられる人間を育て、知性を向上させることで忍耐力を養わせ、破壊から新たな創造をする仕事を人間に果たさせるための能力をつけさせようとしているのです。
2020年にたどり着くまで、スピリチュアルな世界を通して精神世界の理想に接してきました。
精神世界の理想を抱くことも十分に体験してきました。
今以上の自分になることを望む気持ちも十分に経験してきました。
だから今、自己表現の時期を経て次のステップへ移行する時がやってきているのです。
自己実現です。
頭で考えるだけでは、理想だけでは変わらない。
理想を巡らしても開花しないと気づいた人々が、一人また一人と増えていると思います。
理想ではなく、科学的な手段によって開花することが必要だと目覚めた人々が、本質的なヨガにたどり着いてくる時です。
精神世界が掲げる理想を自分の生き方にしていくということは、今ある状態から自分を変性、変質、変容させていくことです。
このことに気づかなければ、私たちは一生本を読んで、誰かの理想を聞いて終わってしまいます。
まず、基本を築いていきます。
精神世界は秩序で構成されている世界です。
精神世界の理想を自分の生き方に自己実現する場合、まず、基本、土台、ベースと言われるものを揺るぎのないレベルにすることが、一番はじめの取り組みになります。
人間は、肉体だけではなくエーテル体、アストラル体、メンタル体から構成されています。
肉体に起きていること、肉体を通して体験することは、これらの体の方に原因があります。
そう言われると、そちらに手をかけたくなると思いますが、その前に、肉体を頑丈にかつ繊細なものに整えておかなければなりません。
ただ、がむしゃらに鍛えるのでもなく、エネルギーという知的で繊細、芸術的な質量と相互交流する場に整えることを目的にして鍛えていきます。
その鍛え方が、ヨガです。
身体の動き、骨格の動き、筋肉の動かし方一つ一つが、その目的に向かっています。
筋肉を知的に、精神的に動かすこと、意識的に動かす練習をします。
意識を意識的に動かすことができるようになるために、自分の身体を使って意識的に、ベクトルを定め、方向性を意志の力で維持しながら動いていきます。
このようなレッスンをしながら、精神的な目覚めに対応する肉体に変質させていくのです。
肉体上で鍛えるのは「腰」です。
背骨は腰と骨盤の安定があって初めて機能します。
AとBをつなぐ時は、つなぐ道具とつなぐ場所があるように、上のエネルギーと下のエネルギーの相互交通の場にが「腰筋肉なのです。
この場所がしっかり定まり、強く、繊細で、揺るぎのないものに確立されないと、次の段階へ進むことはできないようになっています。
現代人は腰が弱い人が多いのですが、これは精神的な成長を図る時は足かせになります。
まず、腰を元気にすることを考えていきましょう。
肉体レベルで心と身体が調和して機能するようになることから始め、次にエーテル体と心、アストラル体と心と段階的に調和のテーマを高めていきます。
高くなればなるほど、問題の根っこに取り組んでいくことを理解しておくとよいでしょう。
問題が生じても小さな揺れで済むように、土台と骨組みをしっかり安定させておくこと、これがヨガの考え方です。
今、ここに書いてあることは、ヨーガの科学的な一部です。
自ら実験台になると思って、実践して自分自身を変容させてみて下さい。
ヨーガを実践して知性が高上すれば、心と身体の調和の重要性を痛感できるようになります。
そして、ヨガインストラクターの方であれば、基礎的な姿勢や呼吸、身体の動かし方などの指導技術の重要性に気づいていかれると思います。
なぜなら、不健康に関する多くのことは、心と身体の調和が全レベルで(肉体・エーテル体、アストラル体、メンタル体)とれていないことが原因になっていることが理解できるようになるからです。
起きている全ての現象には裏の原因があります。
裏の原因に手をかける時は、肉体的にも精神的にも土台をしっかりさせておくことが大切です。
目安で言えば、
地に足が着いたスタンディング姿勢で、腰のS字のカーブを強く美しく形成し、横隔膜からトップは冴えわたり、しなやかに凛とさせておきましょう。