愛のソルジャーを地球に派遣せよ!
ハタヨーガに「戦士のポーズ」がありますね。
現代の戦士は武器を持って戦いません。
過去の武器をいさぎよく手離して「愛」と「知性」を力にして進んでいきます。
戦略は、闇を愛で包含すること、愛で包み込んでしまうことです。
フワフワした愛では倒されてしまうから、まずは精神をしっかり鍛えるのです。
練習相手は、自分の恐れ、不安、怒り、嫌悪といった心です。
過去の天変地異をネットで調べてみました。
いつの時代にも大災害があり、数万人規模で死者が出ていること、周期的に起きていること。
そして、その中でも生存した人たちがいたこと。
ヨーガを始める時この秘訣を教えてくれた先生がいました。
「想念の力をつけなさい」。
5つある心の働きの一つに想像力があります。
闇の中でもっと闇を想像するか、それとも光を想像するか。
心は身体につながっています。
闇を想像して視覚化されると体感になり、恐れという架空の感情がわいてくるようになります。
この仕組みがあるから、私たちは起きてもいないことに恐れを抱くことができるのです。
私たちはこんな自動装置を自分の中で自由にさせているのですよ!!
ヨーガが心を主題に取り組む理由が見えてきましたか?
コロナショックから回復するためには、新たな人間教育が必要です。
来たる時代の要請に応えるため、新たにパラダイムシフトされたヨーガが必要です。
「ヨーガで遊んでいる場合じゃない」と言われそうですが、私は趣味娯楽のヨガを言っているのではありません。
人類救済、人間生形成について語っておりいます。
自粛が解けたら、社会を回復させるために多くの人がまずは個人の日常生活、社会生活、経済を回復することにエネルギーを注がなければなりません。
それと同時に精神的な回復も必要です。
精神の回復が全ての回復の土台になる重要性をブログから説き続けたいと思います。
当方も緊急事態の対象区域のため今は自由に行動することができません。
もし、コロナによる肉体的被害、生活への影響も浅く、余力がある方がいたらお願いです。
協力して下さい!
これまでは誰もが利己的な視点からヨーガに取り組んできました。
もうその時代は終わります。
利己から愛他へ変わっていく流れは、3.11の時より具体化されます。
よろしければ、このブログを追っていて下さい。
よろしくお願いします。
「世界にはびこる自国ファースト主義では、もはや阻止できない。」と今朝の社説。
現代人は、3人以上集まると人間関係の問題に発展していく傾向があります。
縄文時代の人間は大きな家にたくさんの家族が一緒に住んで、1万5千年も争いを起こさず続いたことが信じれらませんね。
今はたった2人でもケンカになって自暴自棄もします。
どうしたら世界の自国ファーストが「人類みな兄弟」の意識に変わっていけるのだろう。
と嘆いて諦めてはならない。
天と地、天と人、人と人、心と身体、あらゆる分裂を統合するための方法はこの手にある。
分裂を統合するための橋は力づくではなく、愛が具体化した「知性」です。
しかし、心が無防備なままだと「ズル賢さ」「悪知恵」に堕落してしまう。
だから、私たちは愛を基調にした知性を開かなければならないのです。
もし、社会的に力ある人物が愛を基調にした知性で社会で活躍したらどうなるだろう。
私はよくこの想像をします。
これからの時代は男性のみなさんにヨーガをして頂きたいのです。
社会的地位のある男性にヨーガで自分を訓練して頂き、能力を開花して、社会を健全にしていく働きをして欲しいのです。
なぜなら、ヨーガはそうした動機を実現する人のためのものだからです。
40代前半の頃、「ヨーガなんてオンナ子どもがするものと周りから言われるので黙っていてください」と内緒話しされた大学教授の方がいました。
これまでのヨーガは女性が主な対象で、目的も個人的な幸せや悩みの解決が主でした。
ヨーガは、身体の見栄えをよくすることや個人的な幸せがゴールではありません。
ゴールは、同胞愛、利他の精神をもった社会人になって活動すること。
「世のため人のため」になるように社会に貢献する意識で生きることです。
これを語ると「そんな大それた事は私には・・・」と遠慮される方がいます。
ヨーガを行うということは、東京都知事がコロナ感染拡大の対策として促されたように「意識の変容」です。
「世のため人のため」生き方の方向性が自然とそうなります。
「身・口・意」または「心・身体・魂」が統合されると、魂の性質が言動を占めるようになります。
具体的には感情、知性、精神性の質が向上し、リーダーの資質が芽生えてきます。
これは、多くのビジネスマンが望む成長モデルではないでしょうか。
ただし!ここで一つ付け加えておかなければなりませんね。
これらの能力は、利己的な成功願望や承認欲求から開かれることはないということです。
つまり、「好きを仕事に」や「自分らしく生きる」、「好きな場所で好きな仕事をして自由に生きる」など我がままな願望に開かれることはない、とされています。
とても素敵な夢のように見えますが、よく見ると動物と同じではありませんか?
好きなところで暮らして、好きに食べて寝て、お腹が空いてどうしようもなくなったら牙を剥き出してなりふり構わず暴れて獲物を獲りますよね。。。
これまでの成功モデルは、これとよく似ていませんか?
そして、このような成功は打ち上げ花火のように一瞬で上がっては散り、幸せという興奮も一瞬で冷めます。
真の幸せであれば何があろうとそこに不動であるでしょう。
なぜならそれこそが魂の性質だからです。
アフターコロナの後に創造される新しい時代には愛のソルジャーが必要です。
救済は、良い人だけでも感情的な愛だけでも務まりません。
肉体的に、知的に、霊的に、しっかり訓練した人間が必要です。
感情を制御でき、思考を道具として扱えるように訓練しなければなりません。
人類はまだこのレベルに達していないと示唆されています。急務です。
愛のソルジャー養成学校が地球に必要です。