Mさんのおひとり様のyoga






始めたころを振り返り日記などを読むと、

悩んでいる方向が他をむいていたり

過去に向いてたりしていたことに驚きました。

この数ヶ月で学んだことの深さに改めて気づかされました。




個人指導で学んだyogaコースも残すところあと一回。

最初の頃の私を思い出しながら

現在の私が感じていることを書きとめようと思います。




最初にJuna先生とのカウンセリングで、

講座を受講する目的と実現したいことをしっかり決めました。

私は、「視野を広げ心を鍛えヨーガを日々実践したい」と書きました。




書いた時の気持ちを今思い返してみると、

ただただ藁をもつかむ気持ちだったと思います。

言葉にできない。

でも心にある捉えられない不快感。

身体に起こってくる痛み。

過去に起こったことが今でも現実のように思い出す。

それに支配される心・・。

仕事や日常の中でも何かが停滞している感じがしていました。



2018年の1月から毎月一回のペースで先生から指導していただき、

今は11月になりました。

先生と一対一のヨーガレッスン。

アーサナを通して身体に意識を向けます。

身体のどの部分を意識したらいいのか、

どのタイミングで息を吸ったらいいのか、

息のはき方など細かく指導していただきます。

毎回レッスンの後は、

心に静寂と感謝の気持ちで満たされました。

アーサナはポーズを決めたり頑張るものではなく、

自分との対話なんだと気づきました。






身体に意識をむけることで身体も答えてくれる・・。

静かなアーサナで呼吸することが、

心や身体に安心感を与えることに気づきました。  







講義ではヨーガ哲学や心と身体の仕組みについて学んでいきます。

誰かに対してイライラしたり不安になったりすること。

それが心や身体でどのように起きているのか知ることができました。



「知っている」と「理解している」に違いがあるように、

自分に起こっていることをドリルにして

学んだことを日常で実践してみるのは面白いと思いました。




最近ふと感じたことがあります。

いつもだったら怒りの感情がでたらそれをどうにかしたくて、

怒ったり違うことをして紛らわしていました。



それが、「怒りがある」。

一瞬のうちに冷静になった私がいました。

一年前の私だったらその怒りに支配されていたでしょう。




人は生きているからこそ、

喜怒哀楽のいろいろな感情を感じることができます。

怒りを人にぶつけるか。

それともそれを冷静に受け止め自分を見つめてかえりみるか。



哀しみを哀しみ続け自分自身を被害者のままにするのか。

それとも共感力に変えるのか。

すべての選択はそれぞれに任せられている気がします。



感情を敵にせず自分を発見し育てていく。

同志にしていく。



生きている限り感情は起こるでしょう。

望ましいこともそうでないことも起きるでしょう。

でも、

こうして学んだことを日常で活かすことができる。

私は生きる智慧を学ぶことができました。

 2018・11・12




Mさんのヨーガに出会った1年前の記事

2017年11月22日

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