骨盤はあなたの愛のカタチ

なんだか気持ちが落ち着かない

気持ちはあるけどカラダがついてこない

時間に追われているような感じ

いつも何かをやっていないと落ち着かない


このような状態を「地に足がつかない」と言います。

「今この瞬間にいない」と言った方が今の時代はピンとくるでしょうか。



一見何の心配もなさそうに他人は見えます。

目の前の人も街行く人々も。

でも「心の中は不安でいっぱいなんだろうな」と思う時があります。



なぜわかるの?

心とカラダはつながっていますよね。

ならば姿勢もカラダの一部だと思いませんか?

姿勢は心の状態を物語っているからです。




さて前置きが長くなりました。

今日のブログテーマは心と姿勢カラダのつながりです。

姿勢と心・考え方・意識はつながっているんだよ!

ということを書いていこうと思います。




子供のころ祖母が私にこんなことを言いました。

「桂子ちゃん(私)が産まれた時お医者さんがねぇ

この子の脚は大人になったらモデルさんみたいな綺麗な脚になるよ」

そう言ったと自慢気に教えてくれました。



当時の私は心の中で「なんで大人になった時のことがわかるの?」。

それに子供の頃の私は自分のカラダに自信がなかったので

気持ち良く受け入れていませんでした。

でもその祖母の話は私の中にずっとついてくることになります。

そう今でも。

カラダから人生を見るスタートになったのです。




その言葉をふと思い出すたび気づかされてきました。

カラダは未来を物語っている!

幸せに向かっていくカラダ。

その反対に向かっていくカラダがあること。

カラダは人生を映す鏡なんだ!




先週末は弘前でセルフケアヨーガ養成講座4回目でした。

実技は朝のヨーガ「太陽礼拝」の予定でした。

レッスン前、私のセンサーが反応しています。

皆さんのカラダの声に。

マットを敷く時のカラダの声。

マットから立つ時のカラダの声。

誰かに何か言われたことに対してのカラダの反応。

それらの音が、鈍い。

モア〜んとした気が部屋の中に漂うのです。

ホワイトボードに書きながら不協和音を感じていたのですが、

真っ直ぐ立つポーズ「ターダアーサナ」を教えている時

このまま先に進めていくよりも今もっと必要で

この先の人生のためにも大事なことがあると直観しました。


まずは、体から基本を身につけないと

ヨガの知識や方法だけ与えても絶対に使いこなせない。
   
    
だからヨガに出会っても変わっていかない。


同じところをグルグル回ることなる。






今回の講座は、受講生の皆さんにとっても大きな気づきになったはずです。

私は何をしたかと言うと、一人ひとり皆さんに立って頂きました。

(この先画像が続きますが全てご本人の了承を得て掲載しております)



















































姿勢を良くすることは背中をピンと伸ばすこと。

そう思っている方が多いと思います。

しかしピンと伸ばせばそれで良いものではないのが姿勢の奥深さ。


奥深さとバランスというものを自分の体で知らないと、ヨガの道も全く同じものになります。


張りすぎた背中は逆に胸が前に出てきます。

この姿勢になってしまうと取り越し苦労になりがちです。




姿勢の良し悪しはすべてここから始まっています。

足が大地にどう根ざしているか。

ここはあなたの人生のスタート地点です。

ここが不安定だと全てがそれに着いてきます。

足の立ち方は姿勢のベースとなる肝心なところ。



私自身もレッスンで一番神経を使うところです。

ヨーガのレッスンは裸足になりますよね?

ご参加者の足の状態が心の状態を教えてくれます。

そんなに大切なところなのに、

無意識になっている人が実はとっても多いのです。

頭ばかりで考え何とかしようとしてきませんでしたか?

自分の足元を見なさいという言葉がありますよね?

昔の人は本当によく言ったものです。




























足首は人生を真っ直ぐ進めるように梶をとってくれます。

しかしそれがないがしろになっている足首がとても多いです。

生命力が外に逃げている足首。

気持ちが横にずれていく足首。

内向的にさせてしまう足首。

いつも心を不安な状態にします。









決めたと思うと不安が頭をもたげる。

優柔不断でイヤになる。

疑いが出てきて先に進めない。

決断力のある人にどうしたらなれるの?

そう思って本を読んだけど変わらない。

セミナーに行っても家に帰ると自分は変わっていなかった。

そんな自分を弱いからダメなんだと責めてきませんでしたか?

それはあなたのせいではないですよ。

その心は腰とヒップと関係しています。

上の画像は生徒さんに、この法則を自らのカラダで教えているところです。




講座後ある方からメッセージをいただきました。

「先延ばしにしてしまうことや決断に迷うところ。

ズバリ当てはまってしまって驚きましたが自覚していました」

この方がおっしゃるように、

自分らしくなれないことに皆んな本当は気づいているんです。

でもどうして良いかわからないだけなんですよね。

だからこそもう外に答えを探しに行かないで自分と向き合ってみませんか?




私のヨーガレッスンでは必ず腰の状態を健康に戻すことから入ります。

実はヨーガのポーズは皆さんが思っているより複雑です。

骨格を自由自在に動かせる身体能力が必要な動きばかりなのです。

それを「ヨーガ初めてです」とおっしゃる方々が、

いきなり難しいポーズをしてしまいますでしょう?



それは余計に心も性格も人生も歪ませていくことだと知っていますか?

頑張ってやればできるようになるかもしれません。

床に手がつくようにもなるでしょう。

でもカラダの声に無視して歪んだ姿勢のままヨーガを行っても、

幸せになれるでしょうか?



「何年ヨーガをやっても変わらない」

そんなお悩みを抱えた方のおカラダを拝見すると、

土台がしっかりしていない古い家に

豪華な壁を着けた家のようにみえます。

外見は良くても中に入ると

「なんか倒れそうじゃない?この家」となるでしょう。

つまり姿勢が歪んだまま複雑なポーズを見よう見まねで行ってきたため

心もカラダも歪んだ状態になってしまっているのです。

しかもヨーガのポーズは動きを固定しますよね。

それが歪みを形状記憶してしまうのです。

それは心の迷いという形で現れてきます。





今何かにお悩みで私のヨーガに来て下さった方にお伝えするとしたら、

まずは自分と向き合いましょう。

自分のカラダを見つめ・カラタの声を聞いて、

骨盤を自由に動かせないアンハッピーボディから

ハッピーボディに変わりましょう




なぜアンハッピーボディなの?

骨盤の自由は心の自由。

骨盤をよく見ると天使の翼のように見えませんか?

自由がない骨盤とカラダの不調は関係しています。

不定愁訴、更年期障害、記憶力低下、低血圧、冷え性、頭痛、生理不順。

このような女性特有のお悩みと関係しているのです。




心は他人に言われても変わりません。

だから姿勢から、カラダの使い方から心を変えていくのです。

このようにして。







あなたが嫌いだと言う自分の弱さに一緒に寄り添い、

駄々をこねる子供を優しく導くように

あなたのカラダを誘導していきます。

本来持っているカラダの動きを自分のカラダで感じると

信じられないほど生きることに前向きになります。

カラダは前向きに生きるために造られているからです。

だから、

自分の力で生きていくこと、

自分の中に力があったこと、

自分らしく生きても良いことを確信できるのです。

もうあなたは外を探す必要はない。

探す代わりに自分の人生を生きるようになります。

それは姿勢にちゃんと現れます。

生きる力(腰)を自分で保てるようになった時に。








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