智慧の学びとヨーガの練習

個人指導でマントラを学ぶ生徒さん



ヨーガの知識を理解するのは頭ではなく、

静かに一つの対象に集中できる心です。

しかし私たちの心は全くそうではありません。

タマスという重いエネルギーがはびこっているために心も身体も鈍り、

また、ラジャスというエネルギーに傾くと心は絶えず活動します。

そのどちらかの状態を行ったり来たりしています。

やりたくなくなったり過剰にやってしまったり。



そんな私たちにヨーガレッスンが必要な理由。

深い知識を理解する時になくてはならないものがあります。

それは、

サットヴァのエネルギーに満たされた心です。

ヨーガのレッスンはそのためにデザインされています。



訓練されていない心は、

タマスかラジャスに簡単に振り回されてしまいます。

この揺れ動いた心をコントロールできるのは、

怒りを一瞬で静める方法が書かれた本?

サットヴァのエネルギーです。

このエネルギーを生み出すのが他でもないヨーガなのです。


初心者は身体に意識を向けることから始めます。

この集中力は仕事の集中力とは質が異なります。

外へ向かう集中力ではなく内へ向かう高い集中力なのです。

これはヨーガでないと練習できません。

日常生活にあるものは全て心が外へ向かうものです。

ヨーガの集中は日常で使う集中とは違うので疲れてしまい長く続きません。

少しずつ心を慣らしていきます。

そして少しずつ内的な要素に意識を向けていきます。

呼吸や心臓の音などです。




五感は外へ向くように設計されています。

ですから内側へ向くように教え込まないとならないのです。

このことを知らず怒りを一瞬で止めようとします。

「他の人を気にしない」とあなたが思っても五感は気にします。

それが五感の性向だから仕方ないのです。

見たくないものほど見てしまうでしょう?

しかし心を訓練すれば五感はあなたの意志に従うようになります。

それまでは私たちが五感に振り回される側です。

ヨーガは五感を内側に向けるよう仕組んでいます。

ですからヨーガを行うことによって、

「他の人を気にしない」を実現できるのです。

こうなったらどんなに楽になれるでしょう。

気にしたくない人を「気にしない」と思ったらそう出来るのです。



ヨーガのレッスンが深まってくるとより内的なものに集中します。

パワーの真言マントラです。

マントラは直接心に働きかけ、

ネガティヴな思考を破壊するパワーがあります。



ヨーガはポーズだけではなく、

その人の進歩に合わせて浄化を深く行うヨーガに進んでいきます。

ヨーガによって生じるものは浄化の他にも、

心や魂について学ぶ人の理解力を養成します。

これは学校で成績が良いこととは全く関係しません。

心がヨーガによって教育されていることが求められます。

智慧を学ぶ方は外の世界を理解する心から、

内側を理解する心に養成しなければなりません。



智慧を学ぶと「わからない、わからない」と連発する方がいます。

智慧が心の曇りを照らしてくれているのです。

心が曇っていると言葉は見えても

智慧の意味は入ってこないようになっています。

心の曇りに智慧が気づかせてくれていることに気づかなければなりません。

智慧は心の闇を照らす力を持った言葉だからです。




曇った鏡には何も映らないけれど磨くと映るのと同じように、

心の曇りが取り除かれた時に心は智慧を理解します。

智慧の学びを成功させるためにヨーガで心の曇りを取り除きましょう。



ヨーガでは集中の練習に不可欠な手段としてマントラを使います。

この練習により心的エネルギーを一つのことに安定させることができます。

ヨーガの講座ではこの集中力が必要です。



心を今必要な方へ向けていられるように訓練します。

心にはサッと集中の流れを中断して他にそれていく性向があります。

講座を聞きながら他のことを考えているような時がそうです。

ヨーガの講座で疲れるのは一度に二つのことを行っているからです。

ヨーガで心の集中力を養うと疲れなくなります。



智慧だけで智慧はわからず、

身体だけで身体は変わらず、

智慧の学びと身体の修練。

これが智慧ある心と整った身体の二つを手にする秘訣です。



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