病院の中にたった一人でも死生観ある人がいたなら




私は今、自身の病気のため通っている大学病院に初めて入った時、

宇宙ステーションのような大きな無機質な空間に

病気でここに来たことを一瞬忘れてしまいました。

機械的な波動が強く、

癒しの波動が感じられない空間で病と痛みと死と向き合っている人がいるのかと

何とも言えない気持ちになりました。

どうか医療行為にもう一つ

心と魂のケアを加えて下さい。

ヨーガは死生観から人間の健康をみている智慧です。

ポーズを教えなくても死生観があり

人間がどこから来てどこへ行くのか、

人間の本当の姿をわかっている人がたった一人でも病院の中にいたら

どれだけの人が癒されるでしょう。

私の教室には介護職に就きながらヨーガを学んでいる方がいます。

ヨーガの智慧を持った人が癒しの現場に必要なのです。

それは魂の声を聴ける人です。

聴診器では聞けません。

魂の自覚ある人間が魂を観て魂の声を聴けるのです。

それがヨーガに生きる人の在り方です。

ポーズを見せびらかす人ではありません。


私の生徒さんたちはヨーガが誤解されている現代社会でも、

本当のヨーガを伝えていこうと真摯に学んでいます。

彼女たちが心に翼をつけて魂の仕事をするために羽ばたいていくことを祈っています。

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