痛みとともに生きる今

痛みが体に宿ってから・・・

いえ、この痛みのエネルギーはすでに私の内側にあったのです。

ただ今回、様々な要因が重なって物質化しました。

それが、いわゆる「病気」です。(私の場合)

先週木曜日に私の肉体上に物質化してからというもの

一瞬たりとも痛みから解放されずに今に至ります。

医師から頂いた強目の鎮痛剤も効きません。

病院に行くまでの道のりが長く感じられます。

この痛みが「ズキっ」と私の神経を刺激しないようにするにはどうしたらいい?

水がギリギリに入ったコップを持っているように歩く。

それともう一つは、「思考」です。

思考を無防備にしておかないことなんです。

今すでに負のエネルギーが浮上している私には、

ネガティヴな思考は毒にしかならないのです。



人間はあっという間に思考に囚われる生き物ですね。

理解していましたが、これまでの理解を超えてわかりました。

痛みが一瞬たりとも私のそばを離れないおかげで、思考が入る隙がありません。

そこに思考が入ってきても、もちろん痛みはあります。

しかし、痛みの方が大きいので、あっという間に思考から引き離されるのです。




私は痛みを抱えながらフラフラ歩く。

街の人々は自分の頭の声を聞きながらフラフラ歩く。

目線まで思考に取られてしまっている人がなんて多いの⁉︎

今回このような状態になり、世界の見方が変わりました。




食べ物を食べていないおかげで、中がクリアになる分

かもし出しているものに繊細になります。

目で見えているもので判断するのではなく、

先にその波動をキャッチするのです。

それは、メールやラインからも伝わってきます。

ある生徒様から頂いたメールに私は泣いてしまいました。

愛から語られたメールがどれだけ私の心を癒したかしれません。

教室では最年少の生徒さんでヨーガ歴も短い方ですが、それは関係ないのです。

彼女は私を癒して下さった聖なる天使となってくれました。

愛がすべてを救うとは真実です。

私は生徒さんの一言「先生を愛しています」の一言に、痛みに疲れ果てている心が癒えていくのがわかりました。

愛から流れる涙が傷を癒し、魂を癒すのです。

偉大な真実を体験させて頂きました。



昨日から治療が始まり、今日も病院へ行ってきました。

痛い患部に麻酔を何本も打ち、そこから1時間半、

口が閉じれない状態になります。



医師の診断によると「極めて困難」と診断されている治療に耐えます。

歯科の治療は局部麻酔なので、私の意識がはっきりあります。

自分の口内、それも私の場合、歯根部から顎にかけてという微妙な部分に

色々な治療が施されているのが五感で感じられます。

この1時間半は私にとってまさに儀式そのものです。

カルマの清算であり、浄化の儀式であり、神を唱える1時間半です。

治りたいより、出てくる想いは「神様、神様」この一言しかありません。

大変苦痛な治療ですが、「なぜこうなったの?!」とは申しません。

もうすべてを委ねています。

それが今の私にできる最善の方法なのです。

困難な治療に多大な集中力を使って下さる信頼をおける医師、看護婦さんに感謝です。

私一人のためにここまでして下さることに、ただただ感謝しかありません。






食欲がなくなり、水しか飲まなくなって4日経ちます。

「食べないと体に毒だよ」と言われると思いますが、体の欲求に従います。

29歳の時に1か月入院しましたが、その時も1か月食事を受け付けず、点滴で生きていました。

体は何か理由があってそうしているのです。

これは私が私の体に対するカンです。

これまでに大きな解毒の作業を3回通過してきたので、何となくわかるようになりました。

ただすべてにおいて共通していることは、痛みを通して我を削って頂いているということです。

こうでもしなければ人間はエゴを外せないのか!

そうかもしれません、私の場合ですが。



この痛みから私は、思いやりと力強さを調和させて生きることを学んでいます。

そして、本当の私に戻ることを。

「自分らしく生きる」これをすぐにつかもうとしなくて良いのだと思います。


私は50歳を目前にしていますが、自分を統一するということは時間がかかるものです。

想いと言葉、行動この三つがすべて「自分らしく」に揃う時、

調和、統一に近くのでしょうか?

一生涯かけて自分を構築するのだと思います。

神様、天使、至高の存在のお導きのもと

神様の意図になるべく逆らわない自分に戻りたいと思います。


人間はこんなに苦しむ存在だったのでしょうか?

ネガティヴな思考が私に毒をもらないように、

目に見える青い空

肌に触れる風

今耳に入ってきた自然の音

神様に集中しています。




ここまでお読み下さり本当に感謝いたします。

どうかあなた様の今の御心が、安心感で満たされていますようにお祈りいたします。


* お見舞いのメールを下さった皆様からの優しいお言葉に、心からありがとうございます。

このブログの人気の投稿

オープンクラスのお知らせ

ヨガインストラクターに欠かせない指導技術

ヨーガ・スートラ受講者Sさんのご感想