体の涙・寝汗

先週の木曜日から私の日常は一変しました。


木曜日、パソコンに向かい記事を書いていた時のことです。

右の顎が音を立てて移動したような感覚がありました。

パソコンから一瞬気を離し、顎を左右に動かしたり歯を噛んだりして確かめました。

目立った変化は感じられなかったものの何か違和感があります。

それでもパソコンの作業は続行していました。

しかし初めの気づきは音を立てて崩れ始めました。

あれ?右奥歯が痛い。

奥歯を噛めなくなっていました。

違和感に気付いてからわずか10分足らずの変化です。



木曜日、歯科は休み。

噛めなくなった右奥歯はそのままにして、左の歯で噛みながら食事しました。

金曜日の治療後から私の体は一変してしまいました。



昨夜は、4回も起きて着替えるほど寝汗をビッショリかきました。

サウナに入ったかのように足にまで汗をかいています。

目を覚ました時、首の後ろに汗が流れているのを感じました。

このまま眠らせていては危険だと本能が察知して私を起こすのかもしれません。



このように、寝ながら運動をしているような夜が続いています。

鎮痛剤がないと激痛で眠れないため服用していますが、

それが翌朝のお小水の色にきちんと出るのです。

その色を見るたび体に「ごめんね」と思います。


ヨーガでは、体は魂の道具と言われます。

神様の想いを具現化する道具です。

この体には、神様の道具たらん意志があるのです。

その意志の通りに体を扱わないと

機械の説明書の通りに体を扱わないと

壊れるんだ・・・と今更ながら気づいています。


人間の体は私たちが思う以上にデリケートで繊細なのかもしれません。

強い強いと言われるのは力のことではなくて、

精神力を表現できる体であるとういことです。

いくら難易度の高いポーズができてもそれで肉体が強いかといえばそうとは言えないのと同じことです。

難易度の高いポーズが出来ても、人生でその力を発揮できない人は大勢います。

精神ありきの体なのだと、今はっきりこの真実に目覚めています。


痛みは苦しいですが、今ここで経験させて頂いていることが

後に感謝に変わり、誰かの癒しにつながればと思っています。


今、この地球上で痛みや苦しみに直面している生きとし生けるものすべてが

痛みから解放された安らぎに包まれますように。

安堵の息をもらすことができますように。



そして、この地球上から痛みや病というものがなくなり

新薬の開発のために痛い思いをしている動物実験がなくなり

動物が安心して暮らせる地球になりますように。

そのためにも、人間が病気を作らない存在にならなければならないのだと思います。

病気が蔓延している現代となっては気が遠くなる願いですが、

現代の私たち一人一人がそれに向かっていること、そして

一人の気づきがやがて全体につながると信じています。

まずはこの痛みの苦しみを通して

神様が、ご先祖さまが、守護して下さっている存在が私に伝えて下さっていることを

よく聴いてまいります。

「これではいけないよ」「このままではいけないよ」と

心のあり方、生き方、仕事の仕方、食生活、人間関係のすべてにメッセージをくれているのだと思います。

皆様もどうか、体の声をないがしろにせず一旦立ち止まってあげて下さいね。




ただ、この痛みの苦しみはそう長く持ちこたえられません。

痛みがあると睡眠欲も食欲さえも失せるのです。

大好きなピアノの音も頭に障るような感覚に落ちてしまいました。

美しい感性も奪われる痛みのエネルギーは尋常ではありません。

土曜日から水しか受け付けなくなった私の体。

この体に大好きなリンゴを食べさせてあげるためにも

私が頼るべきところはもう神の力しかないのです。




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