ゲーム、スマホに魂を奪われる大人たち

時々、電車でこんな人が隣になることがあります。

いえ、頻繁です。

ドカン!と座ったかと思うと、無意識にゲームを取り出し、それに興じる大人。

女性もいます。

男性の方が多いでしょうか。

ゲームを外すと、スーツを着た普通の大人です。

結婚指輪をしていらっしゃる人もいます。



幸か不幸か、私は隣の方の息づかい、血走った目を、カラダで観じて読んでしまえるので、

大変いたたまれなくなる時ばかりです。

その方の振動が荒く、精神的に欠陥があるのを観じるのです。



呼吸は浅く、肩で呼吸をしています。

これは、精神的疾患がみられる人に多い呼吸です。

ですが、そんな緊急事態の呼吸でも、人間は生きてしまえるのです。

普通に生きます。

仕事にも行きます。

抵抗力があるからです。

しかし、その内なる力が、ゲームやスマホに向かう体力に使われるなんて。



時々、大きくため息をつきます。

肺まで酸素が到達してないからです。

心が萎縮してしまっているからです。


神経は、完全に交感神経が過剰です。

ゲームの画面に映る人口的な動き、色彩を追う攻撃的な目。

脳はどれだけ興奮状態でしょう…




もっと辛くなるのは、その人の隣になってしまったことより、

その人のカラダに収められた魂を思う時です。

耳にはイヤホンがされ、内側の声が届く隙間などありません。



ゲームも昔に比べ、進化して豊富で楽しい。

スマホも便利。

SNSも、色んな人とつながれる。

でも、一番肝心な自分の魂とつながれていないじゃない⁉︎



ここまできてしまった人間は、どうしたらよいのでしょう。

人間が、自分で気づいて、反省して、調和を取り戻そうと、自分で働きかけをしない時は、


いよいよ自然が人間を制します。



それが、病気です。

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