呼吸が苦しい、と気づいたら学んで下さい

現代人を悩ます心身症。

心療内科の予約がいっぱいで取れない現象は、

当方の関東地域では珍しいことではありません。

ヨーガを受ける人たちの大多数の人が、

心身症を呈していることが調査から明らかになっています(2015)。

代表的な心身症の頭痛や肩こり腰痛、胃痛腹痛、冷え、不眠

これらが持病化する理由の1つに

心が原因となっていることを理解している人が少ないことです。

なんとなくストレスかな〜仕事がキツイからかな〜程度の自覚はあっても、

自分の心に本当に関心を寄せている人は案外少ないものです。

「呼吸が苦しい」というサインを多くの人が見逃しています。

このような自分自身に対する意識の欠乏を補い、

内面の健康に意識を向け、

治療を補助する心理面へのアプローチとなるのが心の解剖学です。

 心という器官は癒すばかりではなく教育も必要です。

心的作用への教育と修正というアプローチが必要なのです。

ことさら医療面においてのヨーガにはそれが求められます。

本講座を手にして下さった方がこうした事柄に少しずつ意識を向けて下さり、

肉体面でのニーズが中心になっているヨーガから

ヨーガ本来の心理的作用へのアプローチとして認識されていくことを願います。

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