知らないから迷う、心の世界




知らない街で地図なくして迷うのと同じ事で、

心の全体をわからず「心を整えよう」としても

結局は同じ所をグルグルしているだけで変わっていなかった。

あれを揃えたりあれをやったり整えるはずが忙しいだけに終わりませんか?

そんな事態になるのが心の世界です。



なぜなら心はとても緻密で複雑。

心のそれぞれの機能が関連して働いているからです。



心の構造を知っていると自分がなぜ緊張しているのか?

イライラしているのか自分で気づけるようになります。

ですから、

迷った道でも立ち往生せずサッと進路変更できるように、

他人を害する自分のネガティブな感情をコントロールできるのです。



現実的には自分が怒っている様ですが、

実は自分が怒りの反応を現す前にすでに心の方が先に怒っています。

このことを頭でわかっていないと、

自分が相手に怒りを抱いてしまったように感じて罪悪感にかられます。

自分で本を読んで心の悩みを解決しようとしても、

既にグルグルした心の状態で読んでいますから自分勝手に解釈し結局迷います。


 心の構造が頭に入っている人は客観的なものの見方をします。

目の前のことより自分の心の動きを観ているのです。

心が目の前のことにどう反応するかで

事態は余計に悲惨になるか決まるからです。

ですから車を運転するように心の動きをコントロールしているのです。

これがヨーガで身につけるスキルです。

運転さばきがスムーズな男性とガクンとブレーキを踏む人、

あなたはどちらの運転に乗りたいですか?

この運転法の教習所がヨーガレッスン。

心の構造と全体像を把握する教本がヨーガ・スートラ。

まずは心の解剖学を学んで車の内部を知りましょう。

車はどうなって走っているのか。

あなたの踏むブレーキ、アクセルがどう繋がって車は止まるのか。



どんなときブレーキが効かなくなり相手に衝突していくのか。

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