自分を知る勇気



自分の考えや行動、

今ここにいる私の感覚を縮こませたり制限させたり、

自分の体に躊躇させる働きが潜んでいる感覚がありませんか?

私自身も自分の中にそのネックのような何かあることに

時々気づくことがあります。

その力は、

トラウマやブロックなどと呼ばれていますが、

大事なのは名前をつけることよりも

前に進めない感覚が自分の中にあると気づいた

それから先のことです。

なぜなら気づいていてそのままにして困っている人が多く存在するからです。



何か一つのこと(人物や出来事)に囚われていたり、

自分のやりたいことやこうなりたい、

その想いを制限してしまう何かがありませんか?

それは過去の記憶や体験が原因であることがあります。

過去の体験が今の自分に混入していると、

一歩前に出る力を引っ張る働きになることがあります。

過去の記憶は今を生きる抵抗の力になることがあるのです。

この抵抗に気づいて手放すと、

制限された消極的な自分から健康的な力がよみがえります。




私たちは皆な回復する力を持っています。

そのことに信頼をおけるようになることは、

自分を信頼できるようになることです。

そのためにまず、

心がどうなっているか理解することから始めましょう。

心の仕組みを学ぶと自分の心がなぜこうなのか原因がわかります。

あぁなるほど!そうだったのかと

原因がわかるから人は行動に出られるのです。

確かな原因がつかめないうちは、

ただなんとなく嫌な思いを悶々と抱えて

悩みもいつしかフェードアウトしていきますが、

消えたわけではなくただ蓄積されただけなのです。


過去の記憶の力が働いていると、

どうしても前に進むことができません。

とはいえ過去は生きれば生きるほど蓄積していきます。

手放せない過去はどんどん記憶として増していきます。

このあたりを心の解剖学で詳しく学べます。

*4月21日〜新規講座スタートします!



自分の心の中身を知ることは心を整え成長することです。

他者の心の痛みに寄り添う時の大きな力になります。

心の構造が分かっていると悩みも手に取るように見えくるから、

どうすれば良いか自分で考えて行動できるようになるのです。

他人の気持ちも分かってあげられるようになりますね。



さて、

ホームページに新しいページを公開いたしました。

これは当方のヨーガ個人セッションの内容を公開しています。

悲嘆やトラウマ、体と心がズレた状態など

セラピーを要する人へ行っているセッションです。

よって通常のヨーガレッスンや個人指導とは内容が異なります。

今回はグループレッスンで行う体験セミナーを開催します。

個人セッションは後ほど公開いたします。

グリーフ・ソマテイックセラピー


身体と心の関連システムは、早くから取りざたされていますが、

この両方をみることのできる人は希少な存在です。

ヨーガ含めセラピーの数は年々新しいものが開発されていますが、

カウンセリングだけで身体のことはわからない。

ボディーワークだけで心のことはわからない。

といったケースがまだまだ見られます。

今からセラピーや人間について学んでいく方は

遠回りにならないよう

身体と心・スピリットを包括的にとらえた道を学ぶことをお考え下さい。

私はこの重要性を早期のうちに気づきました。

20代前半の頃エアロビクスの指導中にふと気づいたのです。

しかし当時はまだまだ身体一点バリで心のことはおろか

心身相関システムは表面に上がってきていません。

もちろんヨーガもセラピーもない時代です。

ですから研究するしかなかったのです。

かれこれ研究して30年が経ちました。

人間の構造は研究すればするほど深くなり探求に尽きません。

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