サポートする側にも心のサポート体制をきちんと構築することを考えませんか?




今夏ある大学のオープンキャンパスで

ホスピスボランティア講座とグリーフカウンセリング講座を受講しました。

一通り受講してみて感じたことは、

精神的なケアをする現場へ行くのに

ケアする側の精神的学びと成長はどこにあるのだろう?



猫の飼い方講座を例にしてみます。

食事の与え方や様々な対処法は示されるのですが、

猫という気ままな動物に対する

人間側の精神的構えの部分が欠けているように感じました。


人の役に立ちたいという希望を抱き、

様々なサポート現場に赴く有志の方が大勢います。

しかし実際の現場に出てみると

自分以外の感情の揺れ動きを目の当たりにすることになります。

自分の感情の揺れ動きもストレスになるのに

これが他人の容赦ない感情となると

自分以上に感じてしまいます。

自分の感情と他人の感情の両方の揺れ動きの間で

感情を処理できずためこんでしまい

心身ともに疲労している人が沢山います。

それにも関わらず職業柄しかたないと

暗黙の了解になって

皆んなが諦めている傾向があるように感じられます。


「時間がない」たったその一言で片付けず

気づいているけれど見て見ぬふりをしないで、

サポートする側の精神的健康と心の豊かさを得るものを

プログラム化して設定すれば良いのではないかと考えます。


講座の最終日にご年配の講師のお1人に

命の現場で活躍される皆様のために

ヨーガを取り入れることを考えてみませんかとご提案しましたが、

その予定はないと断言されてしまいました。

その方には断られましたが

この業界に対する私の考えはまだ抱き続けています。


講座を受講させて頂いたことにより、

サポートする側に必要なものがもっと明確になりました。

命の学び

魂の学び

自分を知ることです。

そしてサポートする側の精神的自己管理能力の訓練です。

それらが全く欠けていたことによりわかりました。

「私にやっていけるかしら?」という受講生の多くの不安は

サポートする側になる人間の資質が育っていないこと。

そこではないでしょうか?


人様の心と体に接する者にとって瞑想は必須です。

他人の感情の揺れ動きに接する仕事に従事する者に必要な技術は

自分の感情をコントロールできることです。

それを指導できる人間がいなければ

外部に依頼すれば良いだけのことです。

時間がないからと言ってはいられません。

サポートする側の精神的成長と健康管理は

サポートするプロとして必須の技術であり

サポートさせていただく側の礼儀だと考えます。




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