なぜ、資格取得や認定講師養成講座を修了してもヨーガがわからないのか?





ヨーガのクラスに参加して自分にとって良い効果が得られた。

だから今度は自分からその感動と喜びを人に伝えたい!

というピュアな気持ちを抱く人が大勢います。

これぞヨーガの素晴らしい循環ですね。


しかし、

ピュアな気持ちを持ち続けていければよかったのですが

すぐに不安が頭をかすめます。

多くの人が直面する3つの不安それは

1、お金になるのだろうか?食べていけるのだろうか?

2、仕事になるのだろうか?人が来るのだろうか?

3、資格がないと仕事ができない



何にでも言えることですが、

不安から物事を考えると不安な解決策しか見えてきません。

上記の不安にはこのような解決策が選択されています。

1、海外や有名スタジオ、講師から学ぶ

2、多額な養成講座を選択する

3、資格取得で安心する




夢を実現する時に必要なのは

初心を忘れないことです。

「この幸せを今度は自分から分けてあげたい!」

この気持ちは不安が頭をかすめた途端に消えていきます。

不安が不安を呼び初心がずれていってしまうのです。

「私から人に伝えたい」から

「食べていけるのだろうか?」というお金の不安へ。



世の中の講座には大まかにみて2つのパターンがあります。

・認定講師になりたい、資格を取って稼ぎたい人を対象としたビジネス型講座

・講座を学びたい、学びを通して自分を高めたい人を対象とした人間成長型講座


では、

自分で体験したヨーガの感動を

「私から人に伝えたい」という気持ちを実現するには

どうしたらよいのでしょうか?

すぐに資格取得に思考が走ると思いますが、

資格取得講座を探す前に

もっと大事な探しものがあります。

なぜヨーガで感動したのか?変わったのか?

その理由を徹底的に解明することではないでしょうか?




資格を取得してもヨーガのシステムを理解していないと、

あなたが感じたその感動を

それをまったく知らない人に

与え分け体験させてあげることはできません。


ヨーガの何がどう自分に効いてあなたが感じたその結果が出たのか。

これを知るにはヨーガのシステムを今あなたがわかるレベルで教えてくれる人物から学ぶことです。




ヨーガを生業にして稼ぐのか。

人に伝えるのか。

どちらも大事です。

しかし自分の中でどっちが優位になって今行動しているのか

今の自分の在り方を知る必要があります。



いつの間にか「人に伝えたい」という気持ちが不安に変わっていませんか?

「食べていけるのだろうか?」という不安から

その不安を埋めることが講座の目的になっていないでしょうか?

職業訓練所のように大勢で暗記型で学び

理解しているかどうかわからないまま

単位をこなすため講座に出席して

頭で覚えることが増えてだんだん苦しくなり

資格取得試験の後でごっそり忘れている人が少なくないからです。



ヨーガは暗記型で理解できる学びではありません。

ヨーガを学び理解する時は

あなたが理解できる言葉で教えてくれる

講座や先生を探すことです。



お金の不安を抱えながら

ヨーガが不明瞭なまま

ヨーガを学ぶはずが資格取得

単位をこなすことになっていないだろうか?

「誰かのために」

このピュアな気持ちはどこへいったのでしょう?

時々自分と向き合うことを忘れずに進んで下さい。

本当のヨーガが天から降りてきます。


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