別れの手紙を書きました。まだ呼吸が続くあなたへ




ホスピス・ボランティア講座で、


自分が不治の病で間もなく死ななければならないことを想定して

別れの手紙を書きました。



あなたは病気ではありません。

悩んでいる問題そのものではありません。

あなたは怒りではありません。

その怒りとあなたの呼吸は別です。

呼吸を感じて下さい。

外の世界のことも誰も

あなた自身も信じられなくなっても、

あなたの体を通して感じる

その呼吸を忘れないで下さい。


あなたは生きれば生きるほど、

呼吸と離れてしまうでしょう。

それでも、

呼吸の方へ意識を向けていられる

強さを持てるようになって下さい。



呼吸は神様のあらわれです。

あなたの中で

片時も変わらず見守り続けている力の存在が、

呼吸であらわれています。

その呼吸に心の耳を傾けられるようになって下さい。


あなたが何者であるか。

あなたの本当の姿を知り、

何のために今生まれてきたのか。

本当の意味を知っていかれますように祈ります。


私の体はもうじき呼吸をしなくなりますが、

私がいなくなるということではありません。

体から出ていかなければならなくなったので

呼吸は止まりますが、

私はいつでもここにいます。

あなたは、

まだ動くその体を介して

神様がくれた呼吸を感じていきます。

私は体ではなく、

神様の呼吸そのものになります。

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