月と太陽が教えてくれる生き方
生きていれば一度や二度それ以上の時もあるでしょう。
もう誰も何も信じられなくなったこと。
なぜ人はそのような体験をするのでしょう?
その苦い味わいから何に気づこうとしているのでしょうか?
私たちの住む世界は二極の世界と言われます。
太陽があり月があり光があり闇がある。
良い面もあれば悪い面もあるように表裏一体の世界なのです。
とは言っても、
予期せぬ事が起きた時は悪い面ばかりに気持ちが向いて
悪い方へ考えてしまいがちですよね。
この裏に善い事があるなんてとても信じられません。
しかしそれがツラさの原因にもなってしまうのです。
カンカンと照らす真夏の太陽がどんなに自分をイライラさせても、
夜になれば沈に静けさが訪れることを皆どこかで知っています。
この知識が根底にあるからこそ
灼熱の暑さに照らされてもどこかで安心していられるのです。
物事は表裏一体であることを
私たちは経験からだんだんと体得していき、
やがて月と太陽のように暗黙の了解になっていくのです。
心のどこかでわかっていられるようになればなるほど、
物事が悪い方へ一時傾いている時ように見える時にも
必要以上に悲しみ心が折れてしまうことがなくなるだけ
立ち直りが早くなるのです。
月と太陽をそんな視点からながめてみるのも楽しいかもしれませんね。