あの日私に降りてきたメッセージ

内側に響く声をハッキリ聴いたことがあります。

今から10年前のことでした。

当時お金の問題で苦労していました。


一人暮らしをしながら夢にお金を費やしていた私の生活は、

本当にギリギリでした。

もう使わなくなった銀行の口座を集めて、

解約した時に戻ってきたわずかの小銭で

半額のパンを一つ買って食べたことを思い出します。

本を購入する余裕もなかったので、

今の仕事につながる本は

図書館で借りて読みまくりました。

本当に図書館にはどれだけお世話になったかしれません。



私には持って生まれた夢がありました。

幼少からすでに夢に向けた生活をしていました。

お金の問題だけで諦められないほどの魂の夢なのです。



とは言え物質世界の生活も不安定な私。

こんな状態で夢が叶っていくのだろうか?!

不安と不満を抱えながら過ごしていました。



ある時「もうダメだー」という不安が一気に押し寄せ、

頭を立たせていられなくなりました。

両手で顔を覆いながらパソコンに頭をつっ伏した時です。


私の脳に一筋の光がスッと上から降りてきました。

その光は私の脳に浸透すると

カプセルがはじけるように一つの言葉になりました。



「yoginibeauty」

私のことを「ヨーギニービューティー(ヨーガをする美しい女性)」

そう呼んだのです。

失意のドン底から私の意識を戻してくれました。




2〜3秒前まで失意の中にいた余韻がまだありながら

高い意識に対面した覚醒した感覚もあり、

その声の美しさと

キラキラしたエネルギーに恍惚とする自分もいて

もうそれは色々な自分が内面で交差していました。



私の注意を引いた後、

その声はメッセージを告げてきました。


ヨーガをする人は すべて美しい

誰もが夢を叶え 幸せになる価値がある

そんな願いを込めて この呼吸とともに

あなたにヨーガをおくります

*ヨーガをする人・・・ユニオン、キリスト意識、


このメッセージが終わった後

私はハッと我に返り、

そして半分だけ我に返らず(変な表現ですが)

片手で口を押さえて息を止めました。



呼吸をすると心が稼働し始めます。

頭が働き出します。

そうするとこの聖なる波動はかき消されてしまうのです。

この物質世界の波動では

繊細な言葉はシャボン玉のようです。

頭に理解させたら大変!

すぐに疑い出します。

「どうせムリ」「やっぱり・・・」が始まるのです。



私は辺りを見回し

紙と書くものを視界に入れようと必死でした。

新聞と鉛筆を見つけた私は

新聞の端を片手で無造作にちぎり取り、

先が丸くなった鉛筆で

今聴いた言葉を急いで書き記しました。


メッセージを書き終えた後

安堵の思いから深く息を吐き出しました。


新聞紙のテレビ欄の端を三角にちぎった紙切れに

書いたメッセージを読み直しました。

とても短い文章ですが、

愛を感じとれた私は感動して上を向きました。

まだそこに聖なる存在がいるような気がしたのです。

そしてその方に向かってこう宣言しました。


「私は今はこんなだけれど(夢が叶っていないけれど)

必ずヨーガで私自身が今の自分自身を超えるから!

そして私と同じ想いをしているであろう

自分に自信を無くしてしまった女性たちに

ヨーガを伝えて貴女もみんなも幸せな存在なんだということを

日本中の人に伝えていくからね!」


思えば、ヨーガが稲妻の光線のように

この頭上から背骨に降りてきたのも

私が今いる自宅のリビングでした。

心理カウンセラーになるため勉強していましたが

何かこれではないもっと魂の根本から、

心も体も両方とも

自分自身で再生できる方法はないのか。

私は探していたのです。

そんなある時私の体に背骨に

ヨーガが入ってきました。



背骨には主要なエネルギーの気道があり

高次元とつながる主要なアンテナになることはよく言われますが、

実際にこの体で体験してみてわかりましたが本当です。

光が通過する時は

よくマンガで驚く時に白目になりますが、

私もそんな感じでした。

すべてのチャクラの扉が開かれていくような感覚。

頭の中にもう一つの目が開き

そこが世界を見始めるのです。

肉眼に映っているのはリビングの光景ですが。

内側の目と外側の目が異なると言われるのも

本当なのですね。




さて、

私の手元にはその紙切れはもうありません。

時の流れとともに物質界から消えましたが、

私の胸の中にしっかりと刻印されています。



ヨーガを伝えていく道のりは

決して平坦ではありませんが、

私は一人ではありません。

このメッセージとあの時の美しい声の存在に

今も支えられながら道を示して頂きながら、

今日もこの魂の道を私は歩み続けています。




今貴女にこのメッセージが伝わったことを

幸いに思います。

受けとって下さり

心からどうもありがとうございます。

ヨーガをする美しい人へ・・・

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