病気をきっかけに目覚めるもの

西洋医学ではいかに痛みを取り去るかという視点に立ちますが、

東洋の智慧は痛みを治す取り去るというよりも

その経験を通じて心と体の調和を取り戻し、

「私はなぜこのような経験をしているのか?」

「私はこの経験を通して何を受け入れ学ぶべきなのか?」

このような視点から

自然の法則に目覚めるきっかけにしていく考え方をとっています。




体に痛みがある一方で消極的になるのがエゴの力です。

そうした時に仏性が目覚めてくるのです。

これまでの生き方を見つめなおすことから始まり

理性の力がゆるみ、

思いやりの心が芽生えてきます。

内面的な深化が促されていくのです。



病気をきっかけにして心が変わるケースは少なくありません。

「生かされている」ことの自覚。

病気を含めたすべてのことに感謝。

このような心の姿勢が治癒を促す例は珍しくないのです。

実際に私の母も、

余命を宣告されたガンを経験して仏性が目覚め

心のあり方が変わりました。



心と体の調和や自然の法則を少しずつ学んでおくと

病気になった時その原因を自分の外に探すのではなく

自分の中に探していくことができます。

根本的な原因を探すことができれば

それをより健康的な生き方に変えていくことができます。



病気の渦中はつらいものですが

振り返ってみると実は

何かを学んでいたように感じませんか。。。





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