生きて、ヨーガを伝えて

今朝、4時半にパっと目が覚めました。

昨晩、就寝前に使ってそのまま敷いてあっヨガマットの上に

おもむろに私は座法をとりました。



一日のはじめに自分の心の動きを観る習慣。

この心の動きというものは毎日違う。

アーサナをやるようになって私は体に対する意識が変わった。

それまでは、筋トレをして体脂肪率は10%台で、

限界まで追い込むトレーニングをしていました。

今ではそんなトレーニングも、

ライ○ップというお洒落なものになり一般的になりました。

当時はコアなもので日常には程遠いツールでした。


そう、どう変わったのかというと

体にはこれまでの声にならなかった声が染みついているということ。

抑圧することって、誰にでもあると思います。

それが、アーサナをやるようになって意識を体に向けると

聞こえてくるんです。

過去の私の声が。

それは、私だけじゃなくて誰にでもあるもの。

個人セッションの時は相手の体の声が私に聞える。

だから、相手の体をどう動かせばよいかがわかるのだ。

体がこうして動かしてほしいと言っているのです。

相手の体の言う通りに、私が手をかけて動かしてあげると

その人の呼吸が変わっていくのがわかる。

それは、目には見えない呼吸の部分。



そう、体から聞えてくる声を聴いていると

あぁ、こんな想いが私の中にまだあったのだなぁ・・・

この想いに気づかず、浄化して癒してもあげなければ

私どうなってしまうんだろう?と思います。

死ぬ前までにはせめて、出来る限り想いを肉体から抜いてあげたいと思います。

肉体に痛みがあっても、焼いたりなんだりして消滅することができる。

けど、

焼いても煮てもどうしても消すことができないのが人の想い。



でも、一つ方法があるのです。

その方法が、愛。

愛で想いを昇華できることを知りました。

私はその方法にヨーガを使うことを選んだ。

それを見つけるまでは、本当にいろいろな方法を模索した。

いろんなヒーリングやセラピーのセミナーやワークショップに行って探したけれど、

どれも私には、私にはねピンと来なかった。



私は今、お二人の女性にヨーガの指導法をお教えしています。

このような機会を与えて頂いたおかげで、

私自身が初心に返り、改めて学び直す機会となっています。

昔読んだ本を手にすると、当時は見えなかった文字が太文字になって見えたり。

今必要なページを、手が勝手に開いて私に見せてくれたり。

不思議な現象が起きるのです。


生徒さんに教える際のプリントを作成していると、

それはまだ教えるのは早いとか、もう少し待つようにとか。

言葉を匠みに変えて、相手にわかりやすい文字をパソコンに打っていってくれる。

私は、ただただ心に疑問を介入させないように、

集中していることに努めています。




誰もがおそらく、心の奥底に少なからず憤りというものを潜ませているのではないでしょうか?

私も人間なので、もちろんそのような感情があります。

「え~?先生にそんなことがあるんですか?」と驚かれますが、

ヨーガの先生だからと言って、負の感情が根絶されることはないのです。

喜怒哀楽あっての人間なのだから。

ただ、負の感情とどう付き合っていくか、そのすべを少なからず知って

実践しようと努めている段階にいるのだと思います。

もちろん、負の感情を克服されている方もいらっしゃると思います。



怖れや不安という感情ほど、人間を無力にするものはない。

という事を自らをもって嫌というほど体験した基礎があるおかげで、

私はヨーガのシステムと効果がよくわかるようになった。



怖れや不安という内的な葛藤が強いと感じる人には、

アーサナとプラーナーヤーマが大きな助けになります。

ただ、気をつけて頂きたいのは、

ホットヨガやパワーヨーガなどはその助けになることは期待できません。

あくまで、「ヨーガ」であることを心に留めておいて頂きたいと思います。


今日はこれからシニアヨーガ。

午後にヨーガ指導者養成、

夕方にヨーガ個人セッションと続く。

私はどんな声がこの肉体の奥底から聴こえ、それを私が頭で翻訳して言葉にしていくのだろうか。。。

今日の学びを楽しみにしています。

どうもありがとうございます。

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