2016年の始めに自分の心と向き合う

2016年が明けました。

昨年は、大晦日に教室を閉め、今年は2日からスタートいたしました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。




人は言葉にしないだけで、

(プライドが邪魔して)

本当は

自分の心に誰もがふりまわされ

悩まされているのではないかと思います。



そこから非難するために

あまり意味のない事に興じたり

スマホに熱中しているのではないかと思うくらいです。



心に悩まされていることに気づかないフリをすることは、

実は逆効果なのです。

心をよけいにいい気にさせてしまいます。



心していることを

素直にきちんと認められると

肩の荷がおりて

涙がこぼれて楽になります。  

これは弱者がすることだと思われているようです。

しかし、やせ我慢は心には効かないのです。

心も相当強いのですから。



心に悩まされていることを自覚できると

ではどうやって

この心を落ち着かせようか。

正面から

向き合えるようになるのではないでしょうか?


1月10日の勉強会が

そのきっかけになって頂ければと思っております。




心はいつでも私たちを

過去から未来へ連れて行きますね。

今ここにいることができれば、

どれだけ自分の力を発揮できるのでしょう。
 
そんな感覚を体験してみたい。

長い時間は無理でも

ほんの一瞬を重ねていくだけでもいい。

この一瞬にある力ほど

強いものはないから。



自分の心の主になって心を躾けて生きていくこと。


必要な時に心の力を使えて

落ち着きが必要な時は

自分の意志でそうできたらいいですね。






それを、

理想で終わらせる必要はない。

だって、

心は変われるのだもの。




ヨーガをしていくと

自分の心がゆれ動くのが感じとれるようになります。

「心が揺れ動いているから、私は今こういう状態なんだ~」と

自分で自分を客観的に観れるようになります。

どうやってこの心を落ち着かせるか。

そのすべがわかると

安心できるものですよ。


私は、初めて訪れた南インドのヨーガアシュラムで

心というものの正体がわかった時、

途方もなく安堵感にひたり

幸福感が私の内側を満たしました。

私を困らせている心の正体がわかって

そうだったのかと安心しました。




講堂に風が吹いてきて

その風がまるで女神に頬を撫でられているように柔らかくて

風の吹く方向を見たら

コバルトブルーの蝶がヒラヒラ飛んで行きました。

風が吹く空間に蝶が舞う。

この世界は楽園なんだ。

心にふりまわされていない時には

目に映る景色までもが

違って見えてしまうようです。



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