ホットヨガからヨーガで心を取り戻す

今冬、ほんのわずかな期間でしたがある女性と出会いました。

40代の女性の方でした。

当方のレッスンに来て下さったのです。


なぜ私の教室に来て下さったのかご説明します。

「その方」をA子さんとしましょう。



A子さんは、新宿の某ヨガインストラクター養成コースを受講中でした。


A子さんのヨガとの出会いは、ホットヨガ。

運動は得意ではなかったけれど、ヨガが心によいことをどこかで聞いて、それで始めました。

じんわり汗をかいて気持ちいいと感じた初めてのヨガ体験。

A子さんはホットヨガに通うようになりました。

次第に初回の感覚が変化していきました。

ヨガをやってる間は嫌なこと忘れられる」

その感覚がA子さんに、自信がついたような、自分はもう大丈夫になった強くなったと錯覚させたのだと思います。



初回の体験からだんだんとその感覚は強まり、じんわりとした汗はやがて床にしたたる程の大汗にまでなりました。


「汗かいて痩せていく自分が爽快だった」

「食べなくても眠らなくてもまったく平気」



滝のような大汗をかいてポーズをとって、大量の水を一気飲みすることに快感をおぼえたA子さん。

「これはイイ!」と思いました。

これがヨガだと思い込んでしまいました。

インストラクターになって、もっと多くの人に「これはイイ!」を伝えたい。

そう思ったのが、TTC(インストラクター養成コース)受講の経緯だったそうです。


ところが、TTCの講師は自分よりも年下の若い女性ばかりでした。

クラス内容により、講師が入れ替わり立ち替わり。

哲学の授業は、「〜なものがあります」と軽く触れる程度。


ヨーガのもっと深いところを学びたいのに、中身は触る程度でポーズばかりだったそうです。

そんな授業内容に疑問を抱き始めたところ、私の教室を見つけて来て下さったのです。


結果をお伝えしますと、A子さんは次第にレッスンに来なくなりました。

ヨーガも紐解くことなくご縁がなくなりました。

A子さんは、私のヨーガレッスン中、堰を切ったように涙を流されていました。


A子さんはまず、TTCを受講する前に、ホットヨガではなく本物のヨーガをイチからきちんと行う必要がありました。


そればかりでなく、ホットヨガのやり
過ぎで自律神経が過剰に交感神経優位になり落ち着きを失っていました。

中毒性の症状が精神上にみられた為、TTCよりもまずそちらの対策の方が先決でした。



ご本人が自覚して下さっていればよいのですが、ヨーガではないものをヨガだと思い込んでやり続けた代償は想像以上です。





A子さんのような方は、少なくないと思います。

私は、ブログからヨーガを正しく行う重要性を伝え続けていますが、やはりご本人が本当のヨーガに気づくことしかありません。


はじめは誰もが、ヨガもどきを手にされます。

それがヨーガのはじめの一歩なのです。

そこで自分で気づけるかどうか、なのです。

ポーズだけでヨーガでは亀の歩みより遅くなります。

本当のヨーガのやり方を知りたいと思うことからしかヨーガは始まりません。

その意識がないと、目の前にヨーガがあっても、頭の中が「自分のヨガ」のまま目の前のヨーガを見てしまっているからです。



ある方のブログに出会いました。

この方の勇気ある手記に感謝します。



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