心の叫びは現場で起きている

さて、とある映画にこんな名セリフがありましたね。


「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ‼︎」


「これ(警察手帳、手錠)持ってても人助けられないんじゃこんなもんいらないっすよ」



私は、このセリフに込められた意味がよくわかります。


私が言うとしたら、括弧の中に(ヨガの資格)と入るでしょう。



私も実際は、現場に出てしばらくした後に資格を取りましたが、現場で役に立つことは全くありません。

見栄をはりたい人には、良いツールになると思います。



世の中では、始めの入り口は資格でその人を判断するようです。

だから、資格を取った方がいい⁈

その人に能力がそなわっていなくても、紙切れ一枚あるかないかで、人を簡単に信用してしまえる世の中。

あなたには、見抜く目がないの?




私は、有名ヨガインストラクターの道を退いだ女性。

有名になるよりヒーラーでありたい。

たかが数人にちやほやされるより、その時間、目の前の魂に向き合っていたい。

魂から生きる喜びを、今生きてる人間に実現させたいのです。

これは、雑誌やテレビ、Facebookからではとても伝えられない。

あなたの魂に訴えないと。

それが私の仕事。




現場を訪れる人間は、資格の威力が欲しいんじゃないのよ。

自分にも、何故だかどうしてもわからないところをわかってくれる人を探してるの。


私が現場で使う力には、名前も資格もつけられない。

なんとかヒーリングという名前もない。




私と同じ思いの方が、私のもとを尋ねて下さいました。

「実際の現場には、ビタミンB1とかなんとか、そんなもの通用しない‼︎」


ダイエットカウンセラーの方の切実な叫びです。

ダイエットカウンセラーさんは、現場の壮絶な声を教えてくれました。

仕事に必要とされる資格を取ろうと思っだけれど、1年見送られたことも。

まずは、ご自分から、と気づかれたのです。






何のセラピーでもヒーリングでも、資格を取るにも、療術を身につける時にも言えることですが、

それを取得するその人本人が、人間を包括的に観ることができないとならない。

それがその人の根底にある上で、セラピーやヒーリングのテクニック、ヨガの全貌を専門的に身につけないと、

本当に相手が必要としているところまでは手が届かないでしょう。

見極めないとならないから。

今、それが必要かどうかを。



資格を持っていても、自分は役に立てないと悩んでる方は沢山います。

あのね、資格取る前に、あなた

自分のこと知らないとならないでしょう?

自分のこと健康にできない人に、他人のことはできるのかな?


自分に何が足りないのか、悩みの理由がわからず、次から次へセミナーを渡り歩いていませんか?

時間を無駄にしないで。

人間を包括的に理解するには、単発のセミナーで学んでも理解できないのですよ。

包括的に熟知してる人から、あなたの頭で解るように、体験が伴うように実質的に教えてもらわないと、膨大すぎて迷子になるだけなんですよ?

ヨガなんて言ったら、その代表格です。

20〜30代で、簡単に務まる仕事ではないのです。

謙虚になりましょう。



人の叫びを支えられますか?

そんな時はね、握りしめてる資格というエゴを離して、魂でぶつからないとならないのよ。

この場合はあぁやってこうやって、なんて頭を働かせてちゃダメ。

マニュアルなんてもってのほか。

人間は機械じゃないよ。

皆んなに同じことが当てはまるわけないでしょ?

その人特有のハーモニーに戻してあげないとね。





「その場では良くなった気がする。けど、それじゃあダメなんだ」


私は現場で、この言葉をどれだけの人から耳にしてきたか知れません。


ありとあらゆるヒーリングやセラピー、マッサージや療術家を渡り歩き、やっとやっと気づくのです。

自分を健康に戻す時は、どれか一つだけではダメなんだと。



心、カラダ、精神、意識、エネルギー、魂と、包括的に、自分の意志で治していかないとならないことを。

なぜ自分でなの?

カラダは、神様からの借り物だからです。

人様のものを乱雑に扱ってお返しできるでしょうか?


とことん反省することからしか、治癒の道は開かれない。

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