香りに聞けば自分がわかる
今日は、「フラワースピリットフレグランス」調香体験レッスンを行いました。
皆さん、真剣そのものでしたね〜。
上の画像は、香りの声を聞いているところです。
これは、自分の五感に集中しますので、軽い瞑想状態になります。
(ですから、心のドアが開きやすいのです)
フラワースピリットフレグランスにおいての「嗅ぐ」という行為。
これは、花のスピリットがノックしたあなたの心のドアから出てきた声(想い)を聞く、ということです。
香りとの対話を通して見えてきた自分の心を、言葉にしていきます。
ここが一番大切なところです。
自分の本当に求めていることが、ここにはっきり出ます。
様々な花のスピリットをビルディングして、一つのハーモニー(調香)にしていきます。
あなたという存在は、いろいろな面が一つに重なった存在です。
フレグランスも同じなんですよ。
良い香りばかりだったら、むせてしまいます!
自分の中に認めたくない自分がいるのは、香りの世界も同じこと。
中には、鼻を突くような香りもあったでしょう。
自分の心を、ガンガン叩いてくる香りもあったのではないでしょうか。
その時は、心は閉じていませんでしたか?
五感が働かなかったと思います。
自分の中の好きな面もキライな面も、フレグランスのように一緒にしちゃえばどうなるかしら?
そこから、あなただけの味が出ると思わない?
良い香りほど、鼻を突く香りとハーモニーを重ねていたりするものです。
微妙に入っています。
香りは、目には見えません。
見えない世界ほどお互いに受け入れている、調和の世界で成り立っているのですね。
さぁ、今日のレッスンを、皆さんはどう感じて下さったのでしょう?
『香水づくりが初めてで、どんな風に仕上がるのか不安でしたが、自分の感性で選んでみてください、というJuna先生の言葉に安心しました。香水のテーマを具体的に描いていくうちに、今自分が必要としているものが明確になりました。身体が求めていることが手に取るように分かって面白かったです』
『都会ではなかなか体験出来ない女性としての感性が育まれるような体験をさせていただきました。調香を通して、いろんな心が自分にあることに気づかされました。またこうしたワークがありましたら、是非参加させていただきたいです』
『気になった精油が今自分に必要かそうでないか、オーリングテストで調べたら、頭で考えたものと全く違う結果になり、とても興味深かったです。合成香料を全く使用していない香水のため、熟成されて香りが変化していくのがとても面白いと思います。レシピを考える中では、先入観で捉えていた自分とは違う新しい発見がたくさんあり、とても楽しかったです』
『教科書的に効能から学ぶのではなく、感性で香りを組み立てるレッスンでした。自分に向き合い心の声を聴く集中力、内に抱く印象を直感的に捉える感性が必要でした。頭脳ではなく、感性により、深く自分と向き合えました。あれこれ考えてしまっては、ぶれてしまい香りを選べません。出来上がった香りは、私が内に抱いていた包容力と気品を持つ理想の男性像が実現されました。この香りを纏うことで、香りと同じ男性像に創造したいと思います」
『香りのタイトルと香りの物語(イメージ)を設定して、自分の直感と感性を頼りに精油を選んで調香するプロセスが、始めは難しく感じました。でも、最終的には、芯の強い優しい女性のイメージにぴったりの素敵な香水が出来ました。自分の思い描く理想や目標に達するために、この選択は正しいのか。。そんな迷いや心配があったら、自分の直感と感性を信じることが何より重要だと改めて思いました』
精油は、頭から(効能や化学的なこと)入ると、やがて大きな壁にぶつかります。
これは、ヨーガにも同じことが言えます。
最終的な理解は、頭ではなく内なる感性だからです。
今は、形から入り心の方をあまり学びませんでしょう?
目に見えない分野ほど、スピリットから入らないとならないのです。
なぜなら、スピリットがその世界の核になっているからです。
智識は、その上に成り立っています。
このセンスは、本からではなかなかわかりにくいですね。
ぜひ、実際にそのセンスが身についている方から精油やヨーガの世界を学んでみて下さい。
今日は、まさにフレグランス・ヨーガレッスン、心と体と向き合う時間でしたね。
またレッスンしていきましょうね。
どうもありがとうございました。