心のけがれを落とす思いやりと感謝





 今日、ヨーガは世界中に知れわたりました。

人類規模で広がったヨーガを思うと、ヨーガそれ自体に「意志」があり人々の意識にのぼってきたのではないでしょうか?

なぜなら、人間が意識を目覚めさせていくには方法と実践がなければならないからです。


いくら本を読んで共感しても、「それで私が変わることはなかった」

この誰もが経験する「変わらなかった症候群」。

現代人は、結論を出すのが早すぎます。

人間のスピリチャルな変化、進化、浄化には時を要することを理解しなければなりません。


混沌とした時代に生まれた現代人に、心と体、魂に関して源泉の知識をもつヨーガが必要ではないでしょうか。





 ヨーガは別名、実践の科学と言われます。

実践と行動が人間を変えていくのです。

あなたの口から出る言葉、あなたが考える思考、あなたが表現する身ぶり手ぶり。


これらが変わっていかなければ、心と体は変化していかないのです。



現代はあらゆるボディワークが盛んです。

しかし、ワークショップなどで体験したあの体感を、日常的にキープしていられないと感じている方は少なくないと思います。

結局、戻ってしまう。

人間の肉体は感情の貯蔵庫です。

体に染みついた古い記憶を解放していくには、ボディワークだけでは多大な時間を費やすことになります。

人間の体は心とつながっています。

同時に心も、さらに的確に言えば心の方から高めていかなければならないのです。



人間は心と体、意識、知性、精神、エネルギー、魂といった様々な要素から構成されています。

心と体、知性を包括的に目覚めさせていくことが、魂から自分を変えていくことです。




人間は、どこまでも意識を発達できる高度な精神的存在です。

ですから、精神を高めなければ霊的に進化することはないのです。

変わるために必死に頑張ると、よけいに我の力が強くなってしまいます。

思いやりと感謝の心を育てて下さい。

思いやりから考え、思いやりから言葉を発し、思いやりから体を動かす。

一瞬一瞬を意識して自分から思いやりを発するからこそ、あなたのオーラがゆるぎのない清らかさを放っていくようになるのです。

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