Sujataさんのヨーガ道

Sujataさんは現在、高尾のお寺様でヨーガ教室を主宰されながら、

ヨーガインストラクターとしてもご活躍中です。

さて、Sujataさんのヨーガ実習記、気になりますね。

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今日は、我がヨーガの師であるお教室のハタヨーガ実践クラスで、

ヨーガの実習に参加して参りました。

都会の真ん中にいるとは思えないほどの静けさの中、
ヨーガの実習は始まりました。



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同じ関節ほぐしを行っても、同じアーサナ(ポーズ)をとっても、


その時の自分の肉体や精神状態、

そして意識の持ち方で毎回違う感覚を得ることができます。


今日はそのことを深く、そして強く感じられた実習の時間となりました。


「人間は脳のシステムによって支配されている。だから、常に意識的に、全て意識して行動すること。自動的になってはいけない。
 
同じ動きをしていても、新しいことをしているのだということを脳に伝えていくこと。

そうすることにより、古い記憶を新しい記憶へと、悪い癖を良い方向へ正すことができる。」


ヨーガの師は、アーサナを行いながら、こういった生きるための智慧を次々に吹き込んでくれます。





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このお教室のお寺さんの入り口にある黒板に書かれていた劉希夷(りゅうきい)の言葉。


「年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず」


毎年同じように花は咲き、やがて散っていきます。

毎年のことなのに、花を見て喜び感動を味わいます。


花は同じように咲くけれど、それを見る人の心は決して同じではない。


同じ花を去年も見ているのに、去年とは違う喜びや感動を味わっている。


そして、毎年毎年同じ姿で花は咲くけれど、それを見ている人間の姿は、年ごとに変る。


なんとも儚い歌ではありますが、ヨーガの実習と重なる部分があり、この言葉に心惹かれました。



この詩のように、ヨーガの実習も、繊細に意識して行うことで、


同じアーサナでもいつもとは違う新しい感覚を味じわうことができます。


肉体を整えることにより、体に変化が現れ、


それがやがて心の変化へと、体と心の調和をもたらすことができます。


-意識すること。

自動的にならずに。

心の良き成長を目指して-



今日のこの気づきに感謝いたします。

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