Jai Shree Krishna Yogneyi Juna ji

Jai holy gau mata holy cow


北インドにいるホーリーワーカーの同胞から、添付ファイル付きのメールが届きました。

開けてみると、友人が山で飼う聖なる牛の写真でした。


友人の聖なる牛は、俗世間から離れたヒマラヤの山の麓で飼育されています。

インド中にいる野良牛と違い、世俗的な世界に降りたことのない純粋な牛です。


彼は、真の意味で聖なる牛を神のために飼育しています。

理由は、ただそれだけです。

誰に見せびらかすでも、自慢するでもなく。




聖なる牛は、毎日10時~17時に放牧されます。

ヒマラヤの新鮮な空気と、神聖なプラーナを吸収した野草を食み、散歩の日課をこなします。


聖なる牛の体内には、不純なものは一切入っていません。

一方、インドの街中にいる野良牛は、人間の捨てたゴミを餌に生きています。


見るもの聞くものすべてが、一貫して聖なるもので統一されている牛なのです。


友人いわく、聖なる牛の尿は、人間を浄化してくれるのだそうです。

牛の尿⁉︎

驚きましたが、いたって真面目に話す友人を見ていると、ふざけた話ではないとわかりました。

少量飲むだけでいい、そう力説していましたし…。



全ては、神のはからい。

そう言う友人は、私のことをこう呼びます。

Yogneyi Juna


神のはからいが働き、聖なる山で聖なる牛に私も会えるのでしょうか?

そして、聖なる牛の尿を飲むのですね・・・。



「ホーリーワークは神が人間に望んでいることだ」


そう言う友人のメールの表題には

Jai Shree Krishna Yogneyi Juna ji

そう書かれてありました。


友人は、リアルなスピリチュアルな体験にガイドするガイドさんです。

表向きは、普通の観光ガイドさんですが。

またの顔は、スピリチュアル・ヒーリングのヒーラーです。

その顔は、地元のインド人も知りません。


彼がそのような人物であることを知るのは、時期が訪れた方だけのようです。


と言うのは、私は友人と知り合うようになり、彼の正体を4年目にして知りました。

また友人も、私がヨーガインストラクターではないことを、出会って4年目にして知りました。


これまでに、渡印のたび何度かチャイをご一緒していましたが、お互いの深い顔は出さずにいたのですね。
 


友人はヒーリングについて、このように語ります。

真のヒーリングは、セミナーで習得することでも、習って出来るようになることでもないんだよ、と。

ある日、突然にその力を授かるのだそうです。

つまり、その力の媒介になるということです。


友人は、ヒーリングの代金を頂こうとしません。


私も一度、友人のヒーリングを受ける機会がありましたが、お金を支払いたい旨を伝えると、誠実な態度で断られました。


それでは困ると伝えると、5ルピーでも無銭でも、Junaの気持ちでいいから。それより笑顔でいてくれたらそれでいいと、ハグを返してくれました。




ヒマラヤの山に詳しい友人いわく、インドには、この現代でもいまだ存在するヨギたちがいると言います。

ただし、彼らは俗世間にはいないそうです。

では、ヨーガの聖地と言われたリシケシにはいるのでしょうか?

幼稚な質問をしたと、言ったあとの空気感で知りました。

今となっては、当然にいないそうです。



友人は、私のことをいつかリアルなヨギに案内すると言っていましたが、段階的に会わせていくのだと言います。

いきなりハイレベルのヨギに出会わせても、理解できないからだと説明してくれました。


友人のはからいに感謝します。


ハイレベルのヨギは、神のような人格だと友人はウットリしながら語ってくれました。


お会いしたいです。

ですが、私にはまだまだ煩悩ばかりで、その日はなかなかに遠そうです。


とは言え、次はいつインドに行くのか、私にはわかりません。


全ては神の手中です。

私は、今は日本でホーリーワークを務めます。

反復しますが、すべては神のはからいなのです。


それが、神の道具意識で生きるホーリーワーカーの生き方です。

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