心を静めて霊性を高める魂の道場

物質世界で生きる人間は、一日のうちわずかな時間であっても、静かに目を閉じ、内奥の神性さを感じて物質的意識とのバランスをとることが大切です。


そうすることで、物質的意識に偏りすぎず、霊性を高めていくことが可能になります。


ですが、そうした事を後回しにすると、人間の心は物質的な考えや悩みにとらわれるようになり、他人の意見や大衆的な情報に染まっていきます。


神性なエネルギーが枯渇すると、低い心が思考を占領するようになってしまうのです。


物質世界で生きる人間は、ほんの少しの静かな瞑想の時間を持ったり、夜眠りにつく前の数分を、内省や祈りにあてたりすることが必要なのです。


いつも傍で導いてくれる守護霊の存在を感じると、気分はまったく違ったものになります。


わずか4~5分でよいのです。


絶えずあなたを導いて下さっているその存在を感じることによって、本来の自分を取り戻せるようにるのですから。 


しかし、現実にはその5分さえ、時間を取ることがなかなかできないかもしれません。


自分と向き合う意識はどんどん薄らぎ、物質的意識が思考を占め、日常の自動的な生活にはまっていきます。


鈍く重い肉体をまとった人間が、常に自分の神性を自覚していることは大変なことです。


不安や恐怖をあおるばかりの情報社会の中で、自分一人の意志で霊性を高め、魂を成長させていくことは、並大抵のことではないのです。

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