ヨガインストラクターに欠かせない指導技術
ヨガインストラクター養成講座を卒業しても インストラクターデビューしていない人。 実は少なくないのではないかと思い、今日 この記事を書いています。 本日、初めて個人指導にいらした方も、TTC(ティーチャートレーニングコース)を卒業されたばかりの方。 「教えるなんてまだまだ」と謙遜されています。 当教室を訪ねてくださるTTCを卒業したけど「自信がない」という方々。 卒業したスタジオは違っても共通していることがあります。 それは、プロとしての指導技術を身につけないままTTCが終わってしまうことです。 人は誰もがいずれ魂とつながる進化段階に到達します。 それにはある条件が必要なのです。 「健康」です。 その条件を一人ひとりが獲得するサポートを、私たちヨガインストラクターがヨーガレッスンを通して行います。 そのために必要なのは、動けない人を動かす指導技術です。 ですから、TTCでは指導技術を習得するトレーニングが重要なのです。 ダンサーが毎日踊って磨き上げるように指導技術を身につけていかなければなりません。 本日個人指導にいらした方は、200時間のTTCを修了しましたが、指導技術を身につけていないまま卒業されたことが「自信がない」の根拠だということに気づかれました。 プロになる道を選んだのですから、友達や家族に教えるレベルに甘んじずプロとして認められる指導技術を身につけるよう訓練すべきです。 ポーズを教える言い回しを暗記して動きを教えるだけならDVDで十分です。 しかし、ヨガインストラクターが直接指導するということは、DVDでは得られない「指導」を提供することです。 指導というのは、できないことができるようになる道のりを導いていくことです。 動きの指導だけではなく心理的指導も必要です。 ヨガインストラクターのプロになればなるほど千差万別の指導技術をそなえています。 ヨーガレッスンにおける指導技術は、自らのヨーガの実践と人間性が基本になって、その上にトレーニングで磨き上げたプロとしての指導技術が成り立ちます。 TTCの200時間、このような自覚をもってプロになる道を歩んでいけば、卒業後に「自信がない」という顔は出てこないはずです。 誰にでも弱い心はあります。 トレーニングという道は一歩進めば弱い自分が出てくる繰り返しです。 自信がないことが悪いのではありません。そこで歩みを止